2010年5月29日土曜日

茨城県自然博物館に行ってきました

今日は保育園のバス遠足で茨城県自然博物館に行ってきました.

盛りだくさんな博物館で,とても楽しかったです.
入り口近くにあるマンモスから私は大興奮で,iPhone経由でEvernoteにざくざく写真を入れました.

意外だったのが,私は石や化石にひとかたならぬ興味があるんだなぁ,ということを自覚してしまったこと.Evernoteは石の写真ばっかりです...
(途中でバッテリーが切れそうになってしまったとのもありますが)

そう言えば小学校の頃の自由研究では砂の中の石の組成を調べたりしていたような気がします.
天文系にもかなり興味がありました.高校の理科の科目では,地学が一番成績が良かった.
なぜそちらの方面に進まなかったのかな,とつらつら考えてしまいました.
職業にするのが難しい,と感じたのでしょうか.

ええと,話がそれました.疲れているみたいですね.(笑)

この博物館は自然が多いのも良かった.癒されました.

2010年5月27日木曜日

レモンと酢

このごろ思いつきではじめてなかなか良かったものを書き留めておきます.

きっかけは...,確か先日少し風邪っぽかったときに,キレートレモンCウォーターを飲んだこと.

何となく体が軽くなる気がしたのです.

それで,りんご酢やレモン果汁を5〜7倍くらいに薄めて,朝起き抜けに,またはおなかがすいたときに飲むようにしています.

酢を飲むと痩せる,という実験には科学的根拠はあまりなさそうですが.こういった酸っぱい飲み物をおなかがすいているときに飲むと,ドカ食いが避けられるのかもしれません.
酸っぱくて胃がびっくりするのかな.
また起き抜けに飲む場合の効果としては,酸っぱくて目が覚めます.(笑)

2010年5月24日月曜日

ものもらい

昨日くらいから右目の下まぶたに痛みを感じていました.
あかんべーをしてみると,ぽつんと白い点が.

今朝になって,ますます違和感が.
昼ぐらいにはぽつんとした白い点が大きくなって,米粒大になっていました.

これはいかんと,中抜けして急遽眼科に行きました.

「ものもらい,霰粒腫(さんりゅうしゅ)ですね」
マイボーム腺という脂の出口が詰まって,分泌物が溜まったところに,炎症が起こったものだそうです.

病院に到着した頃には既に破れていたらしく,薬液で洗浄をして,綿棒で清浄して,そのあとピンセットでつまんで中のものを少し出してもらいました.
(痛そうですよね,はい,ちょっと痛かったです.)

抗生物質入りの点眼薬を処方してもらいました.
数日はコンタクトは避けて下さいとのことでした.
完治には一週間くらい,長いと1ヶ月くらいかかるそうです.

というわけでしばらくは眼鏡生活です.

元気は元気なのですが,少し抵抗力が落ちているようです.
母乳の量を減らしている今日この頃なのですが,もしかしたら関係あるのかな.
母乳に回る分の脂肪が余剰気味なのかしら...?(苦笑)

ともかく健康には気をつけなくてはいけません.

2010年5月23日日曜日

40才になりました

報告が遅くなりましたが.
先週,ついに40才になりました!
不惑です!惑ってますが!(笑)

非常勤講師をしている講義で,前フリのスライドに40才になったことを紹介したら,
「おめでとうございます!」
と言ってくれた学生さんがいました.
ありがとう!
「私と同じ誕生日です」
と言ってくれた学生さんもいました.おおおおお.
ということは,私の20才の誕生日に彼女は生まれたのかしら...

というわけで,
「成人式は二度終えております」
という年になってしまいました.

家族や周囲の方々の理解のおかげで,
元気で仕事も子育てもできています.
ひたすら,ひたすら,あらゆることに感謝です.

しかし,老いやすく,学なりがたし,です.
焦らずたゆまず,ですが,もう少し焦った方がいいのかな...

自戒の意味を込めて.

理論生物学にアプローチしてみよう

高校の数学教師だった父の影響もあり,私は数学に対する憧れがあります.
高校から大学にかけて,苦手科目になってしまいましたが,(苦笑)
数学的な裏付けのある美しさには今になっても魅了されます.

ポスドク時代,遺伝学のラボへ移籍した直後,腕ならしにgenotypingをしました.
予想された通りの比でphenotypeが割れると,
「ああ,遺伝学って美しい」
と思ったものです.

このごろ再び,理論や数学へ接近するチャンスが増えてきました.

【一つ目:CSRPコロキウム】

一つは先月からはじまった,CSRPコロキウム理論生物学シリーズ

心底わくわくしました.
前半は実験の林先生のお話,後半は理論の本多先生のお話でした.
細胞の集まりを多面体の集合として捉え,刻々と変化する細胞の振る舞いを,頂点(の集合)がどのように移行していくかで記述しシミュレーションできる,というのは,軽い衝撃を憶えました.
ああ,言われてみればそうだ,そうやって抽象化できることなのだ,と.

発表の冒頭で,ある高名な先生の言として紹介された,
「ダーウィンやメンデルは,理論生物学者と言って良いかもしれない」
というフレーズが大変印象に残りました.
ああなるほど.
生き物の中に単純な法則を見いだす,そしてその法則に則って予測する,そのプロセスは理論生物学とかなり重なります.

【二つ目:ASIチュートリアル道場】

この企画も今年はじまったものです.
先週2回目は生体高分子のモデリングという内容でした.

計算でここまで予想できるのか,とボーゼンとしました.

【三つ目:Physical Biology of the Cell

輪読会をやりませんか,との呼びかけがありました.
おもしろそうだなぁ,でも講義もあるしなぁ,逡巡していました.
が,不思議とその発起人の方にキャンパスで2日続けて偶然お会いしました.
2回目にお会いしたときに,じゃぁ,ということで先方のラボに寄って教科書を見せてもらいました.
うーん,ウェットな実験屋の自分が担当できるところはありそうだなぁ,という感触.
しかも好印象だったのが,ユーザーフレンドリーな作りであること.
図も多く,Molecular Biology of the Cellと同じものも多くありました.

これは思い切って参加してみようかしら,と思うに至りました.
とりあえず本は買ってみよう,と今日アマゾンに注文しました.

結構思い切ったチャレンジです.40の手習いです.(笑)

2010年5月15日土曜日

細胞生物学を学び直し

講義の準備,取り組み甲斐のある手強い仕事です.
教科書は,「エッセンシャル細胞生物学」

かの有名な「細胞の分子生物学」から派生した教科書です.
こちらの第5版も参考にしながら講義を構成しています.

どちらも,読めば読むほど名著です.
こういった教科書を編纂するというのは気が遠くなるほどの労力と時間を要するでしょう.
はしばしに,読者に細胞の精緻な仕組み理解させよう,この学問分野を積み上げて来た先人たちの偉業の素晴らしさを伝えよう,という情熱が感じられます.そしてかならずユーモアがちょっぴり混じっている.考えてみると,大学生時代の勉強の過程において,他の科目の教科書でユーモアの要素を感じた記憶はありません.これは,読者を楽しませよう,という著者の気持ちなのだと思いますが,同時に,「この分野に入っておいでよ!」というメッセージなのかもしれません.

ユーモアのセンスは章末問題などにも現れます.

「あなたの友人が,がんの研究のために,100ドル寄付をした.しかしその寄付がビール酵母の研究に使われることになるということを知り落胆している.どのように慰めたら彼は気を取り直すことができるだろうか」

「機密研究所でラットを犬の大きさにするための研究をしているM博士.彼はどの方針を採用するべきか.A.アポトーシスを阻害する B.p53の機能を阻害する C.増殖因子,分裂促進因子または生存因子を過剰発現する D.タクシー運転手の免許を取って,転職する.それぞれの選択肢からどのような結果が得られると思うか」
で,解答を見ると,
「D.状況を考えると,転職も悪くない(つまり,プロジェクトが成功する見通しはほとんどない)」とあったり.

細胞生物学をまた初心に戻って学び直し,楽しんでいこうと思います!

セミナーの活発な前期

とりまとめ役をやらせてもらっている「建物」セミナー以外に,今年度は複数セミナーシリーズが企画されていて,新しいことを学ぶ良い機会になりそうです.

学会活動は今のところかなり厳選して参加しているので(→子連れでなかなか学会参加に踏み切れない,という状況をネガティブさがないように翻訳しました),こういったセミナーが職場の中で行われるのはとても有り難いことです.トークの勉強にもなるし.

理論生物学は,すべてをフォローできているとは思いませんが,心底わくわくする気持ちを味わいました.今さらながら,理論生物学という学問領域の目指すものと意義を理解しつつあります.

2010年5月5日水曜日

Did you know?

twitterをしていたら,どなたかのつぶやきがきっかけで行き着いた動画です.

http://www.youtube.com/watch?v=kj9pR_b3u4E&feature=related

特に心に残ったフレーズを転載しておきます.

We are currently preparing students for jobs that don't yet exist
using technologies that haven't been invented
in order to solve problems we don't even know are problems yet.

The amount of new technical information is doubling every 2 years...
For students starting a 4 year technical degree this means that ...
half of what they learn in their first year of study will be outdated by their third year of study.

We are living in exponential times.

次の世代に,私は何を教えられるのだろうか/何を教えるべきなのかと,深く考えさせられました.