2012年3月29日木曜日

ミシガン時代のボスに植物生理学会で6年ぶりに再会しました

今回のテーマは,「1人で子供2人を連れて学会に参加してみよう」
だったのですが,苦労して参加しただけあって,非常に収穫が大きかったです.

その1
田坂先生を囲む会に出席して,奈良先端大時代にお世話になった田坂研の方々と再会しました.私は奈良には実質1年半くらいしかいなかったのですが,この時代の充実した日々を再び鮮やかに思い出しました.「さいとうさんて,1年半しかいなかったんでしたっけ」と何人もの方から言っていただきました.

その2
学会1日目が終わり,ロビーで先輩Nさんたちと話していたところ,横を通った外国人男性が,
どうみてもミシガン時代のボス.
えっ!?なぜここに!?と思う間もなく,ずんずんと早足で歩いて行くボス.
「ごめん!ちょっと行ってくる!」とNさんたちに謝って, 後を追いかけました.
追いついて,声をかけてみたら,果たして,DD教授でした.
あまりに突然で,しかも感動して泣きそうだったので,いやもう英語が出てこなくて.
6年半ぶりの再会でした.
しばらくいろいろ近況を話して,あの頃赤ん坊だった息子がもう7才で,今回も連れてきているんだ,などなど.ちらっとですが,2人を見せることもできました.

その3
息子がとっても頑張りました.イヤイヤ2歳児を私一人で連れてくるより,彼がいてくれた方が楽でした.ポスターを持ってくれたりもしました.リュックには自分と妹の着替え,妹のオムツやおしりふきなども入れて,しょってくれます.託児室に預けても,もう別れを惜しんで泣いたりなんてことしません.「あ,ママもうがっかいだよね,いってらっしゃい」とあっさり.年上のお兄さんとカードゲームしてました.娘の方はものすごく別れを嫌がって,たくさん泣いていたのですが,2日目後半にもなると(昼ご飯を食べさせに託児所に寄るので,1日に2回別れの場面があるのです)あきらめがついてきたのか,「ままー」(「ま」には濁点ついてる感じ)ではなく「おにーちゃーん」(これまた全部に濁点ついてる感じ)と泣き,上の子がだっこしてあげると泣き止んでいました.(そのすきにそっと学会会場へと戻る私...)

ちょっと苦労した点は,キャンパスがアップダウンが激しい立地だったことでしょうか.ベビーカーを持って行っていたのですが,ホテルに置いてきて正解でした.レジストレーションをするために学会本部にまず子供2人を連れて行き(上り),受付をすませて,託児会場に行き(下り),2人を預けて学会会場にたどり着いた(再び上り)ときには,プチ登山をした気分でございました.で,昼ごはんを食べさせに下り,また会場に戻るために上り,ああ,体力って大事ですね.

そうそう,ベビーカーは,京都の行き帰りでは結構役に立ちました.帰りは京都の地下鉄に降りるときに,エレベーターがなかったくらいで, あとは和光市まで全てエレベーターを使ってたどり着けました.上の子の時と比べると,ずいぶん楽になったように思います.5年かそこらなんですがね.


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