今回のASPBでは、オプションでお金を払って参加する集まりに二つ参加しました。
一つは、Career Workshop、もうひとつはWomen in Plant Biologyでした。
Career Workshopは2日目の夜、19時から22時まで。
今回初参加してみました。
Career WorkshopはI と II (How to Survive a New JobとAlternate Careers)
の二つの種類がありました。
どちらもおもしろそうだったのですが、私は前者を選択しました、というか、選択していたようです。
on-line registrationから時間が経ってしまったので、どっちだったっけ...と思い出せなかったのですよね。(苦笑)
"A New Job"とはPrinciple Investigatorのことで、これからPIを目指す、あるいはPIになりたての人向けのセッションでした。
http://www.aspb.org/meetings/pb-2009/schedule.cfm
3時間の構成は。
食事(班決め)→スピーカーによるカジュアルで短いトーク→ケーススタディ
でした。
まずは、三々五々集まって、廊下に用意されている料理を各自自由に取り、丸テーブルにつきます。
このとき、スピーカー5人が、それぞれのテーブルに座っていて、どのテーブルに着席するかで班が決まります(あとで気づいたのですが...)。
食事を取りながら、同じ班の人と顔合わせ。自己紹介などをして、いろいろとざっくばらんに話をします。私の前にすでに3人着席しているテーブルへ。
あ、この人顔見たことあるなぁ、と思って隣に座った直後に気づいたのですが、
うわっ、前のPresidentでした。うわわわわわ。そりゃ見たことあるはずだ。学会NewsLetterの表紙で。
名札がすごいことになってました。
(Speakerとか、何かの委員だったりすると、名札にエキストラにラベルがつくんですが、4、5枚ついてた気がします。)
日本から来た、このような取組みが興味深いと思って参加してみた、等のことを話したら、「役に立つといい(が)ね」とのこと。のちに気が付きますが、これはアメリカの学会。当然、アメリカでのシステム上ではこうだ、というような内容なのです。
5人のスピーカーがそれぞれ、5分程度で、Lab management, Networking, Time management, Mentoring, Realize discrimination(←これだけ記憶があやふや)について話してくれました。
その後、ケーススタディへ。
詳しくは書きませんが、たとえば、共同研究をする上でこんな問題が出てきた、このような困難な状況を防ぐにはどうすればよかったか、今この状況でどうするのが良いか、何を優先すべきか、などなどについて班ごとにディスカッションをし、参加者の一人が班の代表になって発表します。
いやー、これがもう冷や汗ものでした。
思ったほど聞き取りもしゃべるのもできず(挙句に設問を読むのにも時間がかかってしまってorz)、全然ディスカッションに入って行けません、あうあうする私。
2問目が終わって、時間がなくなったので、3問目はディスカッションのみ、発表なしで。
3問目のときは、なんとかディスカッションで口をはさむことが数回できましたが。。。それもあまりビンゴな提案はできずに。
興味深かったのは、それぞれの班によって回答が割とばらつきがあること。こういう判断もあったか、と、いろいろと勉強になります。班ごとのケーススタディ、の面白さ、でしょう。
あと、発表者を選ぶ際、「私がやります」という人が必ず出てきて、日本でありがちな「どうぞどうぞ」的な雰囲気は微塵もありませんでした。主張しないと生き残れない国ですね。
自分の出来は30点くらいでしたが、この日はあまりに興奮して眠れませんでした。
追記:Women in Plant Biologyの話はまた改めて書きます。
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