2009年6月20日土曜日

「建物」セミナ―で発表

昨日は「建物」セミナーでした。
今回はうちの研究室が担当だったので、発表させてもらいました。
もう一人のスピーカーは、4月にうちの研究室に参加したポスドクのIさん。

今回もプレゼンを作る前にマインドマップを作りました。
やっぱり物書きとプレゼン準備にはマインドマップが良いです!

プレゼンの準備が終わって、ちょっと早めにセミナー室に行ってみたところすでにIさんもスタンバイしていました。用意周到です。
直前になってもあまり人が集まらず、どきどきしましたが、開始時刻の寸前になって人がどんどん入ってきて、ますますどきどきしました。

最初の挨拶で「きょきょきょうはおいそがしいところおあちゅまりいただき、」とめちゃめちゃ滑舌悪い滑り出しでしたが、喋り進むうちに落ち着いてきて、結局のところかなりリラックスして話せました。
終わったあとの、胃のあたりがムカムカするようなぎゅーっと締め付けられるような症状は今回も出ず。よしよし。

滑り出しはイマイチでしたが、まぁまぁ楽しく話せたので良かったです。
10年前、高等植物の液胞の研究に携わるようになってから今までの仕事を、
3つのパートがつながって一つの線が見えるようなイメージで構成しました。
こういった構成で時間もそこそこ取れて自由に話せる機会というのは実はなかなかないです。
それこそ外部の機関にセミナーに呼ばれるとか、就職の際の面接を兼ねたセミナーとか、
そのくらいです。良い練習になったと思います。

Kさん、Nさん、など、きりっとした良い質問をしてくれる人がいるのも、この頃「いいなー」と思うことです。

珍しく、夫がほめてくれました。
「話すの大学院の頃と比べると上手くなったね」
はい、ありがとうございます。
そうなんです、昔はメチャメチャ緊張して、プレゼン下手でした。

この「建物」セミナーのような企画、ともすれば、発表者側の負担が大きく感じられてしまったり、質疑もあまり盛り上がらなかったりすると、発表者・聴衆ともにモチベーションが下がります。発表者にとってのメリット、聴衆にとってののメリット、両方がくっきりとしていいれば、良い感じでもっともっと盛り上がってくれるんじゃないかなと確信しています。

私なりに考えた目的を覚書きしておきます。

○目的
→廊下で立ち話ができるような知り合いができるきっかけにしたい
→他の研究室で誰が何をやっているか知ることができる
(※研究室のボスのプレゼンを聞く機会はそれなりにあるけれども、このセミナーでは実際に実験をしている当事者のプレゼンを聞くことができる)
→自分の研究室で何をやっているかを宣伝することができる
→研究者間の交流が広がり共同研究などに発展すればなお良い

○発表者のメリット
→学生、ポスドク、研究員のプレゼンのトレーニングになる
→幅広い分野の聴衆からフィードバックがもらえる

○聴衆のメリット
→聞いて楽しい、わくわくする(そうあってほしい、という私の願い半分)
→情報のインプット(ちょっと離れた分野の知識、ストラテジーなど)
→良い質問をする練習になる

セミナーのあと自由参加でいいからミキサーみたいなのがあったらいいな、という意見をKさんから聞きました。それは良いアイディアかも。ちなみに現在のスケジュールだと、ある定期的に開催されるミキサーに合流できそう。それもいいな。
同じ建物・同じキャンパスにいる研究者どうし、もっともっとサイエンスをはじめいっろんな話をするといいのじゃないかな。

オープンなマインドで行きましょう。
そうそう、ジョークスライドでは笑うくらいに!
(↑今回冒頭で出したジョークスライドが全くウケなかった)

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