2012年6月13日水曜日

転出します

実は,転出が決まりました.

公募にはこれまでも何度か出してきたのですが,連敗していました.
しかもその連絡が来るのってタイミング的にたいてい秋冬で.
冬が苦手な私は,毎日どよーんとした気持ちで過ごしたものでした.

今回は年度の終わりに募集があって,自分でもびっくりするほど短期間で
決まってしまいました.
任期付の准教授なので,人によっては,
「おめでとうございます,...,って言って良いんですかね」
とおっしゃる方も.(笑)
「良いんです!(以下同文,の状況説明)」
と答えるようにしています.(笑)

あと多かったのが,ご挨拶のときに,
「転出する事になりまして...,」
と話を切り出すと,
「あ,(ご主人のいる)M市の方?」
という方も多かったです.
「いえ,実はそうではなくて...」

で,転出に伴って,引っ越しすることになりました.
こちらも,ほんとそんな短期間で決めていいのか,っていうくらいの
時間で決断してしまいました.

私は,ほんとめんどくさがりなので,
「今年度はここ(今住んでいる場所,新しい職場へは片道1時間)から通おう〜. 」
「住みやすいし〜,緑も多いし〜,何と言ってもいままでつながりのある方いっぱいいるし〜...」
「いっそ任期が終わるまでの4年間ここから通おうかな〜」
「そしたら娘は今の保育園で卒園させてあげられるしな〜...」

その背中を思いっきり,ずごーんと押してくれたのは,
大学の女性研究者支援相談室の方でした.

いやー,本当に,思いっきり押してくださいました.
そこからはもう自動的に突っ走っているような状況.
ああもう少しでこの町ともお別れだ,と思うとしょっちゅう泣きそうになりますが.

ほんとしょっちゅう泣きそうになるんですが,
片道ほんの1時間だし.
ミシガンみたいに遠いわけじゃないし.
遠く離れたミシガン時代の友達も,facebookやlinkedinでつながっているし.

と自分を奮い立たせています.

ぼちぼち,保育園でも,先生方やお友達のママに,
「近々引っ越す事になりまして」
と言って,ご挨拶をして回る毎日.

あまり今まで話したことのない保育園のママさんと話すと,
「引っ越しされるというと,旦那さんの転勤?」
といったニュアンスの方も多く.

「あ,ダンナは単身赴任で,私が転職するんです...」
と言うと,驚かれました.

やっぱそういうものですかね.
まぁ,そりゃそうですよね.

 てなわけで,私の職歴とライフイベントは,
①ポスドク1回目 
 3年任期の最後の方で結婚.
②ポスドク2回目 
 結婚して3週間で東京と奈良に離れて住む.
(というか,居住地が離れることが決まっていたので,結婚することにした)
③ポスドク2回目の間に留学 
 夫が半年先に行って私が追いかける.
④研究所の定年制研究員 
 妊娠中に帰国して着任,
 アメリカに戻って出産と育休,
 0歳児を連れて単身帰国,
 その後夫が同じ研究所の同じキャンパスに任期付の職を得て,
 その後2人目が生まれ,
 まもなく夫の任期が切れて別の研究所にポストを得て単身赴任に. 
⑤任期付(4年)の准教授 子供2人連れて引っ越し
ということになりました.

もう子供は生まない予定なので,ここから先大きなライフイベントは
なく,楽になる一方のはずです.(笑)

2008年に,

〈3年後の大目標〉
・現在勤務している研究所以外からオファーが来るような業績を出す
※補記:3年後はちょうど夫の任期が切れたあとで,彼はどこか別の研究所に移っている予定,彼の異動先に私向きのポストがあるかどうかはかなーり難しい.でも,「おくさん連れてこられたら困るよー」というのではなくて,「おくさん来てくれてもいいよー」の方がいい.http://pawawappu.blogspot.jp/2008/08/blog-post.html

と書いていましたが,まぁしばらくは別々で頑張ります.
今度の場所の方が,やや,M市からは近くなるかな.

今さらながら,こんまりさんの,
「人生がときめく片付けの魔法」
などを読んで,引っ越し準備をしております.

今後とも,どうぞよろしくお願いいたします.