2009年6月29日月曜日

パスポート取得!

昨日、パスポートを受け取ってきました!
やったー。
旧姓併記もできました。

ところで、私も旧姓の併記についてのエントリを書きましたが、このようなHPを見つけたので紹介します。
旧姓でのパスポートの取得法だけでなく、いろいろお役立ち情報が載っています。
http://www.nihon-u.ac.jp/research/careerway/link1.html

一度ペーパー離婚をして、旧姓の間にパスポートを取得してもう一度入籍する、という手段もあるそうです。確かにこの場合、併記ではなく旧姓そのものでパスポートが作れますし、添付書類を提出せよ等のうるさいことは言われません。ただ、クレジットカードが新しい姓で作ってあったりすると混乱するかもしれません。旧姓にこだわる私も、銀行口座のほとんどを新しい姓にしてしまったため、クレジットカードもほとんど新しい姓に切り替えてしまいました。(一つだけ旧姓のを取ってありますが)

スムージーダメか?

今朝、張りきってスムージーを作りました。
凍らせた果物を入れて、牛乳を入れて、リンゴジュースを入れて、ブーン、とするだけ。
私とコドモの二人分があっと言う間にできました。

でも、コドモ、ねぼけながら
「ぎゅうにゅう~!!!」

な、なんですってー。

牛乳を多めにしてみましたが、ちょっぴり飲んだだけ。
うーん、昨夜はおいしー、って飲んでいたのに。

二人分、しっかり私が飲みました。

小田巻蒸し

最近料理のエントリに偏っている気がします、すみません。

昨日コドモとパスポートセンターに行った帰り、お寿司屋さんで食べた茶碗蒸し。
私のセットの方についていたのに、コドモが大半を食べてしまいました。

「昔、おばあちゃん(私の母)は、おうちでもよく茶碗蒸しをつくってくれたよ」
という話をしました。
「ママもつくってよー」

というわけで作ることに。
うどんも入れて小田巻蒸しにすることにしました。
(ちなみにうちの母は小田巻蒸しを作ったことはたぶんないです)

【材料】
○うどん一玉
○卵1個半
○だし汁1カップ半
○塩 小さじ3分の1
○醤油 小さじ3分の1
○日本酒 大さじ1
○カマボコ 
○エビ
○しいたけ
○マイタケ
○栗の甘露煮

具は適当な大きさに切り、冷凍うどんはさっとゆでます。
卵とだし汁を合わせて、調味料で味付け。
砂糖がぱっと出なかったので、栗の甘露煮の汁をちょっと投入。
うどんを含むすべての具を大きめの器(圧力鍋に入る一番大きな器)に入れ、卵液を入れる。
圧力鍋で8分。
コドモがおなかがすいた様子だったので急冷。

急いでいたため加熱時間が足りず、とろとろでした。。。
和風卵スープのような状態に。残念。
味はやや甘め。
しかしお寿司やさんの茶碗蒸しってなんであんなにおいしいんでしょう。
ダシの違いかな。

実は、卵液は上記の倍量で作ってありました。
で、半分は今リベンジ中。
今度は加圧10分、急冷ではなく放置で。

茶碗蒸し、水分が多いせいか、結構おなかいっぱいになります。
食べ過ぎ注意の私には有難い。

栗は我が家の茶碗蒸しに時々入っていました。
私は余った栗をもらうのが好きでした。
でもうちのコドモは栗に全然執着せず。
蒸しあがったものの中からもよけてました。(笑)

2009年6月28日日曜日

スムージー

コドモ4才、朝は食欲がありません。

というか、牛乳かなにかを寝ぼけたまま飲ませて、車の中で何か口に入れてもらうような感じ。
この頃はロールパンサンドが割とヒットで食べてくれていたのですが、これもちょっと飽きた模様。
作るのも簡単だったので、朝に白いご飯がなくてもなんとかなるというのも魅力的。
ハムや野菜も摂れるので、ふりかけおにぎりよりいいかもと思っていました。
牛乳は割と飲んでくれるのでちょっと安心なのですが。

で、昨日の昼、本郷に出かけるときに耳にしたキューピー3分クッキングのトマトのシントー
これ、いいかも。
甘いトマトの飲料、ってちょっとぎょっとしましたが、なんだか食べている様子を見ていたらとても涼しげ。
そう言えば、シアーズ博士のベビーブックか何かにも、スムージーが食欲のないコドモの朝食に良いと書いてあったのを思い出しました。
そこで、思い立ってスムージーを作ってみることに。

凍ったバナナがストックしてあったので、輪切りにして皮をむき、牛乳とコンデンスミルク、リンゴジュースを入れました。量にして、バナナ2本、コンデンスミルク小さじ1(もっと入れたかったのだけど、ちょうどこれで終了)、リンゴジュース100ml、牛乳150mlくらいでしょうか。
で、バーミックスもどきのミキサー(アメリカで20ドルくらいで買った)で混ぜるだけ。

おお。冷たくてほんのり甘くてこれはいいかも。私にもいいかも。

もしかして、買いすぎた果物やら、とりあえず皮を剥いて大きめの一口大くらいに切って冷凍しておけばいいのでは?
さらにもしかして、プリンやらヨーグルトやら、賞味期限切れになりそうになったらとりあえず冷凍してスムージーに入れてしまえばいいんじゃないかな?

これはいいかもいいかも。
シアーズ博士の本ももう一度見直してレシピを確認してみようっと。

この夏はスムージーに頑張ってもらおう。

2009年6月27日土曜日

キャリア・ガイダンス2009

昨日suikyoさんに教えてもらって、今日は東大でのキャリア・ガイダンス2009に参加してきました。
大学院生や学部の学生が対象だったのですが、ちょっと(かなり?)年上の私ももぐりこませてもらいました。パネリストの方々ですら私よりも年下の人ばかりでしたが、いやー、大変有意義でした。

パネリストの方々は、文系理系両方の若手の女性研究者の方々。
一人は私の大学院時代の同級生(参加しようと思った大きな理由の一つ)。
いまさらですが、研究とひとくちに言っても分野は広いですね。。。
若い大学院生の方々には、自分の適性や資質や志向を見極めて、ひとりひとりに合った道を見つけて行ってもらいたいものです。
そして私自身も、あと3年ちょっととなった研究室クローズの時までに、自分の次のポジションを見つけていかなくては。自分の適正や資質や志向をよーーーーーく見つめようと思います。

保育園のお迎えを18時に延長しておくんだったと後悔。こういうのも大事な調整能力の一つですね。。。改善、改善。

教えてくれたsuikyoさんに感謝です!

2009年6月26日金曜日

骨盤ベルト

腰痛がじわじわじわと悪化してきた今日この頃。
ついに骨盤ケアのトコちゃんベルトを買いました。

これが、すごく良いのです!びっくり。

昨夜は装着したまま寝ました。
寝返りをうつときにとても楽でした。
というか、これまで、寝返りをうつときに、無意識に「あいたたた」と思いながらそろそろとやっていたことに気づきました。
そのせいか安眠できました。

今日は装着したまま出勤してみました。
ズボンの上に装着すると、胴長の私はどうしてもトップスで隠すことができず、ベルトが丸見えになってしまいます。というわけでやむなくズボンの下に装着。
ちょっと肌がこすれて痛いので、何か策を考えた方がいいかもしれません。
(販売元からは、薄手の布を巻いてから装着する方法が推奨されています)
あと、セミナーで2時間座りっぱなしの時は、少し締めすぎたせいもあって帝王切開の傷の近くが引っ張られてちょっと痛かったです。
それでもそれでも、つけるのやめちゃえ、とは思えませんでした。

2009年6月24日水曜日

今日の進捗

共同研究集中ウィーク3日目。
今日は昨日悩まされた案件がなんだかあっさり解決。
Hさんが午前中から昼にかけてとにかく試料をたくさん仕込んでくれました。
私も途中いくつか手伝いましたが、この作業の彼女の熟練度はさすがで、私の作ったものはほとんど使い物にならなかったようです。

保育園、今週は毎日延長をお願いしているのですが、本当にギリギリまで顕微鏡に向かっています。
「あと残り何サンプル?」
「これが最後の画像撮りになるよ」
と緊張感ある現場です。

顕微鏡は別の研究室が所有しているものを好意で貸してもらっているので、私が責任を持って起動、操作、終了しなくてはなりません。
最後、アルゴンレーザーをオフにしてから、5分間ファンが切れるまでメインスイッチを切ってはいけません。ファンが止まった!これをオフ、あれをオフ、...、最後にブレーカーを切って、あらかじめ持ってきてあったカバンを持って直接車に向かいます。
今日は夫が気をきかせてくれて、保育園に一足先に着いていてくれました。有難い有難い有難い。

さてあと2日。良い結果が出ますように!

2009年6月23日火曜日

今週は共同研究

今週は名古屋からHさんが一週間来所しています。
共同研究の仕事を集中してやる予定なのです。
早くも5日中2日を過ぎたところ。
昨日は装置のセットアップと確認で一日潰れました。
今日はなんとか画像撮りの条件まで。
一例、決定的写真が撮れそうで撮れませんでした。うううううーん。
一日一日進歩はあるのですが、残り3日で何かしらのデータを出すには、根本的なところが改善されないと。でもその不具合の理由がどうにもわからない。
ちょっとリラックスして、寝る前にも考え続けてみます。

2009年6月21日日曜日

今日もわくわくどーむ

今日もわくわくどーむに行ってきました。
早速、Kさんにお会いしました!すごい!

到着したのが4時半ごろ。
着替えもあるので、実質1時間弱、夫とコドモは遊んでいました。
今日はうきわを購入。
少し夫は楽になった模様。
でもあまり泳げない、という状況は変わらないよう。

今日は前回よりも疲れてくれたはずなのに、前回ほどの速攻の寝つきではありませんでした。
でも、いつもよりはかなり早めに寝てくれて、よしよし、といったところ。
天気の悪い日曜の定番になりそうな感じです。

トリッパ

もういつ頃だったか覚えてもいないくらい前に、グルメミートワールドでハチノス(牛の胃)を買ってありました。
冷凍庫にずーっと眠っていたのですが、そろそろ引っ越しも近づいているということで、昨夜思い切って料理することにしました。

まずはハチノスの下茹で。
くず野菜とともに圧力鍋で40分。本当は30分程度でいいようですが、ちゃんと解凍していなかったので少し長めにしました。

ここで結構びっくりするケモノ臭がしました。
夫もコドモも「くさっ」と反応していました。
その後取り出して水洗い、細切りに。

次に煮込み。
圧力鍋に、ニンニクとセロリのみじん切り、タマネギの薄切り、を入れ、オイルで炒め(今回はグレープシードオイルを使用)、そこに1㎝程度の角切りにしたニンジンを入れさらに炒め、下処理したハチノスを投入。
ホールのトマト缶、ワインがなかったので日本酒、水を加え、白インゲン豆と金時豆を加え(申し訳程度に1時間くらい水にひたしてあった)、圧力鍋で加圧すること20分。
その後コンソメキューブを二つ、乾燥ハーブ(バジル、オレガノ、ドライパセリ)、チリパウダー、などを多めに投入。塩とコショウで味を調えました。

二回目の煮込みのときには、「なんだかいいにおいする」と夫が反応。
でも、さっきのケモノ臭がしたものだと知ると、「じゃぁ食べない」とのこと。

一日目はちょっと味が薄くてさらさらでしたが、今朝また食べてみたら結構濃度も出ていてまぁまぁでした。
調子に乗って食べすぎたら、めちゃめちゃ眠くなってしまいました。
一回に食べる量はほどほどに、と思いつつ、この量を食べきるには何回食べればいいのだろう、と気が遠くなりました。
(夫は食べない宣言をしているし、コドモに食べさせるにはちょっと辛く仕上がってしまったので)

先日食べたLさんのフェジョアーダ的に仕上がればいいなーと思っていたのですが、ちょーっと路線が違う感じでした。足りなかったものは秘密のスパイスか、はたまた愛情か。

2009年6月20日土曜日

「建物」セミナ―で発表

昨日は「建物」セミナーでした。
今回はうちの研究室が担当だったので、発表させてもらいました。
もう一人のスピーカーは、4月にうちの研究室に参加したポスドクのIさん。

今回もプレゼンを作る前にマインドマップを作りました。
やっぱり物書きとプレゼン準備にはマインドマップが良いです!

プレゼンの準備が終わって、ちょっと早めにセミナー室に行ってみたところすでにIさんもスタンバイしていました。用意周到です。
直前になってもあまり人が集まらず、どきどきしましたが、開始時刻の寸前になって人がどんどん入ってきて、ますますどきどきしました。

最初の挨拶で「きょきょきょうはおいそがしいところおあちゅまりいただき、」とめちゃめちゃ滑舌悪い滑り出しでしたが、喋り進むうちに落ち着いてきて、結局のところかなりリラックスして話せました。
終わったあとの、胃のあたりがムカムカするようなぎゅーっと締め付けられるような症状は今回も出ず。よしよし。

滑り出しはイマイチでしたが、まぁまぁ楽しく話せたので良かったです。
10年前、高等植物の液胞の研究に携わるようになってから今までの仕事を、
3つのパートがつながって一つの線が見えるようなイメージで構成しました。
こういった構成で時間もそこそこ取れて自由に話せる機会というのは実はなかなかないです。
それこそ外部の機関にセミナーに呼ばれるとか、就職の際の面接を兼ねたセミナーとか、
そのくらいです。良い練習になったと思います。

Kさん、Nさん、など、きりっとした良い質問をしてくれる人がいるのも、この頃「いいなー」と思うことです。

珍しく、夫がほめてくれました。
「話すの大学院の頃と比べると上手くなったね」
はい、ありがとうございます。
そうなんです、昔はメチャメチャ緊張して、プレゼン下手でした。

この「建物」セミナーのような企画、ともすれば、発表者側の負担が大きく感じられてしまったり、質疑もあまり盛り上がらなかったりすると、発表者・聴衆ともにモチベーションが下がります。発表者にとってのメリット、聴衆にとってののメリット、両方がくっきりとしていいれば、良い感じでもっともっと盛り上がってくれるんじゃないかなと確信しています。

私なりに考えた目的を覚書きしておきます。

○目的
→廊下で立ち話ができるような知り合いができるきっかけにしたい
→他の研究室で誰が何をやっているか知ることができる
(※研究室のボスのプレゼンを聞く機会はそれなりにあるけれども、このセミナーでは実際に実験をしている当事者のプレゼンを聞くことができる)
→自分の研究室で何をやっているかを宣伝することができる
→研究者間の交流が広がり共同研究などに発展すればなお良い

○発表者のメリット
→学生、ポスドク、研究員のプレゼンのトレーニングになる
→幅広い分野の聴衆からフィードバックがもらえる

○聴衆のメリット
→聞いて楽しい、わくわくする(そうあってほしい、という私の願い半分)
→情報のインプット(ちょっと離れた分野の知識、ストラテジーなど)
→良い質問をする練習になる

セミナーのあと自由参加でいいからミキサーみたいなのがあったらいいな、という意見をKさんから聞きました。それは良いアイディアかも。ちなみに現在のスケジュールだと、ある定期的に開催されるミキサーに合流できそう。それもいいな。
同じ建物・同じキャンパスにいる研究者どうし、もっともっとサイエンスをはじめいっろんな話をするといいのじゃないかな。

オープンなマインドで行きましょう。
そうそう、ジョークスライドでは笑うくらいに!
(↑今回冒頭で出したジョークスライドが全くウケなかった)

2009年6月17日水曜日

高圧急速凍結6月の陣

昨日、今日と、またやりました。
今回は4人でやりました。
人数が多いと何かと楽です。知恵も集まります。有難いことです。

先月装置が不調になり、自分たちでメンテをしたのち組み上げ、テストショットをしたところ、
どうもpressure maintenanceの時間が半分くらいにしかならない。
そういう不安はあるものの、このまま一度観察まで持って行ってみようという判断をしました。
観察まで行ってダメなら、分解メンテをもう一度やってみることにしようかと思っています。

昨日と今日で50ショットくらい。よく頑張りました。
良い結果だといいのですが。

ところでこの装置、そんなに使用頻度が高くなかったのですが、去年の11月に自分の手で本格的に動かし始めてから、早くも13回動かしています。
ポスドクOさんの頑張りのおかげもあるなぁ、と思う今日この頃です。

2009年6月14日日曜日

リフレッシュルームとは

先のエントリのわくわくドーム。
リフレッシュルーム、というのがあるなぁと現地で思っていたのですが、
内容がわからず、今になって判明。

お風呂とサウナではないですか!!!
http://www.wakuwakudome.jp/refresh.html

次から利用しようと心に決めたのでした。

温水プール わくわくドーム

先日朝霞台であった飲み会にコドモを連れて行ったら、
なんだかカラフルなバスを発見。
「あのバスなに~?」
と言うので行先を見ると、「わくわくドーム行き」。

どんなところなんだろう、と調べてみたら、朝霞市の温水プールでした。
コドモ、それから「わくわくドーム行きたい行きたい行きたい」状態に。

というわけで今日思い立って出かけました。
水着がない私に替わり、夫が一緒に入ってくれるとのこと、助かるー♪
そもそも泳ぎに関しては彼の方がずっとずっとずっと上手なので安心でもあります。
コドモ、大興奮です。

4時を回ったくらいに車で出発。
ナビによると家から4㎞もないくらい。
そんなに近かったのか。
着いた途端、
「わくわくするねー♪」
と大変ベタなことを言うコドモ。
(いや、素直にそう思ったのかも)
結構昔からありそうなたたずまいですが、流水の温水プールで、なかなか楽しそうです。

私は見学席で読書をして待っていました。
時折、夫に抱えられてバタバタしながら通り過ぎるコドモにバイバイをしながら40分くらい。
夫もコドモもいい感じに疲れたみたいです(もう二人とも寝ています)。

温水プールだから、年中オープンしているし、
これは良いところを見つけた!

オムツの取れていないお子さんは入れません、となっているので、
1年前は無理でしたね。ある意味良いタイミングで気が付きました。
水中でコドモを抱えて歩くだけでも良い運動になりそうなので、
水着を買おうか思案中。。。うーむ。。。

カブの葉としらすのソテー

季節なのか、Oisixの定期ボックスにカブがよく入るようになりました。
葉付きで来ます。この葉をいつもうまく使えていません。
浅漬けにするときに一緒に混ぜてもいいのでしょうが、カブ本体よりも葉の方が多くなってしまいそう。

というわけで、ハムとしらすといっしょにソテーにしました。
かさが減って、食べやすい。
味付けはしらすとハムの塩分だけ、で十分しょっぱいのですが、なんとなく平坦な味になるので、マヨネーズをすこーしつけて食べています。

リング

こんな記事を見つけました。
忘れたくないなと思ったので覚書です。

http://allatanys.jp/B001/UGC020006020090612COK00316.html

鈴木光司さん、子育てしながらリングを執筆していたなんて、驚きです。
また、後半の、若い人々を励ますくだりも心動かされました。

2009年6月12日金曜日

免疫電顕

今週は、久し振りに免疫電顕をやりました。
で、今日結果を観察。

実は私、タンパク質を検出するための免疫電顕は、これまで成功したことがありません。
唯一データらしいものが取れたのは大学院生の頃で、 RNA を検出するための in situ hybridization でした。後半はタンパク質を検出するための免疫電顕と同じシステムを使うので、操作が共通しています。
しかし、rRNA (リボソーマルRNA:細胞内にメチャメチャいっぱいあるRNA)を検出するというものでしたから、投稿論文にできなかったばかりかD論にも入っていません。先輩が中心になって開発した、研究室の技術を継承する、という意味合いくらいしか見いだせないにも関わらず、その実験を黙々とやっていました。

普通の免疫電顕よりも、in situの方がなんとなくハードルが高いような気がしていました。
そんな気持ちでその後免疫電顕をに何度かトライしていましたが、一度も良い結果は出たことありませんでした。
そう、蛍光版を見ながら、いつも「がっかり」な気持ちで終わっていました。

しかし今日は。
なんだか良さそうな感触。
これまでも結果に一喜一憂してアップダウンが激しかったので、まだまだ喜ぶのは早いと自分に言い聞かせていますが。
でも、いつもの「免疫電顕やったけどやっぱりがっかり」ではなさそう。
高圧急速凍結だったのと、樹脂を-20Cで重合させたりしたので、抗原性の保持が良かったのかな。

ボスの究極の要求は、GFP, HAの二つのタグで二重染色(免疫電顕だと、金コロイドの大きさで区別します)です。
そんなのムリムリ~!って当初思っていましたが、ちょっとだけ光が見えてきました。
ちゃんと免疫動物も違っているし...。やろうと思えばできてしまいそう。
ちょっとわくわくしています。

最近つくづく思うのが、酵母は電子顕微鏡観察するという点においても、大変素晴らしい材料だなぁ、ということ。
サンプルが、ほんのひとかけらの中にたーーーーーーくさんいるので(渋谷の交差点の人の数くらい?いやもっと多いかも。)、良いサンプルを探し放題なわけです。オーディションみたいなものです。構造観察の時にも思ったけれど、免疫電顕の時もこれがすごくやりやすい。
藻類も単細胞のものはやりやすいんだろうな。
高等植物、って難しい材料だったのね、と今頃改めて思い知りました。(笑)

2009年6月11日木曜日

パスポートに旧姓を併記したい その3

昨日パスポートを申請しました。

川越のパスポートセンターへ。
16時半まで、でしたが、16時過ぎにギリギリセーフ。
終了時刻になると入口は閉められていました。

申請書類を取り、まずは写真撮影へ。
カラーで2枚1500円。でも一枚しか使いません。

写真を撮影したら、申請書類に記入。
申請書類を記入したら受付へ。

多分ここまでは普通の申請と同じです。

受付の係官の方に、

1.古いパスポートは結婚前の姓、今回は結婚後の姓になる
2.仕事上の都合で旧姓を併記したいので、必要な二つの資料を用意してきた
旨説明しました。

というわけで、提出したものは、
○古いパスポート
○戸籍抄本(→1の理由で必要)
○私の論文が載った雑誌の冊子体(→2の理由で)
○今回行く学会からのtravel grantの手紙(→2の理由で)
○写真
○申請書

係官の方が、入籍の日付を戸籍抄本でチェックし、二つの資料がその後の日付であることを確認され、そのコピーを取りました。で、蛍光ペンで私の名前のところをマークして、受付は終了。
次の窓口にすぐ呼び出され、資料についての質問と、受領に際しての説明を受けました。
受領のための書類をもらって、終了。

窓口が閉まるぎりぎりだったためか、人が少なく、それほど時間はかかりませんでした。
この時点で4時50分くらいでしたから、写真撮影も含めて30分強で終わったことになります。

雑誌の冊子体を今回持って行きましたが、別刷りでも大丈夫そうな感じがしました。
一見してちゃんとした印刷物で、発行年月がわかれば(それが入籍の日付よりあとということを示せれば)大丈夫なのかもしれません。
(↑あくまで私の予想ですが。正しいかどうかは別。)
ともあれ、今回は冊子体があって助かりました。

ICチップ入りになるのですが、ICチップには併記の旧姓は入らないのだとか。
それでもいいですか、と聞かれましたが、それは現状ではいたしかたないですね。

とりあえず一つ懸案が解決しました。あーさっぱり!
Fさんにお礼をしなくては!

2009年6月10日水曜日

この夏はうどんに頑張ってもらおう

夕飯作りが最近なかなか大変でした。
何か良い手はないものか。

私は玄米ごはんと納豆とかでいいのですが、コドモと夫がそうはいかない。
夫は自分で作ったりもするのですが、あんまりそれが続くと気の毒。

というわけで、新たな一手を考えつつ、買い物へ。
CMで気になっていた「うどんでつけ麺」を買いました。

これは便利!早いし、簡単だし!
夫やコドモにも好評でした。
私も玄米ごはん納豆かけの傍ら、二口三口もらいました。
うん、おいしい。
野菜を多めに入れたり副菜で何か添えれば、栄養バランス的にもよろしいのでは。

冷やしカレーうどんのタレも買いました。
※余談ですが、冷やしカレーうどんのCMの女の子は、パパイヤ鈴木氏のお嬢さんだそうです。へー。

この夏はうどんに頑張ってもらう路線で。

手続きのハシゴ

今日は年休を取得させてもらって、午前中病院、午後は運転免許の更新、市役所で戸籍抄本と定額給付金の手続き、パスポートの申請と、諸手続きのハシゴをしました。

○病院
来月に迫ったハワイの学会に行ってもいいか、という相談をしました。直前にもう一度診察して大丈夫そうならいいですよ、とのこと。良かった!ちょっと心配していたのでした。
直前、とは言ってもいろいろとあるので(Travel grantについては、学会事務局に相談して、今月末までに連絡をすることになっています。)、今月25日に再受診して、決断することにします。

○運転免許の更新
ゴールドになりました!
30分の講習でした。
しかし交通事故の痛ましさというのを一番身にしみて思うのがこの講習の機会ですね。。。
自分が安全運転を心掛けるのはもちろん、事故に巻き込まれないような注意も重要だと思いました。
罰則の変更点は、この6月から導入された飲酒運転の一層の厳罰化、運転中の携帯電話の使用禁止などの説明がありました。
後部座席のシートベルトも必ず締めようと心に決めました。人を乗せるときも必ず締めてもらおう。

○市役所へ
パスポートの申請に、戸籍抄本が必要なので、申請。
ついでに定額給付金の手続きをしました。

○パスポートセンターへ
川越にあるパスポートセンターへ。
今回知ったのは、急行と準急では、川越までの時間がめちゃめちゃ違う!ということ。
(ちゃんと路線図を見て、アナウンスも聞いていたらすぐわかります!)
倍くらい違いました。。。
無事旧姓を併記できそうです。ああ良かった。
これについては別エントリにします。

年休を取ったのになんだか一日動いてぐったりしました。

2009年6月9日火曜日

久し振りに玄米

全粒粉に続いて。昨夜は久し振りに玄米を炊きました。
昼間ちょっとひどい頭痛に見舞われたため、です。

カフェインをやめ、肉、卵、乳製品もかなーり控え、精白していないものを積極的に取り入れてから、頭痛はかなり良くなっていたのですが。
諸事情で、肉、卵、乳製品、白いご飯に対する規制をかなりゆるやかにしていた今日この頃。
今日昼食を食べたあと、あー、来た来た来た、という感じで痛み始めました。
1時間くらい続いておさまったので、たぶん血糖値の上昇とリンクしている気がします。

で、久し振りに玄米を炊いたというわけです。
昨夜、そして今日の昼食に、玄米をいただいています。
(今日は一日年休を取らせてもらって、午前中病院、午後は市役所と警察署とパスポートセンターをハシゴする予定なのです。病院が終わって家で食事を摂ったところ)

今のところ頭痛はないようです。

今日のお昼は、昨日Lさんにいただいたフェジョアーダ。
こ、これがおいしい~!!!
この深い旨味はどこから来るんだろう。なんておいしいのかしら。
レシピを教えてもらわなくちゃ。

2009年6月7日日曜日

久し振りに全粒粉

久し振りに全粒粉入りのホットケーキを焼きました。
うん、おいしい。

この2か月ばかり、食欲が気まぐれだったり、食事を作るのもままならなかったり、
という症状に困っていたのですが、それもおさまりつつあるので、
少しまたカラダに良いものを食べようと思った次第。
貧血が出たりしたので、卵と肉と乳製品は適量摂るようにしています。

弁当男子に触発され、ご飯だけでも持って行こうかなとか思いはじめたり。
ご飯も再び玄米を再開しようかなと思ったり。
(そう言えば去年の今頃、玄米と全粒粉とOisixをはじめたのでした)

毎年夏前くらいのこの時期が、いろいろとモチベーションが高まるようです。(笑)

今日はOisixから空豆が届きました。
塩ゆでにしていただきました。

で、そのあと、夫がラーメンやそうめんなどを作っていました。
台所に茶色いツユのようなものが入った鍋が放置されていて。
「あれ、この鍋のなかみ、捨てちゃっていいの?」
と聞くと、
「それぼくじゃないよ」
とのこと。

あ!空豆のゆで汁でした。しっけいしっけい。

脱「ひとり勝ち」文明論

最近、小飼弾さんが紹介された本をたまたま続けて読んでいるのですが。
小飼さんのブログで絶賛されているものはハズレがないなぁ、と思いつつ、一気読みしました。
脱「ひとり勝ち」文明論 清水浩著

大変平易な文章でわかりやすく、しかもさまざまな喩えや引用が実に巧く、
何より中心となるテーマ、エネルギー論と電気自動車を軸に
最終的にはあたらしい文明論を展開されていました。
高校生、大学生、大学院生に特におすすめな本と思いました。

私はずいぶん年を食ってしまっていますが、私がいま高校生でこの本を読んだら、
本気で太陽電池の研究を目指してしまうかも、と思ったくらいです。
(数学と物理を克服しなくてはいけないけどな)

また、サイエンス&テクノロジーの話がメインテーマではありますが、
歴史、文化、文明といったことに広く思いを馳せながら、主張を展開しています。
その発想の飛躍力(あまり良い響きじゃないかしら...)にも何度も驚かされました。

本書の中で、著者の清水教授は過去に何度もプレゼンがきっかけでポストを得るチャンスを得てきたと書かれています。
多分、聴衆や読者を「その気にさせる」構成力と説得力に長けた方と想像します。

第一章冒頭に紹介されていますが、今の高校生の9割は、「未来は悪くなる」と予想しているのだそうです。でも、オープンキャンパスで清水教授のお話を聞いた後は、逆に「良くなる」が9割、「悪くなる」が1割となったそうです。

おそらくそのお話も、きっと高校生たちを「その気にさせる」卓越した講演だったと思うのですが、ポルシェ並みの性能と驚くべきエネルギー効率の良さを兼ね備えた電気自動車エリーカを開発した方であるという実績の裏付けがあるからこそ、ますます「その気にさせられる」のでしょう。

一気読みしてしまいましたが、これは何度も読み返したい本です。
20年後、「ああ、この時代にこういうことが既に予言されていたのだなぁ」と思い返したい。
そんな明るい未来が来ることを願います。

2009年6月5日金曜日

弁当男子

ついふらふらと買ってしまった一冊。
弁当男子

最近巷にはお弁当を自分で作って持参する男子がいるのだとか。
彼らを「弁当男子」と呼ぶのだそうです。

なんだかリアルなお弁当、という感じがして、実においしそう。
よく女性雑誌や料理雑誌に載っているきらきらかわいいお弁当よりも、
私はこういったお弁当にどうも心惹かれるようです。

いろどりとかは完璧ではなくてむしろ茶色っぽいけれど、どうもおいしそうなお弁当。
これが私が惹かれるお弁当のようです。
母が作ってくれたお弁当に近いのかもしれません。

弁当男子のそれぞれの弁当事情を読むと、うーん、すごいなぁ、と感心。
一人暮らしをはじめるのを機に、これまでしたことのなかった料理に取り組んだ独身男性。
子供のために手作り弁当をつくるお父さん、キャラ弁(!)を作るお父さんまで。
奥さんの分もお弁当を作る旦那さんもいるようです。
すごいなぁ。。。
このところ、外食や中食(外で買ってきて家で食べる)ばかりだった私、ちょっと反省です。

大学3年の頃、思い立ってお弁当生活をしばらく続けたことがあります。
その時も、すごく心惹かれたお弁当の記事がありました。
dancyuのお弁当特集。
dancyuは(今もたまに買いますが)、当時は今よりもずっと男性目線な料理・グルメ雑誌だったように思います。
今でも覚えているのが、きんぴらごぼうをライオンのたてがみのようにアレンジした和風弁当。
それがきっかけだったかどうか、当時のお弁当には随分きんぴらごぼうを入れた気がします。
春菊の胡麻和えとかも定番でした。

2回目のポスドクを奈良ではじめたときも、ぽつぽつとお弁当を持って行っていました。
そんなに長くは続きませんでしたが。

大学3年の頃と、ポスドク2回目の頃。
自分の中で、「しっかりしなくちゃ」という気持ちが高まっている時期でしたね。
大学3年の頃は、「もうこの年には母は結婚して子供を産んでいたのだなぁ」とか思って、
「しっかりしなくちゃ」と言い聞かせていました。(その割に、しっかりしませんでしたが。笑)
ポスドク2回目の頃は、結婚直後だったにも関わらず別居生活に突入した頃でした。
東京と奈良の行き来にお金がかかることなど、このときも「しっかりしなくちゃ」と思っていました。
(そしてこれまた、うっかりなことも連発していましたが。笑)

子供を産んで、最初の託児所に預けていて離乳食がまだ完了していない頃は、
毎日お弁当を作って預けていました。
ちいちゃなちいちゃなお弁当箱に、おかゆと野菜とタンパク質系のものを何か。

この頃お弁当づくりから遠ざかっているのと、食べる量も増えてきたので、
遠足のときのお弁当づくりなどは大変な騒ぎになってしまいます。(笑)

いつか子供が大きくなって中学生とか高校生になって、お弁当を持たせるようになったら、
またがっちりしたお弁当を毎日作るのかなー。
そんな日が来るのが怖いような、楽しみなような。

いろんな思いが交錯しながら読んだ「弁当男子」でした。

2009年6月2日火曜日

読書メモ -天才!,ダチョウ力

ひさびさの読書メモ、です。
読了してからちょっと時間があいてしまったのですが。

「天才!成功する人々の法則」
勝間さんによる、マルコムグラッドウェルの著書の翻訳本です。

大変興味深かったです。一気に読みました。
ただし、法則、とまで言っていいのかどうか、少し疑問が残るトピックもありました。
(タイトルの「法則」は邦題でついたのかしら。)

プロスポーツ選手と生まれ月の関係というのにはかなりビックリしました。

一万時間、私がこれまで何に一万時間費やしてきたかなぁと考えると。
顕微鏡を見ている時間あるいはそれにまつわる作業、ですね。間違いなく。。。
でもなんだかその割に、大したことない状態で止まっているような気がしたりして。orz
もっともっと時間をかけなくてはいけないのでしょう。しかも集中して。
あとは、研究者として大成している人は、「純粋に論文を書いている時間」が
一万時間を超すのではないかと思います。
この点に関してはまだまだ私は一万時間に遠く及ばないような気がする。

今日も一日中、データをまとめ、切片を切り、染色し、電顕にはりついていました。
ううううー。でも再び混迷を極めてきた。。。orz
くじけるな私。

二冊目。
「ダチョウ力」
おもしろいです!こちらも一気読み。
著者の生い立ちや経歴、ダチョウ研究に行きつくまで、引きこまれるようにして読みました。
ダチョウそのものやダチョウ抗体のすごさにも感動。
著者の長年のダチョウへの情熱がこのような形で実を結びつつあるというストーリーも
(もちろんノンフィクション!)素晴らしいです。
なかなか出会えないタイプの本でした。

2009年6月1日月曜日

遠足追記 猫

バス遠足、もうひとつ思い出しました。

猫とふれあえるプレハブ小屋があって。
だっこはしないでね、とのことでしたが、なで放題。
実はものすごく猫好きな私。
(きょうだいからは猫使いと呼ばれています。)
コドモが飽きて「出ようよー」とせかさなかったら、
いつまでもそこにいてもいいなと思ったくらいでした。

ロシアンブルーやアメリカンショートヘア、アビシニアン、
等々高級な猫さんたちだったのですが、
ちょっとなでてあげるとごろごろごろごろとすり寄ってきます。
うーん、至福だ。
きみたちとお昼寝できたら最高だなぁ。

ちなみに、遠足は、「むさしの村」というところでした。