2008年10月31日金曜日

実家に来ています 2008秋

実家の弘前に来ています。
夏休み以来、です。
たぶん、MacBookが起動されるのもそれ以来でしょう。
(両親が使っている気配はほとんどなし)

イーモバイル、久しぶりだとどーやって接続するのかちょっと逡巡。
単に電話マークをクリックしてやればいいのね。なるほど。
あとは、窓際でやらないとつながりませーん。

コドモはさっそく、大草原の小さな家の一回目(お父さんが木から落ちるという話)と、いいでば英語塾を見ています。既に定番化。
かんごーかいさ、いがねなー! がにとがしゃえび。 とハチローさんが言ってます。

さて、明日はりんご畑に行って、収穫と箱詰めと発送をします。
ガンガン送りますよう〜!

今回の荷物の覚え書き。
3泊4日、秋、実家。
○子供の着替え上下、4組。
○私の着替え、フリース3枚、長袖Tシャツ1枚、
○ズボン1着、ジャージの下、1着。
○子供の下着、上下3組。
○おむつを7−8枚。
○おしりふき。
○その他私のアンダーウエアと靴下など。
○ケータイと財布とチケット。
○歯磨きセット。
○iPodと本5、6冊。
○おもちゃ(子供が自分でリュックに詰めました)

バックパック一個におさまったので、今回荷物は宅急便で送りませんでした。
バックパックは、IUBMBでもらったやつ。
こないだ押し入れから発見されました、ASPBのよりも一回り大きくて使い勝手が良いです。

今回忘れたもの。保険証と母子手帳。
ああどうか通院するようなアクシデントがありませんように。。。
あとコンタクトのケースを忘れました。
まぁこれは実家に代替品があったのでよしとします。

埼玉も冷えこんでいたので、こちらの寒さもあまり気になりません。

アプライ

一昨日の夜(水曜、29日)になって、
「昇進制度は今年はどうするのか?」
という打診を上司に受けました。

あ、そう言えば。その時期でした。
(勝間さんのセミナーに出たとき、予定にも入れていたもの。)
なんとなく、まだ先だと思っていたら、締切が今週金曜(31日)!!!

昨日(木曜午前中、30日)、大急ぎで書類を用意しました。
顕微鏡の使用予定がちょっと後ろにずれこんでしまったけど、
無事完成。

去年、一昨年と、二年間アプライを見送ってきたものです。
こちらに着任してから、自著論文が出るか、共同研究で大当たりするか、
そのいずれかでないと出しません、と上司には宣言していました。

その条件を満たしてはいないのですが、自著論文を書く見通しがたったこと、
共同研究で投稿中のものが3報あること(ひとつは大きいところに出したと聞いています)、
ということで自分のなかで折り合いをつけなおし、アプライしてみることにしました。

面接が12月末です。さてどうなりますことやら。
それまでに、上記の条件が満たされていたら、堂々とやれるなぁ。
あとはスキマ時間にせっせと読書をしようっと。

2008年10月29日水曜日

敏腕テクニカルスタッフAさん

2年半、私と一緒に仕事をしてくださったAさんが、旦那さんの転勤に伴い、退職されることになりました。

私は3週間ほど前に聞いていたのですが、昨日ラボ全体にオープンになりましたので、ここに書けるようになったというわけです。
もう、ずいぶん立ち直ったのですが、結構へこみました。
旦那さんの転勤ということで、いたしかたないのですが、ちょっとやそっとでは書きつくせないくらいお世話になったので、もう一人の研究員の人と、がっくりしていました。
10数年ぶりに失恋の気持ちを味わったかも、という感じ。

ということで、次の人を探さなくてはいけないのですが、なんだかもう後ろ向き。
それを奮い立たせて、公募の文章を考えたり、あちこちに声をかけたり、ということをし始めています。
なんかね、でも気がついたのですわ。
その時、私、笑顔がないのです。
あー、こんなんでは、福が来ません。

無理はしすぎない程度に、こつこつと、前向きに、リスタートしましょう。
ネガティブな気持ちを自分の中でこねくりまわさないようにしましょう。

Aさんが、新しい場所に移られても、どうかどうかハッピーに暮らしていけるよう、心からお祈りしています。

2008年10月27日月曜日

整骨院で酸素カプセルとソフト骨盤矯正にトライ

この頃、ちょっとテンション低めです。
まあいろいろとあって。
運動も、読書も、停滞気味。
早起きに至っては、ダメダメです。
何とか復調したいなぁ。
何といっても疲れ気味なのがよろしくないのでしょう。
なにごとも、体と心が資本ですから。

ということで、整骨院に行ってきました。
最寄駅の駅前に、今年になってからできた整骨院です。
前々から気になっていたので。

実はこれまで、保険がきく整骨院には行ったことがありませんでした。
まぁでも、要は保険が効く範囲というのはかなり限定されるのですね、ということを学びました。
施術の種類とか時間とか。
プラスアルファ、となると、(保険が利かない整体やマッサージ屋さんなどと同程度の)
「普通の」相場のお金がかかります。はあなるほど。そう言う仕組みなのですね。

今日は酸素カプセルなるものにもトライしてみました。こちらも保険は効かず。
でもおもしろかったです。
気のせいか、昨日からずっとしていた頭痛が良くなりました。
途中で気がついたのですが、もっとすーはーすーはー呼吸をマメにしとくんだった。
(↑貧乏性。)

低周波治療器を首と腰に10分くらい。
そのあとマッサージ。
延長で「ソフト骨盤矯正」と「頭痛・眼精疲労」。
すっきりしました。
骨盤は、やはり曲がっているようです。
しかも、想像したよりもかなり妙に。
ええと、今一生懸命思い出してるんですが、
左側が後ろに下がっていて、さらに右側は上に。
そのせいできっと左足の股関節がこきこきするのでしょう。

平日通えるといいんですが。。。
無理かなー。。。

3D映像の秘密

さっそく検索をかけてみました。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080918/158202/

へえええええええ。
144フレーム/秒で、右目用と左目用を交互に投影しているそうです。
右目用と左目用の投影装置が二つあると思いましたが、そうか、高速フレームレートで交互に投影しているのか。なーるほど。

メガネはやっぱり偏光でした。
センター・オブ・ジ・アースも見たくなってしまいました。

将来、学会会場でも、では3Dメガネをかけてください、なんてことがありますかね。
同じ方法を採用するとすれば、
高いフレームレートでなおかつ偏光を投影することが可能なプロジェクターと
右目用と左目用の画像を作成して交互に配置することができればいいのか。
後者は今でもやろうと思えばできるなぁ。
すごいなぁ。おもしろいなぁ。

ええと、コドモ用の映画で妙なことまで思いを馳せてしまいましたよ。

3Dポケモンを見ました

今日は創立記念日でお休みでした。
単にお休みなのだったら、ラボで仕事もできるのですが、
キャンパス全体が停電でした。
というわけで、今日はコドモの保育園もお休みさせ3人ともoff.

部屋の掃除をして、せっかくの平日の休日、
何をしようかねー、と悩んだあげく、ポケモン映画を見に行きました。
立体メガネをかけると、本当に浮き上がって見えます。
3D映像に変わった瞬間、「わ、すごーい!」と思わず声が出てしまいました。

メガネをはずすと、立体になっている部分は二重に見えます。
メガネをかけて片目ずつ見ると、普通の二次元画像に見えます。
どうやら、画像の奥行きは、5~10段階くらいのレイヤーに分かれているように
思われます。

この立体画像表示の仕組み、どうなっているのでしょうか!?
どなたかご存じありませんか?

なーんて、これで終わると「教えて君」になってしまうので、
検索とかかけてみる前に推理してみます。

画像は二種の偏光によって映写されている。
メガネをかけることにより、片方の目は、片方の偏光映像しか入らない仕組みに。
二種の画像をどうやって作るか。
レイヤーの深さに応じて、右目で見る像と左目で見る像に角度のズレを生じさせる。
(数学的に適当に変換してやればいいのかな。X方向に。)
で、右目用画像と左目用画像を作製。
それぞれを、直行するような偏光を用いて映写。

もうひとつ会場でしておけば良かったと後悔する実験ひとつ。
メガネをかけたまま、首を90度傾けたらどう見えたか?

えーと、とりあえずコドモは大喜びでした。
夫は目が痛くなった、とこぼしていました。
確かに、ちょっと疲れます。
まあ15分x2という構成は、そのためでしょう。
センター・オブ・ジ・アースは全編3Dなのかしら。

2008年10月26日日曜日

プラグインがはいったー

レッツノートにしてからずっと悩んでいたこと。
動画や画像を表示するプラグインが機能しなーい。
flash playerをmacromediaからダウンロードすること、履歴によると3回。
多分その時ごとに、手動でプラグインをインストールを試みているはず。
そしてすべて失敗。なぜだー。

今日はadobeからダウンロード。4回目なので、ダウンロードマネージャーには、install_flash_player(4).exe
と出ました。カッコ4ですよ4.
なんとなーくアイコンのかたちが違うので、もう一度トライ。
おおっ!やった。インストールできたー。
そしてちゃんとFireFox上に表示されました。

夏以来、ほぼあきらめ気味だった懸案ですが、解決するとすっきり。
理由はよくわかりませんが。あはは。

2008年10月25日土曜日

東大柏キャンパス一般公開

Gmail を使っていたら、「東大物性研一般公開」という広告がひと月ほど前から目についていました。
というわけで、子連れで行ってきました。
昼ぐらいまでテンション低めだったので、出発が遅すぎ、1時間ちょっとしかいられませんでしたが、いろいろ面白かったです。以下感想を箇条書き。

○柏の葉キャンパス前から無料シャトルバスが出ていました。ありがたいです。
○物性研一般公開、と思っていたら、柏キャンパス全体の一般公開ではないですか。
ということは、物性研ディビジョンが柏キャンパス組織の中で頑張って宣伝をしたということなんだろうなぁ。
○新領域の方には知り合いがいそうなので、まずそちらに行こうとしたのですが、順路が全く分からず、時間もないので速攻断念(あとから、総合案内でもらったパンフを見ればわかったかも、ということが判明。)
○物性研の方はたくさん矢印があって、とりあえずそれに沿って進んで行けば何かしらの展示会場に到着できました。
○低温液化室でクイズに答えて風船をもらいました。
○「世界最大のフライホイール付き直流発電機」を見ました。装置の原理を体感するために、自転車をこいで電流を取り出す装置にもトライしました。こういう取組みっていいですね。
○「放射光―高速電子が放つ夢の光―」へ。電子を加速すると出てくる放射光。シンクロトロンの外が熱くなる、なんだこれは、というところから、あら、いろんな波長の光がブロードに出てるじゃないですか、ではこれを使おうじゃないですか、というのがきっかけだったそう。へええええ。最初は周長17mのものなどで見つかりいまやSpring8は1.5km。そのほかに光を強くするファクターは。電子を密に閉じ込めつつ加速すること、などなど。
○顕微レーザー分光(?持ち帰ったパンフレットの中には詳細情報が見当たらない。。。)の基礎を説明してもらいました。お土産に偏光板をもらいました。

なんと、これで時間切れ。。。あーもっと早く行けばよかった。
物性研では、どこを見ていいかよくわからない、という人のために、ガイドツアーというのもありました。これいいですね。対象も小学生と高校生以上、というように分かれています。

どうも子連れでいると、ちょっと質問をするだけで驚かれます。
まぁそりゃそうか。見かけフツーのおかーさんだものね。
あとは、コドモに向けて「(将来)頑張れよー」と声をかけてくれるお兄さんもいました。
うふふ。かわいいですね。こちらも、頑張れよー、と応援したくなります。

帰りはまたシャトルバスで駅前に戻りました。
せっかくここまで来たので。。。ついでに駅周辺なども観察。
どうも都市計画にかなり気を使って雰囲気であります。
駅の真ん前に専用のブースが。
うーん、なかなか好感持てます。
私が住んでいる市、特に駅の北側は、かなり適当に開発されていて、
畑の中に無秩序ににょきにょきとマンションが建ちまくっていますが、
ここはずいぶんプランがしっかりしている様子。

ららぽーとがとりあえずどかんとあったので、入ってみました。
これが大正解。
ここまで子連れフレンドリーなショッピングモールはこれまで行ったことがないかも。
トイレやカフェのスペースなどに、子連れ客への自然な配慮がいっぱい。

あと、感動したのが、本屋が大きい。これは大きい。しかも、品揃えのラインアップが全然違う。
東大本郷の生協書籍部の雰囲気を思い出させます。それにカジュアルテイストを加えてスペースを2倍くらいにした感じ(とはいえ、私の書籍部の記憶は10年前のものですが)。
それから、洒落た、気の利いたおもちゃ屋さん。そうなのですよ、こういう、質の良いおもちゃ、いいなぁ。ヨーカドーのおもちゃ売場は、和光も弘前も雰囲気がかなりかなり似ています。さらに池袋東武百貨店も、その路線の延長線上にあります(もちろん東武のほうが高級なものの品揃えがよいですが)。
それとは一線を画しています。広尾で見たおもちゃやさんに近いかも。
そのほかにも、近日オープン予定のアカチャンホンポ。大きな楽器屋さん(こちらは音楽教室とも連携)、映画館が入っているようです。1階部分は東急ストア。
私と同じくらいの世代の人が、一戸建てあるいは広いマンションを買い、子供に音楽を習わせたりちょっと頭を使う質のよいおもちゃで遊ばせ、書斎には本がたくさんあって。週末には映画も見れる。もし柏に職があったらこの駅近くに引っ越しますね、で、おそらくこの駅から滅多に出ないでしょう、おそらく(笑)。子供が小さいうちは保育園問題がありますが、そのあたりのどうなんでしょうかね。

柏、赤丸急上昇です。
と書いていたら、伊藤ハム柏工場のニュースが。あらららら。。。

サイエンスZERO

昨日保育園にお迎えに行って、帰りいつものようにヨーカドーに向かっていたところ、
ちょうどサイエンスZEROの再放送をやっていました。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp230.html

おおっと思い、ヨーカドーの駐車場に車を止めてひとしきり見ました。
おおっ、うちのボスが出た!去年取材に来たときの映像だー。
「○○せんせいだよー」と言ったら、
今まで早くヨーカドーいこーとぐずっていた子供、
突然興味を持ちだしました。
わっ、電子顕微鏡だ。観察しているひと(後姿)、私です。
「これママだよー」と言ったら、コドモ、大喜び。
おおっと、ゴルジ体の顕微鏡写真だ。
ちなみにこれも私が撮りました。
後姿よりこっちの方が私的には嬉しい♪
「この写真ママが撮ったんだよー」と言ったら、コドモ、ますます大喜び。

ママが仕事をしている姿を見せることができてよかったです。

2008年10月23日木曜日

Kさんの送別会

今日は、職場の託児所と男女共同参画委員でご一緒させていただいた、Kさんの送別会でした。

Kさんとの最初の御縁は託児所でした。
託児所に入所するタイミングがちょうど同じ月でした。
私は産後7か月でしたが、Kさんは産休2か月で即復帰されたそうです。

その後参画の委員に二人とも入ることになり、私の子供が別の託児所に移ってからも委員会でお目にかかることがありました。

Kさんはいつもにこやかで、なおかつ凛とした強さを感じる素敵な方で、私の憧れでした。

このたび京大に移られることになり、参画のTさんの企画で今日の会となりました。
参画の中の限られたメンバー、でしたが、最後に委員長のO理事もいらしてくださいました。
楽しいひとときを持てたことに心から感謝、感謝です。

お酒をほぼ絶っていた私ですが、Kさんも飲んでいらっしゃったので、
「Kさんと飲むなんていう念願の機会はもうそうそうないかもしれない」と思い、飲むことにしました。

特に印象に残っているのは。
研究所のニュースレターに出ていたのを見て、あれ、これぜったい○○ちゃんのお母さんだと思うんだけど...と思いつつ、お子さんの苗字と違うので、なかなか確信が持てず声をかけられなかったこと。私もそうですが、旧姓でお仕事されているママ研究者にはありがちなことかも。

のちに、実は大学から大学院時代は同じ建物で過ごしたらしいことを知り。
業績経歴とも輝かしく、でも謙虚で、なおかつ主張するときには見事にポイントを突いたずばりとした意見を述べる。あんなふうになれたらなぁ、といつも見上げてきました。

そうそう、それから、私が大学院時代に大変大変お世話になった助手の方と同級生だったそうで、なんと世間は狭いことよと思ったり。その助手の方も(男性)、男女共同参画の仕事に巻き込まれた...、もとい、仕事をされてをいたのですよね。なんとなく静かな共鳴を(勝手に)感じてしまいます。

それから。
Kさんのお子さん、とーーーてもかわいいのです。
ほんとうつくしいのです。
あと、小さいときからひとりで寝てくれるという話を聞いたとき、んまーなんて素晴らしいの!と思いました。

Kさんとお子さんがこの地を旅立たれるのはさびしいことではありますが、
Kさんのますますのご活躍と、ご家族のご多幸を心からお祈りしております!
企画してくださったTさん、有難うございます!

2008年10月19日日曜日

大根葉のふりかけ

依然として、全粒粉や玄米をできるだけ食べるようにしています。
先日、研究所のママ先輩から大根葉をいただきまして
(Tさんありがとうございました!)、
ちりめんじゃこと一緒にふりかけを作りました。

大根葉はよく洗って、みじん切りに。
水気を切っておきます。
ごま油をややたっぷり目にフライパンへ。
ちりめんじゃこを入れ低温でゆっくりかりかりになるまで炒ります。
大根葉を入れて、みりんとめんつゆなどで適当に味をつけます。
水気がほとんどなくなるまで炒ります。
最後にゴマを多めに入れ、3つばかりはねるまで炒ります。

これが、玄米のごはんに絶妙に合いました~。
煮てあったひたし豆を添えたらこれまたものすごく良く合う~。

2008年10月18日土曜日

ケータイが直った

やっと昨日、ドコモショップに行ってケータイのことを相談しました。
そしたら、バッテリーが放電し切ってロックがかかった状態だったとのこと。
ロックを解除してもらったら充電もできるようになり、回復!
よかったよかったー!!!

ついでに、パケ代について相談。
先日届いた請求書、で気づいたのですが、
パケ代もんのすごいことになっているわけです。
で、月ごとの様子を教えてもらったところ、8月だけ特異的に高いことがわかりました。
普段の4倍くらい。
何か心当たりはありませんかと言われ。。。
8月?夏休み中に何かやった?

そうだ!ケータイで撮った画像を、 Gmailアドレスに転送しまくったんだった!
ということで、画像保存用のSDカードを購入することに。
1Gで2300円とかでした。
ちなみに2Gは3000円代でした。
パ、パケ代よりずっとやすいではないですか。。。(←あたりまえです)
あとパケホーダイダブル、というのに来月から変えてもらうことにしました。

セミナーおわりました

研究室でのセミナーは年に最低3回くらい回ってきます。
昨日は5月以来のプログレス。
あんまり、進展がなかったんですが、
論文に向けて一歩一歩、といったところ。
碁で言うとヨセです。

前々日ダウンしてしまったのですが、
学会用にいろいろとまとめてあったので、
なんだかさくさく終わりました。

あと、科研費も、学会もそうだったんですが、
いつもより準備が早く終わってます。

前日にレジュメを作り終え、打ち出していたら、
同室の方に、
「いつも当日朝にホチキス止めとか手伝ったりしてたのに、
どうしたんですか!?」
と言われました。f^^;;;
す、すみません、今までほんとにお世話になってました。。。

こんな余裕があるのは、自分でも驚き。

考察するに。
○ブログを書いたりすることでアウトプット速度が上がっているような気がする。
○マインドマップで楽しくできる。
○コーヒーとアルコールをやめ、肉と砂糖を控えたら、焦燥感がなくなった。

でも最後に一個ミソがつきました。以下その経緯を。

当日、セミナー開始の一時間前に到着。
調子こいて、「あ、このデータも入れよっと♪」
ともう一枚スライドを追加。写真をぺたぺた貼って、さてパワポも完成。
MacのデスクトップからLet's Noteにパワポを移しましたところ、

画像がうまく表示されないものがいーーーーーっぱい!!!!

そ、そうだ、これはこないだ学会の時にも体験したぢゃないかー!!!
Let's Note に移す可能性があるプレゼンの画像データは、
TIFFとかじゃだめなんだよー!!!
jpegにしないといけないんだよー!!!
私のあぽあぽあぽあぽ~!

もう一人のプレゼンターの方がMacを使うというので、
それにパワポを入れさせてもらって難を逃れましたが。。。

つぎは気をつけましょう。
はい、思いっきりブログで備忘録、です。

2008年10月16日木曜日

ケータイが壊れた,小休止

ケータイが壊れたようです.
その経緯は.

一昨日,ヨーカドーの中にあるパン屋さんに入って
お金を払おうと思ったら財布がない!
(ここは,カードが使えない,現金払いのみ)
うろたえました.
サザエさんのテーマソングが頭をよぎりました.

落ち着こうと思い夫に電話.
でも財布がないの,とは言わず(言えず).
電話を切った後でケータイ手からすべり落ちました.かつーん!

さらに落ち着こうと思って,
手持ちのクレジットカードでヨーカドーで買い物をまず済ませて.
一度車に戻りました.

財布は結局車の中にもなく.
かろうじて車の中にあった小銭で,パン屋さんに戻ってパンを買いました.

家に帰るまでどきどき.

日曜にトレーニング室に行ったときの袋から出していなかったことが判明.

ああああああよかった.

でも,その後夫に再び連絡を取ろうとしたら,
ケータイが反応せず.

一回無償で機械を交換してもらったので,もう無料交換はナシだなぁ.
これは,iPhoneにせよとの啓示かもしれない...
でも,おじいちゃんたちとのテレビ電話ができなくなってしまう.
悩みどころ.

昨日はフリースで来てしまい大失敗.暑い暑い.
フリース,やたらきゅうくつなんですけど,なぜ?
やはり去年の冬から太ったの?
このきゅうくつさが血行を悪くして肩凝りを悪化させてないですか?
素材もよろしくないのかしら.
綿とか自然の素材感があるものの方が楽かも.

そのせいとは思いませんが,午後から急に具合が悪くなり,休みました.
ちょっと熱があるようです.体がだるい.
ちょっと疲れがたまったようです.小休止です.
でも,
ラボミーティングが金曜です,しぇー!
間に合わせないと.

2008年10月12日日曜日

掃除,夫の母来訪,有酸素運動

今日は久し振りに,夫の母が遊びに来てくださいました.

というわけで,午前中は激しく掃除をしました.
居間とダイニングはこざっぱりしました.ああ気持ちがいい.有難い.

午後は,夫の母と部屋で談笑,主役はもちろんコドモ.
その後近所のお寿司やさんに出かけて夕食.
車で駅に送って行って,帰宅.
車中で子供が眠ってくれたので,読書をしながら篤姫を鑑賞.

篤姫が終わっても子供が起きる気配がないので,これはチャンス.
和光市総合体育館のトレーニング室で,たっぷり有酸素運動をしてきました.
最近のマシンて高機能なんですね.びっくり.
消費カロリーがリアルタイムで表示されます.
自転車を30分.負荷は40からだんだん上げて最後は70に.
背もたれがあるタイプにしました.テレビも見ることができて(音声も聞ける♪)
消費カロリー,100kcalちょいで,ご飯0.6膳分だそうです.
その後runnning/walkingマシーンで20分.こちらもテレビが見れますが,音声はナシ.
最初の8分走っていましたがふくらはぎがすぐにつらくなり,walkingに切り替えました.
walkingでもそのままの速度で行けることに気づいたので,6-7km/hで.
トータルで20分.なんかモーローとしてきて,迂闊にも消費カロリーを忘れてしまいました.
バナナ一本にあと一歩で届かない,という程度.
(そう,最近のマシンは,リアルタイムで消費カロリーが表示されるばかりか,それを食物に置き換えて表示してくれるのです...最初はキャンディー,次はカフェオレ,次はバナナと,いった具合.)

最後の有酸素運動のレポートが大半を占めてしまいましたが,部屋も片付いたし,運動もしたし,すっきり爽快です.

2008年10月11日土曜日

GFPとわたくし (就職への道のり特別編)

改めて,GFPについてのエントリを書こうと思います.

【GFPを知った】
1990年代中ごろ(たぶん,96年とかそのくらい)に,
大学院のセミナーで後輩が紹介したのを憶えています.
その時は「へぇー」と思いました.
多分,今回の受賞者のChaflie教授の論文なのではないかと思います.
まもなくして,卒研時代のボスをはじめ(→つまりは今のボス),次々と周囲のラボで,
「これからやるんだ!」
「ほんとに光るらしいよ!」
という話を聞きました.まずは出芽酵母などから.

植物でも使えるのかなぁ...?と,何だか当時は遠い存在,で,
その後こんなにお世話になるものだとは想像もしませんでした.

1997年に,Cornel大の女性教授二人が研究室を訪問されました.シンガポールでの学会の帰りにうちの教授と会いたいとのことで寄られたのでした.
二人とも既にGFPを植物に応用されていました.
Hanson教授は,stromuleという構造をGFPを使って発見した,という論文をその年のScienceに報告していました(stromuleは色素体からにょろにょろっと出てる構造,色素体は未分化な葉緑体,と思ってくだされ).もう1人の,Lazarowitz教授は,ウイルスが植物に感染する時に使うタンパク質を,GFPを使って可視化していました.

東京案内を仰せつかった男性の先輩が,一日浅草などの観光につきあったあと,
ショッピングに行きたいって言っているんだけどさ,ボクよくわかんないから連れて行ってあげてよ」
と依頼されました.つたない英語で池袋の東武デパートをご案内しました.それでも,男性の先輩よりはかなり役に立ったようで,大変有り難がられました.

その後.セミナーを聞き,いたく感動しました.

これまで,細胞の中のオルガネラを見るには,少なくとも固定して(つまり細胞を殺すということ),必要であれば樹脂に埋め薄い切片にして,さらに,試薬で染色しないといけませんでした.
オルガネラよりもさらにさらに小さいレベル,例えばタンパク質を見ようと思ったら,もっともっと大変.「良い」抗体を入手し,試料に対して抗体染色をして(フツーの染色よりも,数倍~数十倍くらいの時間がかかると想像して下され),顕微鏡で観察.

ところがGFPは,興味のあるタンパク質の遺伝子にGFP遺伝子を融合して発現させる細胞や個体をいったん作ってしまえば,
「生きたままで見ることができる」
のです.
もちろん,そういう細胞や個体を作るのにはそれなりに時間と労力を必要とする場合もあるのですが(また,たまに本当の局在を示さない,ということもなくはない,ということも一応付け加えておきます).

何より,生きたままの細胞で興味のあるタンパク質を「視える化」する,というのはライフサイエンスの世界を大きく変えたわけです.
何たって,動きを見ることができるのですから.
ごくごく簡単なたとえで言うと,GFP以前はスナップ写真,GFP以後は動画としても捉えられるようになった,というわけです.
しかも,色情報のある(つまり「」)動画です.

【GFPを使って仕事をした】

その後1999年に学位を取り,卒研時代のボスが97年から新しく構えたラボでポスドクになりました.
そのラボでは出芽酵母と植物が半々くらいで使われていたのですが,私がラボに参加した時点ですでに,出芽酵母ではGFPは光るし使えそう,ところまで来ていました.
私もGFPを使ったプロジェクトをやることになっていました.
ところが酵母で使われるGPF遺伝子だと,植物細胞では光らないことあるんだよねぇ...,という話.
静岡の丹羽先生から分与していただいた植物用に最適化したGFP遺伝子だとうまくいきそう,ということでした.

確か私がラボに参加して1か月半ほど経った頃.先輩が,一過的発現系で植物の培養細胞にGFP融合遺伝子を発現させ,光った光った~!と喜んでおられました.その時はじめて実際に光るGFPを顕微鏡下で見せてもらったのではないかと思います.緑色に,きらきら光っていました.

その後,別の研究員の方が作成された形質転換植物を顕微鏡で観察してくれないかとのこと,顕微鏡仕事ならお安いご用です,とばかりに観察してみたところ,おもしろいことを見つけました.これが実は私の現在の研究(連続した液胞膜上で複雑に折りたたまれたbulbという構造)につながっています.
2002年にその論文を出しました.

このラボに所属していた頃,宮脇先生が編集された「GFPとバイオイメージング」に拙文を載せさせていただいているのですが(はじめての和文総説でした),この本の目次を改めて眺めてみると下村先生も寄稿されています.おおおー!今ちょっと改めて感動しました.
http://www.bioweb.ne.jp/content/ziken_betsu/gfp00.html

2000年頃から縁あって,奈良先端大の先生と,植物の花茎重力屈性の共同研究をさせてもらいました.その論文も2002年に出たのですが,その時の私の貢献は電子顕微鏡観察でした.このテーマは大変に興味をそそられるものでした.そして,重力刺激を与えたときに実際細胞の中で何が起こるのか,GFPを使って生きたまま見てみたい,と強く思いました.ちょうどポスドク3年の任期が満了した2002年の春から,学術振興会のポスドクとしてそちらの研究室に移りました.

奈良先端大での仕事は大変エキサイティングでした.
顕微鏡を横に倒して設置し,顕微鏡のステージを回転させることで,重力刺激を与える前と後の細胞内の挙動を撮影する,というものでした.

花茎で重力を感知する細胞は,外側から数層内側にあったので,いろいろ工夫しました.観察用のスライドグラスを工夫したり,上手に剃刀で茎を削ぎ切りにしたり.観察している場所と回転軸の中心がずれないようにしないと,回転したときに狙った細胞がどんどん視野からいなくなってしまってあわわわわ~,なんてこともありました.10秒ごとに一枚,10分間自動撮影させるのですがその間に水銀ランプの熱が伝わって,熱膨張で顕微鏡のフォーカスがどっかに行ってしまったり...

いろいろいろいろありましたが,この仕事はほんとに楽しかった.
このときにどこにGFPを使ったか.
重力を感知する細胞の中で動くと言われているアミロプラスト(色素体が葉緑体に分化せずに,デンプンを貯めるようになったと思ってくだされ)をGFPで光らせました.また,アミロプラストを包み込んでいる液胞膜,これもGFPで可視化しました.両方とも上司であった森田さんのグループが確立されたものを使わせていただきました(そう,私,顕微鏡仕事は得意ですが,モレキュラー仕事が苦手でして...このあたりを分業にしてくださったおかげで,私は顕微鏡に集中できて大変有難かったです...ということをここに告白します)

アミロプラストがほんとにころころ転がった~!!!という時の興奮は忘れられません.
液胞膜の時は,さらに工夫が必要でした.普通の落斜蛍光照明では像がボケボケしてしまうので,別の階にある共焦点ユニットに接続することから始めました(共焦点ユニットにつなぐと,焦点ボケの蛍光が取り除かれ,シャープな絵が撮れると思って下され).横倒しにした顕微鏡を設置台ごと運びました.大学院生の方々が力仕事を手伝ってくれて助かりました.期間限定で(確か一週間くらい)共焦点ユニットを占有するのを許してもらいました.設置や接続,使ったことのないソフトだったのでいろいろと試行錯誤...無事なんとか期限内のうちに液胞膜のシャープな像が見えて,アミロプラストの部分は逆に黒く抜けていました.これを見たときにはほんとに脳がぞくぞくしました.この論文は2005年に出ました.

その後の留学先でも,ある変異体でミトコンドリアやペルオキシソームに変なことが起こっていないか,GFPを使って調べる,ということをやっていました.

【そして今に至る】

そして現在,最初にポスドクをやっていた研究所に研究員として戻り,再びGFPやそのvariant,また最近も新たに開発されている新しい蛍光タンパク質(これは前もエントリで書きましたが,宮脇先生の研究室で精力的に行われていて,それを使わせていただくことも多いです,大変お世話になっています)を使って,植物を使って研究を行っています.もちろんbulbの仕事を続けているのですが,それだけでなく細胞生物学的に何か新しい切り口をもたらすような革新的な切り口ができればいいな,と考えながら仕事をしています.

この長文をここまで読んでくださった方に感謝します.

【最後に】

さてこのエントリだけでも何回GFPという単語が出てきたでしょうか.
先日書き上げた科研費の申請書にも10回以上出ていると思います
私の使っているコンピューターの中には,一体何件GFPという単語でヒットがあるか,想像もつきません.
私というたった一人の研究者にさえこれだけのインパクトを与えたGFP.
GFPがなかったら,今の私はありませんでした.
顕微鏡をやってきたバックグラウンドがこれだけ強みになったのはGFPのおかげです.
そして,日本だけでなく全世界でこのテクノロジーの恩恵にあずかっている研究者が大勢,それこそ大勢います.Pubmedで"GFP"を検索ワードでかけてみたところ,2008年10月11日現在,実に,15163件の論文がヒットしました.

下村脩先生(もう皆さんご存知かと思いますが,大量のオワンクラゲからGFPを発見・同定した),そしてChalfie教授(異種の生物でもGFPが蛍光トレーサーとして機能することを証明した),Tsien教授(野生型のGFPに変異を導入して蛍光ピークを単一にすることで,理想的な分子の基本形を確立した,実に様々な色の蛍光タンパク質を開発してきた)の業績の偉大さに改めて拍手喝采を送り,心からの,心からの感謝の念をここに顕したいと思います!


2008年10月10日金曜日

科研費ほぼ完了

科研費の書類昨日書き上げました.電子申請にアップして,チェック.
その後一回間違いを見つけたので修正してもう一度アップ.
そして昨夜ふと寝入りばなに,「あ,あそこ直すの忘れた」というのを思い出して,
今日もう一度修正してアップします.
あとは研究所の事務にアップロードしたものを一部プリントアウトして提出します.

今回初めて!だったのは.

「締め切りの前日に書類の体裁がほぼ整っていて仮アップロードできた」
「夜更かしやムリな残業なしにできた」

私も少ーしずつですがじぶん改造中.

そしてもう一度声を大にして.
「物書き仕事にマインドマップ!」
をお勧めします.

何だか本気で,勝間さんのススメに従い,マインドマップとフォトリーディングの講習を受けたいなぁ,と思ってきました.

物書きをしている時に私のオフィスに寄ってくれた他の研究員の方が,
私の書類をちらっと見るなり褒めて下さいました.そういう人が2人いました.
今年は,坪井先生のススメにしたがって,図入りでポイントがわかりやすく,を目指したので,嬉しかったです.
審査員の方にも評価していただけると嬉しいのですが.

さて,次は,来週のラボミーティング.
そしてそろそろ投稿論文を書きはじめます.
(↑ブログに書くと実現するらしい!)

クラゲは85万匹

クラゲの数はもっと多いそうです.

http://www.asahi.com/science/update/1008/TKY200810080259.html?ref=reca

2008年10月8日水曜日

クラゲは5万匹

たてつづけのエントリです。

クラゲは家族総出で5万匹!
だそうです!

下村博士がノーベル賞受賞!その2

前のエントリで、

>これほど早いとは思いませんでした。

と書いてしまいましたが、GFPの発見自体は、1962年でした
そんなに昔に発見されていたとは。(←認識不足を反省)

話題になりはじめ、使われ始めたのは90年代の半ばくらいからでしょうか。
大学院生の頃優秀な後輩が、論文セミナーで紹介していたのを覚えています。
多分その時紹介した論文は、異種の生物でも、GFP遺伝子単独の発現で(つまり基質やco-factorなど他の因子なしで)光らせることができた、というものだったと思います。同時受賞されたTsien博士の仕事だったかも。→後日訂正! Chalfie博士です.

そこから10年ちょっとで爆発的にライフサイエンスの世界に広まり、今では欠かすことのできないものとなっています。

確か、GFPはオワンクラゲの発光器官をそれはそれは大量に集めて、精製したものだとどこかで読んだことがあります(出典が分かり次第またアップします、あ、部分的には検索でヒットしました)。ゲノムなどが決まる前でしたから、地道に地道にモノ集めをしなくてはいけなかった時代だったろうと想像します。

今では、クラゲだけでなく発光するサンゴなどから遺伝子を取るという方法により、新しい蛍光タンパク質が次々に取られています(理化学研究所の宮脇先生のグループにより精力的に行われています)。現在では実に多様な色が選べるようになりました。

下村博士がノーベル賞受賞!

たった今テレビで知りました!

GFP(緑色蛍光タンパク質)の発見に対してです!

GFPがこの10年のライフサイエンスを大きく変えました。
私の研究でも、GFPは欠かすことができない大変重要なツールです。
その恩恵は、はかり知れません。
実は数年前からいつかは受賞されるだろう、とずっと思っていましたが、これほど早いとは思いませんでした。

すごい!日本人が一年で4人も受賞!
この喜びをいろいろな人と分かち合いたいです。

取り急ぎエントリをアップします。

ノーベル医学生理学賞

こちらは,子宮頸癌の原因となるパピローマウイルスとHIVウイルスの発見,という業績に対して,だそうです.ドイツのハウゼン氏,フランスのバレシヌシ氏,モンタニエ氏.
http://mainichi.jp/select/world/news/20081007ddm002030067000c.html

ノーベル物理学賞!

すでにいろいろなところで書かれていますが,
今年のノーベル物理学賞,南部陽一郎氏,小林誠氏,益川敏英氏が受賞されました!!!

トリプル受賞は日本初,三氏はいずれも素粒子物理界の権威だそうです.
南部氏は,本命中の本命と言われ,ノーベル賞受賞者の小柴氏のコメントによると,
何年も前に受賞して当然の人,だそうです.
暗いニュースが多い昨今ですが,この輝かしいニュースを高らかに喜びあい共有しましょう!!!
というわけで,現在ヒットしたニュースをリンクしておきます.ざっと見ただけでこれだけあります.
すでに受賞者の方の日常が家族の方によって語られていて,微笑ましいというか何というか.

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081007-OYT1T00627.htm?from=nwla
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081007-4686911/news/20081007-OYT1T00597.htm
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081007-4686911/news/20081007-OYT1T00627.htm
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081007-4686911/news/20081007-OYT1T00702.htm
http://mainichi.jp/select/today/news/20081008k0000m040114000c.html?inb=ff
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040062000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/nobel/index.html
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040153000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040135000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040135000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m010133000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040145000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081008k0000m040125000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081008k0000m040132000c.html
http://www.asahi.com/science/update/1007/TKY200810070297.html
http://www.asahi.com/national/update/1007/TKY200810070320.html
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR200810070157.html?ref=reca
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200810070030.html?ref=reca
http://www.asahi.com/science/update/1007/TKY200810070311.html

私が一番印象に残った写真は,これです.毎日の記事ですが,ロイターの記者が撮影したのかな.
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040114000c.html

2008年10月6日月曜日

勝間さんの新刊2冊

勝間さんの新刊2冊,購入・読了しました.

まずは読書進化論から.
こちらは,私の準備段階がそこまで行っていないせいか,あまりにあっさりと淡々と読めてしまいました.
読んでからちょっと時間が経ってしまったせいもあるかもしれません.以下私の感想も,あっさり目です.

何でしょう,多分勝間さんの本の私にとっての最大の魅力は,
「最後に行動を促され,やる気になっちゃう」
「そこまでの展開が緻密で,爽快ですらある」
というところにあると思うんですが,
どうも,まだまだ私自身が
「本を書こう,書かなくっちゃ!」
というところまで行っていない,売る仕組みに至っては,あまりに自分とかけはなれた世界すぎて.
また自分がもう少し成長してから改めて読み返したいなと思いました.
やや,勝間さん以外の方による文章の量が多すぎかも,という感もありました.
(勝間さんの文章がそんなに好きなのかー私,という思いに気づいたりもして.)

勝間和代の日本を変えよう,は,たった今,読了しました.
まず,「はじめに」,と「第1章」.
勝間節です.素晴らしいです.これです.私が読みたかったのは!
(というわけで途中でやめられず今日は異例の夜更かし.)

今の日本の職場がかかえる閉塞感,問題点を,ずばりずばりと鋭く考察しています.
展開されている世代論,「あー,言われてみると確かにそうだ!」と,うんうん頷きながら読んでしまいました.
高度経済成長期に子供時代を過ごし,バブルもその後の失墜も知っている,逃げ切り狙い上司世代,と,日本経済が絶頂だった頃を知らず,未来にあまり希望が持てない若者世代.
勝間さんご自身はそのちょうど中間,どちらもわかる,というスタンスで俯瞰しています.そして,どちらにも,appreciate と encourage のまなざしがある.そして,日本を変えよう!一緒に変えて行こうじゃありませんか!という爽快なメッセージを発しています.

そして,第2章.
こちらは,毎日新聞のweb版であらかた読んでいたのですが,サイバラ先生による書き下ろしマンガが,す,すごい...
いやー,改めて,よくぞこのお二人の対談を企画&決行してくれたなぁ,というのが率直な感想です.
その後も仲はいいのかしら,大丈夫なのかしらこの2人...とちょっと心配になりますが.
過激な描写は,サイバラ先生の愛情表現,なのかもしれないので.
マンガの最後のコマ,サイバラ先生による一言が笑いました.
女性研究者ともだちでもよく
「お嫁さんほしいよねー」「そうだよねー」
という話が出ます,ハイ.

さらに第3章,女性が産める,働ける国へ.
この章,勝間さんの弁舌(筆致か?)がますます冴え渡ります.
まずは正しい現状認識から.
「日本は,他の先進国やアジア諸国と比べても,明確に女性が差別されているのです.文字どおり,二流市民扱いです.」
そして,
「正直,女性であるならば,自分が社会で差別されていることがわかっているはずです(もし,そうでないというなら,それは自己欺瞞です).」
ここまで言い切っています.あわわわわ.
職場で男女共同参画の仕事に携わっていますが,
「すみません,私,及び腰でした.」
と謝りたくなってしまいました...

第4章は,ワーキングプア,非正規雇用問題について,雨宮処凛さんとの対談.
この章,知らなかった現実を次々と突きつけられました.
10年後の爆発,というのを,大変恐ろしく感じました.

第5章は再び勝間さんの文章で,NYで考えたポスト資本主義.
勝間さんの視点はさらに日本の国を飛び出し,世界に向かいます.NYで見たこと,感じたこと,体験したことを交え,現在を考察し,将来を展望されています.
その中で,一番印象に残り,ああ勝間さんらしいなぁ,と思った箇所を抜粋,
「教育を受ける機会があり,その後必要なデータにアクセスできる機会があるのは全世界の人口のいったい何%の人たちかと思うと,自分ができることはなるべくやらないと,気持ちが悪くて仕方がないのです」
うーん,さすがだ.

最後,15の提言,で締めくくられています.

カバーの表側,は,Amazonでももうおなじみの,女性代議士っぽい勝間さん,ですが,裏側は,サイバラ先生による勝間さんのマンガです.
(サイバラ先生には申し訳ないですが,似てないです.似顔絵,って言えません.けど,これがサイバラ先生の味なんだろうな,ってのもよーく理解しております.)

2008年10月5日日曜日

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

ママ研究者さんのエントリに触発されて、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」を読了しました。

本を読んでしまう前に、strength finderをやってしまっていたのですが。^^;;;

そして、私の特長的な資質、は以下の5つでした。

「学習欲」「ポジティブ」「社交性」「最上志向」「コミュニケーション」

学習欲、最上志向、は意外でした。理由は以下のとおりです。

○苦手分野が結構多く、学習しないままほっといておくことが多々ある。
○最上、には小学校以来なれたためしがないよ!(志向だけかい!)

本文を読むと、
○結果を疑って何度もstrength finderをやりなおすのはよろしくない、
○そもそも幼少期に自分の強みが決められてしまっている、という裏付け、
○strength finderに対するさまざまな疑問に対する答え
○強みを生かす方向に読者に行動を促す、
という成り立ちになっているように思いますが、ちょっと私個人の結果からは「ホントかなー」と思ってしまいました。

なぜなら、
10代の頃と20代の頃、そして30代の頃では随分自分が変わったと思うから。
ちなみにstrength finderは中学生くらいから行うことが可能だろう、とあります。
今でこそ、自分は社交性があるかも、と思いますが、10代なかばごろはかなりシャイでしたし。
コミュニケーション、20代の頃、学会発表などのプレゼンではほんとに苦労しました。全然口が回らなかった。

まあそこまで懐疑的にならず、またこの結果を自己肯定感をもって受け止め、自分の強みを生かしていこうと思います。

個々の従業員の資質をどう生かすか、のところを読んで、自分の資質と照らし合わせ、「おっ」(○)「ほんと?(●)」と思ったものを抜き書きしておきます。カッコ内は、私のツッコミです。

【学習欲】
●状況が刻々と変化する分野で、その変化に即応しなければならない職務を任せる。そうした変化を自分の能力に他する挑戦と見て、意欲を燃やすタイプだ。(→猪木調で、燃えてますかー!?)
○企業外で教育を受け続けられるよう経済的にも援助する。(→学会に積極的に参加させていただきます。)

【ポジティブ】
○この人は、懐疑的な人といるとたちまち気力が萎えてしまう。また、消極的な人を元気づける役回りも好まない。(→一番身近な人間、夫が懐疑的あるいは消極的な人でありませんようにありませんようにありませんように。)

【社交性】
●この人は、毎日、新しい人と出会う機会のある職務に向いている。人との出会いがこの人のエネルギーの源だからだ。(→結構研究室に閉じこもってますよー)

【最上志向】
○この人は仕事で最高の成果を収めることと、そのための手段を考えることに何より興味を持っている。反対に、失敗に終わったことをもう一度立て直すことには、あまり意欲を示さない。(→あははは、後半は当たってるー、そのわりに、最高の成果、って何だっけー?)
○だから、問題処理に終始する役割に就かせるのは考えものだ。(→そうだそうだー)
○この人は自らの強みが活かされる道を無条件に選ぶ。収入は増えても強みが活かされない道を選ぶことはまずない。(→へえ。そうなのかなぁ。お金もだいじ、と思っていますが。)

【コミュニケーション】
○この人は他人と接することを苦痛と思わない。だから、得意先や潜在的な顧客をもてなすための親睦会や会食を催すときには、できるかぎり出席させるといい。(→子連れでよければいつでも~)
○この人には、企業内の伝説や面白い逸話をできるだけ多く仕入れるようにいい、それを同僚に話す機会を多く与える。社風を浸透させ、また徹底させる役割を果たしてくれるだろう。
○スピーチを学ばせたければ、一流の指導者が担当する少数精鋭のクラスに送り込むことだ。(→送り込んで~!)

やはり、夫にもやらせてみたくなりますね。本をもう一冊買うか。

2008年10月4日土曜日

読書メモ -ママ研究者さん、suikyoさんのおススメ本

ママ研究者さん、suikyoさんのブログで紹介された本を、数冊読みました。
ちょっと時間が経っていますが、忘れないうちにメモメモ。

「人は仕事で磨かれる」丹羽宇一郎著


豪快、爽快なエピソードがたくさん紹介されていました。
決断力と実行力のひとだなぁと感服。
それでいて、偉ぶらない。庶民的。
そんなところが大変好感が持てました。
抜群のリーダーシップと、見事な采配のちから。
それをはぐくんだものは何でしょうか。。。
ご実家は本屋さんで、若いころから読書量は並大抵ではなかったそうです。
紹介してくださったママ研究者さん、有難うございました!

「子供の生きる国」薗部容子著

日本、イギリス、フランスでの出産経験、その後「浦島太郎」状態で日本に帰国した時に感じた経験、がつづられています。3人のお子さんを授かる前、二度の流産という辛い悲しい体験をされています。本当に胸が痛みます。それを乗り越えて、お子さんに恵まれ、なおかつこのような本という形にまとめ上げられたことに心からの敬意を表したいです。日本は子連れのお母さんに冷たいかも、という気持ちは、私も帰国直後には思いました。が、今自分がまた日本人に戻ってしまっている気がして怖い。
紹介してくださったsuikyoさん、有難うございました!

「時速1000字で書く技術」後藤 禎典著
書く前に作成するメモが重要であること。なるほど。
私はマインドマップを書くことが多いです。少なくとも小見出しは書くなぁ。
しかし、時速1000字、行けると思ってもなかなか達成できない速度ですねー。
良い努力目標になります。
紹介してくださったママ研究者さん、有難うございました!

出張から戻りました

この頃ブログの更新が滞っていたのは、出張続きであったためです。

さて今回の出張は、研究所のリトリート。
開催先と私は所属がビミョーに違うのですが、植物をやっているということで参加させてもらいました。
場所は、かずさアカデミアパーク。
東京駅からなんとわずか1時間ちょいで着いてしまいます。
これが結構驚き!バス代1600円。

いつぞやブログで紹介した、カンゾウの話、分枝を制御する新しいホルモンストリゴラクトンの話を聞けました。ポスターが100以上。

去年は学会参加を極限まで減らしていましたが、こういうミーティング的なものに参加すると、断然「リアルの強み」をひしひしと感じます。実際人と会って話をする。人からいろんな意見をもらう。えっ、そんな発想もアリ?という収穫が必ずと言っていいほどあります。先週の学会も良かったけれど、今回のリトリートも違った良さがありました。

あと、託児室を設けてくださっていたことが大変ありがたかったです。
出張の時、子連れで参加する場合は、ベビーシッターさんの手配、シッティングの場所、などなど、事前の打ち合わせが結構必要だったりするのですが、それをミーティングの主催者サイドでやっていただけると、本当に、本当に、助かります。これは、たとえ共働き家庭であっても、同業種だとしても、多分9割がたお母さんサイドだけが関わると言っていい準備事項なのではないでしょうか。お父さんでこれをやったことのある人、私はこれまで一人しか知りません。意外と男の人が知る機会、経験する機会が少ない苦労というか。
ということで、オーガナイザーのかたがたに、心から感謝申し上げます。

意外だったのは、ポスターセッションで初対面と思った方が、「あ、○○さん(←私の名前)ですか!」と言ってくれたこと。おおおなぜ知っている?

今回大変印象的だったのは、センター長の先生が、
「Human network is realy important」と何度も繰り返しおっしゃっていたこと。
そして、まさにそれが実現している、のがすばらしい。

また来年も同様の催しがあれば、たとえ今回のようにコンベンションセンターに泊まりがけで、という形態でなくても、ぜひ参加したいと思いました。

さて、今回の出張の荷物のまとめです。今回は前もっての発送はナシ。
ただし、夫がいたからなんとかなった、という状態。たとえ一泊であっても、軽装であった真夏よりは断然荷物は増えるので、一人で行く11月の出張二つは前もって荷物を送っておくべきだろう、と思いました。あるいは乳母車か。

◦レッツノート
◦ポータブルの外付けHD
◦ポスター(A4カラーで打ち出し→貧相なポスターになってしまうが、子連れだとこれが一番楽)
◦ルーズリーフ10枚程度
◦カラーのゲルインクボールペンセット
最近気に入って使っているのはコレ↓
http://www.pentel.co.jp/product/slicci/spec.html

◦子供の着替え(上下4着)
◦子供のおむつ(パンツ型6枚くらい)
◦子供のハンドタオル(3つ)
◦託児室に持たせるタオル(大1、小1)
◦ビニール袋(数枚)
◦おしりふき(小1つ)
◦おやつ
◦おもちゃ

◦自分の着替え(上下2着)
◦歯磨きセット
◦コンタクト
◦化粧道具(結局しなかったけどな)

2008年10月1日水曜日

おもしろダンス

polyphenismさんのブログで,こんなのが紹介されていました.

http://appliedbiosystems.cnpg.com/Video/flatFiles/546/

1人が2人に増えたら,次は4人に増えるんじゃないのでしょうか?とつっこんであげたくもなりますが,とりあえずおもしろいです.

あちらの研究者さんたちは,PCR中,クラブで踊ったりするんでしょうかね.^o^
ミシガンにはあまりいなかったような...クラブ自体がなかったかも...