2008年12月30日火曜日

水疱瘡かも

今日ものんびり過ごしました.
私はAudibleを聞いていたら,そのまま夢の世界へ...
そこにコドモもやってきて,長い昼寝をしました.
ん?コドモちょっと熱いかも?と夢見心地で思いました.

夜になり,
「アタマがいたい」
と言います.
言われた場所を見ると,何かおできが.
すでにちょっとてっぺんがじゅくじゅくしてます.
お風呂に入って全身を見てみると,
おなかに二カ所,背中に二カ所,耳のうしろに一カ所.
耳の後ろとアタマのが一番大きくて,派手に腫れてます.

うーん,水疱瘡かも.
お熱も37度後半くらいはありそう.
予防接種をしているので,軽くすんでいるのでは,と見ています.
明日病院にいって来ます.

お休みの間に済んでくれれば,それはそれで有り難い.

2008年12月29日月曜日

今年を振り返ってみます

myuさんに触発されて,今年を振り返ってみます.

1月 
帰省から帰るリムジンバスに,ダウンジャケットを忘れる.
夫からクリスマスプレゼントにもらったばかりのものだったので
ひどくひどく気まずい思いをし,見つかったことがわかったと同時に大酒を飲む.
なんだか気づいたら夫と大げんか.ほとんど記憶なし.
明け方ふと気づいたら,財布がない!
大騒ぎしてキャッシュカードやクレジットカードなどいろいろ止めた挙げ句,なぜか台所で発見.
激しく自己嫌悪.
2月1日締め切りの総説を同僚と進める,仕事の何もかもほっぽってそれに集中する.
お酒を飲むと疲れるということがわかったので,その原稿が終わるまではなるべく飲まないようにつとめる.

2月 
総説,1日の締め切り時点で,初稿も完成せず.ひどく落ち込む.
この日確かラボミーティング.共同研究と総説書きで何も仕事が進んでおらず,執筆内容を発表してお茶を濁そうとするも,
「この総説のtaking home messageは何だ?」とボスに問われ,答えに窮する.
今思うと,大変教育的な一言.
それでもなんとか少しずつ進める.

3月 
共同研究の関連で,少し実験を再開.
それでも初稿上がらず.
恩師の祝賀会担当を仰せつかる.

4月 
勝間さんの「効率が10倍アップする新・知的生産術 自分をGoogle化する方法」を読む.
suikyoさんの後押しもあり,このブログを立ち上げる.
一般公開.今年は研究室の担当ではなかったが,楽しかった.特に研究所長のT先生が印象的.
GW前半,実家に帰る(子連れ).
実家にMacBookを買うものの,間に合わず.
GW後半は静岡に遊びに行く(子連れ).
子供の病気に伴い,Firefox, Googleツール(Gmail, Google カレンダー)使い始める.
恩師もう一つ受賞が決まる.
総説の図をしこしこ描く.

5月 
「情熱大陸」勝間さんの回を見る.これまたものすごく元気づけられる.
積極的に読書を続ける.
昼休みのバドミントンを始める.

6月 
ブログパーツを貼る,なんてことができるようになる.はじめて貼ったのは,Chabo!
早起きや,朝runなどをやってみたりする.
ブログに自分画像入れたりする.
投資信託をはじめる.
発芽玄米や全粒粉をはじめる.
Oisixはじめる.

7月 
恩師のダブル受賞祝賀会の幹事.
健康診断で体重が激増していることに気づく.
仙台子連れ出張,夜地震でビビる.
産総研一般公開へ.
勝間さんの人生戦略策定セミナー参加.

8月 
夏休みを利用して,カフェイン断ち.
実家に帰省(子連れ).
実家のMacBookをセットアップ,ネット環境を整える.
徐々に肉と乳製品も控える生活へ.

9月 
思い立って名古屋へ遊びに行く(子連れ).名古屋理研,名古屋産総研一般公開へ.
植物学会参加(子連れ出張).

10月 
リトリート参加(子連れ出張).
ノーベル賞に感動.
科研費申請.
東大柏一般公開へ.
総説,同僚がfinish upしてくれ,一応の完成をみる.
昇進アプライ.

11月 
出張2回(一回は子連れ,一回は単身).
風邪を引く.
実家に二回帰省(子連れ).
High Pressure Freezerを動かす.

12月 
ロジカルシンキングセミナー.再び風邪を引く.
サキヨミのエントリを描いたら勝間さんにリンクを貼ってもらった.
アクセス数が一時的に増大して勝間さんの影響力を改めて思い知る.
キャリアセミナーで講演.
昇進面接.

ここまで,過去のログやGoogleカレンダーを見たりしながら書いてみました.
過去ログの下書きを見ると,勝間さんの,「利益の方程式」「フレームワーク」などの書評を,下書きの段階でアップし損ねてます.
あと,夏は,本多静六博士の本を5,6冊読みました.それもまとめログを書こうとしてそのままになっているのに今気づきました.
うーん,好きなものほど,気合いが入ってなかなかスルッと記事にできないようですね.
肩に力が入るのでしょうね.
一方,サキヨミの記事などは,口述筆記のように打ち込んだので,粗かったですが,速くアップすることができました.
この反応の速さを来年は磨きたいです.

あと,夏以降,食餌や運動など,ダイエットに本気で取り組んでいますね.
健康診断でメチャメチャショックを受けたので.
これまでに,約4キロほど落ちています.
一ヶ月1キロ程度のペースですので,このまま続けたいと思っております.
そしたら1年で夢のような体重になるはず.

さて,年が明けたら,勝間さんのセミナーで学んだように,3年の目標,そして1年の予定を書こうと思っております.
なるべく1月ごとの予定も書いてしまいます!

ちょっと早いですが,このブログを読んでくださっている皆様,2008年本当にお世話になりました.
有り難うございました!来年もどうぞよろしくお願い致します!



    
 

2008年12月28日日曜日

やけど

うっかりして,左手の人差し指のつけね付近をやけどしてしまいました.

ガスレンジのそばに置いてあった金属製のボウルをつかんだのです.
熱くなってるとは思わず,わしづかみしてしまい.
じゅ,って音がした気がします.
ああああ,あいたたたた...

明日から大掃除をしようとおもっていたのになぁ.
水回りは適当になってしまうかも.

Audible

ママ研究者さんのエントリに刺激されて,私もaudibleはじめました.
とりあえず,12クレジットを購入.

今日ダウンロードしたのは,
Life Strategies
Getting Things Done
Rich Dad, Poor Dad
です.
Life Strategies は,ママ研究者さんのエントリにもあるように,勝間さんが最近出された翻訳本の原著のaudiobook版.
Getting Things Doneは,ベストセラーの2位だったので.
Rich Dad, Poor Dadは,邦訳を夏頃に買ってまだ読んでいないので.^^;;;

さて,iPodに落として聞こうかしら.

耳から入れるぞ入れるぞ.
口から出すぞ出すぞ.

ママ研究者さん,思い出させてくれてありがとうございました!

年末

年末ですね.
昨日は,一日のんびりのんびりして,今日は年賀状づくり.
無事さくさく終わりました.

こういう作業は段取りが重要です.
はい,段取りをしたのは私ではなく相方です.
有り難いことです.
図案を考えるという役目は私でしたが.

それ以外は,
「はい,住所録チェックして,変更ある時はこっちのパソコンに打ち込んで,
喪中の人にはチェックを入れといて」
印刷が終わると,
「はい,これあなたの分,こちらは両方から一言書く分」
と渡してくれました.
本当に有り難いことです.

で,一言を書いて,終了.
私の方が早く終わって,なんだかちょっと申し訳ない.あははは...

2008年12月26日金曜日

圧力鍋,すごい2

またしても,圧力鍋ネタです.
既に実験のようになっています.
さて今日もプロトコールを,いや,レシピを.

今日は野菜をたっぷり煮てみたいなぁと思って,中玉のキャベツを一個使いました.
キャベツは4つ割,にんじんはかなり大きめの乱切り,タマネギは4つ割,
にんにくは皮を剥いて二つ割り.
鳥の手羽元と,以上の素材をどんどん鍋に入れ,ホールのトマト缶を一缶.
缶にお水を一杯入れて,追加.
(ついでに缶もきれいになる.)
あとは強火で.
ピンが上がったら,弱火にして,10分加圧.
圧力が抜けるまで自然放置して,塩で味をととのえて出来上がり.

もう,キャベツがとろとろです.
鳥の手羽元はコドモの好物.
私はたっぷり野菜が摂れます.
これは便利だ!

面接終わりました

面接、終わりました.
先日のキャリアセミナーより,緊張しませんでした.
やはり,しゃべり慣れている内容のほうがいいみたい.
あと,今回は人目を気にせず練習しました.
自分のオフィスのパソコンの前でぶつぶつ...
(↑はた迷惑だったかも...同じ部屋のひとごめんなさい.
つぶやき程度だから,うるさくはなかったと思いますが...)

ああ,ほっとしました.一段落です.

そして,年明けはACのプレゼンです.
ACとはアドバイザリーカウンシル.つまり外部評価です.
えーごで7分!しかも,サイエンスの内容ではない!
おおお,大丈夫かワタシ!
さー,新たなチャレンジです.

耳から英語をせっせと入れ,口からどんどん出しています.
NatureとScienceのポッドキャストを,がんがん聞いて,
とりあえず目に入る英文は声に出します.

4年前のワタシの英語力,もどってこい!

2008年12月25日木曜日

圧力鍋、すごい

今日は圧力鍋でカレーを作ってみました。
にんじん、じゃがいも、玉ねぎは大ぶりに切りました。
お肉は骨付きの鶏肉。

まず、オリーブ油で薄切りにしたにんにくをいため、
肉と野菜を投入、ざっと油を回したのち、お水を加えます。
蓋をして、ロック。
そこからIIの設定で強火。
ピンが上がるまで(加圧されるまで)待ちます。
ピンが上がったら、弱火にして、15分。
あとでレシピ本を見たら、そんなに加圧しなくてよかったらしい。
骨付き肉どころか、丸鶏も5分でいいんですと!えええ!

あけてみたら、おお。
すでに肉も野菜もほろほろです。
カロリーオフのカレールー(パウダータイプ)を加えて、
再び5分加圧。
※粘性の強いカレーの場合は、加圧しない方がいいらしいです!
塩とケチャップとソースで味を調えて出来上がり。
良い感じのスープカレーになりました。
家でこんな味が出るんだ~、と、ただただ感心。
すごいです、圧力鍋。

プレゼン練習

プレゼン、明日です。
だいたいできたところで、夫に聞いてもらいました。

これも、先日のキャリアセミナーで聞いた、I准教授の、
「申請書、発表練習は、妻、夫、両親、家族などにみてもらうこと」
にしたがいました。
I准教授の狙いとしては、
「素人の人が聞いてもわかるほど、わかりやすい話にするべき」
「申請書や発表が、良い結果となった場合に喜んでくれる相手が、適切な助言をくれるはず」
とのこと。
うちの夫は研究者で分野も近いので、素人というわけにはいかないのですが、
それでもいろいろと良い助言をくれました。

もうひとがんばり、です。

2008年12月24日水曜日

クリスマス!

おっと、さっきのログだけだと、あまりにいけませんね。これまた反省。

イエス様がこの世にお生まれになったことを喜び祝いましょう、
今年もこうしてクリスマスを祝えることを感謝しましょう、

クリスマスおめでとう!

クリスマス

今日はクリスマスイブ。
本当は聖夜礼拝に行きたいところでしたが、行けませんでした。
反省。。。
こういう年が何年も続いています。

「人にわかるように説明する」とは

先日の,キャリアセミナーの際にうかがった,東大のI准教授のお話のメモです.
面接の準備中なので肝に銘じます.

・専門外の人に
・サイエンスの匂いを消さず
・なるべく平易に
・限られた時間内に
・一回でわかるように

2008年12月23日火曜日

インフルエンザ予防接種

今日やっと行ってきました。
11月くらいから、行こう行こうと思っていたのですが、私が忙しい合間に風邪を2回もひいてしまったのが遅れた原因です。
昨日保育園の掲示板についに、「インフルエンザ出ました」(←本文はもっと丁寧)というアナウンスが出たので、何が何でも今日行こうと思っていました。
家で昼ごはんを食べたあと、3人で近所の年中無休のクリニックへ。

インフルエンザ用の書類に記入して、検温。
コドモ37度2分。えええ!
私37度1分。ぎゃー。
夫36度8分。

しばらく待って、呼ばれたので個室へ。
熱があるからダメって言われるかなぁとドキドキしたものの、無事注射してもらえました。
コドモは、赤ちゃんのときから、予防注射では泣いたことなし。
今日も全く動ぜず。えらいえらい。

あとで夫に聞いたところ、
「ボクも37度2分だったんだけど4分おまけして書いちゃった」
とのこと。おいおい。
3人とも食後だったせいでしょうか、あるいは体温計がちょっと高めに出るやつだったのかな。

結構痛かったです。
そして今も私が一番腫れてます。

ミスは、母子手帳を忘れてしまったこと。

2008年12月22日月曜日

面接のプレゼン

今週末、面接があります。
自分のこれまでの業績と、これからやりたいことを10分程度でまとめます。
マインドマップを書いたりして、プレゼンファイルを作り始めました。

10分か。
そんなに長くもなく、極端に短くもないから、ポイント上手に押さえないと。
先日キャリアセミナーでご一緒した、I准教授の教えにしたがってやってみよう。
なるべく平易にすぱっと一度でわかるように。

2008年12月21日日曜日

圧力鍋をもらいました

夫から、早めのクリスマスプレゼントとして(あるいは遅めの誕生日プレゼントとして、ちなみに私の誕生日は春です^o^)、圧力鍋をもらいました。やったー!ありがとう~、夫!!!

サイズは4.5L。
伝票が見えちゃったので、夫、かなり割安に購入することに成功したらしいことを知ります。

さっそく豆と玄米を調理してみました。

1.豆
ん?なんだかしゅーしゅー言ってる。ピンも上がってこないし。おかしい。
というわけで、加圧する前に止めました。固い固いゆでた大豆が出来上がってしまいました。
ま、これはこれでおいしい。

2.玄米
パッキンと、ピンを内側から押してチェック。で、再び調理。
お。あんまりしゅーしゅー言わない。ピン上がってキタ―!!!
(つまりさっきは何かがまずかったのでしょう)
弱火にして20分加圧。
火を止めて自然放置。
で、今食べてみてるんですが、おおお、おいしい。
suikyoさんが書いていたように、ふっくら、もちもちしてます。
今日は珍しく子供も「食べる~」と言って寄ってきました。

夫にプレゼントを考えねば。

夫のお母さん、妹さん夫婦来訪

今日は、夫のお母さんと、妹さん夫婦が遊びに来てくれました。

普段の日曜よりちょっとだけ早起きをして(平日よりはゆっくり寝ましたが)、
二人で掃除しました。

以前のエントリに、私一人で掃除したら5時間かかった、てのがありましたが、
なんと今日は1時間半で片付きました。
まぁ手抜きをした部分も多かったのですが
(たとえば、洗濯物をたたむ、というのがあまりに大量で時間がない、と判断し、「とりあえず格納」した、とか)、
夫はとにかく動きが速いです。
きっと、私の動きはのろのろもたもたしているように見えるのでしょう。
ごめんね。^o^;;;

子供は夫の妹さんの旦那さんにのっけからなつきまくりでした。
すごいハイテンションでどうしようかと思いました。
そして夫のお母さんから、ハイパーレスキュー2号をいただいて、
メーターが振り切れんばかりに喜んでいました。

夫は普段はとてもぶっきらぼうですが、ちゃんとお母さんと妹さんと旦那さんにプレゼントを用意していました。えらいえらい。すばらしい。

PDFにできました、がっ

suikyoさんから、PDFに落とすやり方を教えてもらいました!ありがとうございました!
し、しかし。
かえって容量が増えてしまいました。orz
頭をもうひとひねりしてみます。
まぁでもこれで、どなたでも開けるファイルとして準備できました。

さてどうやってやり取りをしましょうか。

私のiDiskにアクセスしてもらう、という手も考えたのですが、
そうだ、Google documentがあるではないか、ということに気づきました。

というわけで、Google document上にアップしましたので、
ご覧になりたい方は、私までメールをいただければ幸いです。
もしかしたら、Gmailアドレスでないと、閲覧できないかもしれないので、
不具合があった場合はお手数ですが、Gmailのアドレスを取得された上でご連絡いただけないでしょうか。

どうぞよろしくお願いいたします。<(_ _)>

WinのパワポファイルをPDFに落としたい

ええと、すみません。まず謝ります。
前のエントリで、ファイルをメールでお送りします、と書いたのですが、パワポファイルが2.5Mもあることにいまさら気付きまして、なんとか小さくすることはできないもんか、と思っています。PDFにすればいいんじゃない?と思っているのですが。。。
長年のMac使いで、Winは結構不案内。。。
というわけで、今しばらくお待ちください。
ちなみに、ファイルは、Office2007,OSはVistaです。

2008年12月20日土曜日

キャリアセミナー内容

今週火曜にやった、キャリアセミナーのプレゼン内容ですが、
お世話になった方の実名などがてんこもりなので、
なかなかpublicな場にぽんと載せるわけにはいかないな、と現時点で結論しました。
ざっくりした内容にテキスト化することも考えたのですが、そうすると図が生きない。

というわけで、もし万が一、プレゼンファイルをご覧になりたい方がいらっしゃいましたら(いますかね?笑)、
saimiyachi@gmail.comまでお知らせください。

成功を呼ぶ7つの法則

勝間さんの、成功を呼ぶ7つの法則、今日やっと受け取ることができました!

さっそく読了!

大変効率的に、勝間本のおさらいができます。
ムック本に強い出版社を選んだというだけあって、イラストや図やチャートが多用され構成されています。勝間さんが、「精神的なヌード写真」というだけあって、さすがのカツマーの私でも知らなかった情報も。
勝間和代ができるまで、という章が、特に読み応えありました。

もうひとつ、私的にツボだったのが、女子東大生との出張授業レポート。
「インディペンデントな生き方」を読んで、3つ質問を考えておく、というのが学生の方には課されていたそうですが、その中で笑った質問、
「パートナーは異性ですか?」
すごい発想の質問だ!
あと、男性社会での効率的働き方についての勝間さんのコメント。
出世するには、3つのやり方しかない。完全にオトコ化する、美人ほにょろろを目指す、○○化する。
この○○化、というところは、実際に本を読んでいただきたいのですが、勝間さんはこれだそうです。
あはは、なるほど。私も、もしなるとしたらこれがいい。

勝間さんシールや、7つの法則のふせんまでついてました。
さーどこに使おうかな。
さすがに職場のディスプレイに勝間さんのシールを貼っておいたら、ドン引きされますかね。

ルーイン 細胞生物学



以前紹介した教科書書影が出てました。
ええと、そう言えば、このブログでは画像を載せたことがなかったかも?
やってみようっと。えいっ。

著者割引で、自分も一冊購入する予定です。

これまでの細胞生物学の教科書と一線を画すかも、と思う点は、
結晶構造の図が豊富なこと。
モデル図にも結晶構造が頻繁に使われています。
その他のイラストもかなり良いです。





原著の各チャプターの冒頭の文章は、大御所が書いているようで、いいなぁ、と思う文章を何度も見かけました。

ということで、原著もお勧めです。

脳にいいことだけをやりなさい!

茂木さんの本かと思いましたが、訳書でした。 マーシー・シャイモフ著

行動・思考パターンから食生活、運動に至るまで、様々な指南が書いてあります。
私は、波があるものの、結構ポジティブなので(ストレングスファインダーでも「ポジティブ」という強みが見つかっています)、この本が提唱していることのほとんどに関してかなり賛成です。

にも関わらず、脳の健康チェックをしてみると。。。
セロトニン、GABA、カテコールアミン、エンドルフィン、いずれも不足気味!
ほよよよよー。

精神的に疲れたなー、と思うとき、また読み返してみようと思います。
もしくは、エクササイズをやってみます。

顕微鏡活用なるほどQ&A

「顕微鏡活用なるほどQ&A」ざっと目を通しました。

もちろん私が知っている知識や内容も多いのですが、買ってよかった、と思います。
理由は、
○よく受ける質問がわりと広く網羅されている。
○なんとなく、そう思っていた、ということの理由がきちんと書いてある。
○同様の質問を受けた時に自分がどう答えるか、考える参考になる。
○知っているつもりでいたことを、基本から説明してくれている項がたくさん。

ちょっと気になったのは
●少し散漫な印象.一応がんばってカテゴライズしてはいますが...
●各項の余白が、いちいちメモ欄になっているが、これは必要なのかしら.
(もうちょっと編集段階で工夫すれば、相当ページ数が減らせるのでは?もしくは、少し内容を膨らませるとか.)
●ぱっと一目でわかるチャートみたいなのがあっても良いかも.この目的ならこう、この目的ならこう、とか.

生意気なことを言いました.
でも、活用させてもらいます.

教委免許申請完了

昨日,埼玉県教育委員会に行って,教員免許の申請をしてきました.
経緯と理由はこのエントリに書いてあります.

埼玉県庁に初めて行きました.
埼玉県のマスコット,コバトンのぬいぐるみのレアさに魅かれて,一個購入.
子供が喜んでいました.
(秋にきぐるみコバトンが保育園に来てくれたので,子供は大好きなのです.)

中学と高校の専修が取れる模様,と書きましたが,
一番最初の私の記憶が正しく,高校専修のみでした.
中学を取るには,もう一科目取らないといけなくて,学生時代あきらめたのでした.
その一科目とは.「道徳」.

ともかく,1月1日付けで高校専修免許(理科)が交付されるそうです.
修士を卒業してからなので,14年近く放置しちゃったのですが(数字を書くとぎょっとしますね),
このたびなんとか取得できることになり,素直に嬉しいです.

きっかけを与えてくれたママ研究者さんに感謝!です.

申請自体は,あっけないくらいに済んでしまって,14年も放置していた自分を笑ってしまいます.ははは.
まぁでも,14年前に取得してしまっていたら,今ごろ更新しなくてはならないので,結局のところいいかな,と思ったりもしています.ははは.

さて10年後.
50才を目前にした私.
更新しますかね?
30時間の講習!

2008年12月18日木曜日

アエラ!Sさん!

同室のSさんが,アエラを見つけて買って来てくれました!!!
感謝感謝です!!!
Sさんにはほんとうにほんとうにいつもいつもお世話になっています.

ある日のこと.
Sさん「資材課に行くので何か調達してくるものありますか?」
私  「何かあったんだけどなぁ...何だったっけなぁ...」
結局私は思い出せず.

戻って来た彼女が調達して来たのは,
まさに私が欲しかったけど思い出せなかったプラスチック小物!
彼女の気配りアンテナは巫女さん並です.

今朝,顕微鏡のZ軸コントローラーがうまく動作せず,
困っていたところ,
私 「Sさん,Z軸スタックって最近撮ってます?」
Sさん「いえ,最近は使ってません」
このやり取りをしたとたんに不調が治った!

すごいです,Sさん.

2008年12月17日水曜日

アエラが買いたい

勝間さんが表紙のアエラ、探しています。

職場の中の書店に行きましたが、すでに売り切れ。
店員さんが「このへんにいつもはあるんですけどねー。。。」

もしかしてものすごい売れ行きで入手困難とかだったりして!?
明日は本郷に出かけるので、その途中にでもどうにか入手したいなぁ。

AC

年始早々、3,4日かけて、私が所属する組織の外部評価(アドバイザリーカウンシル、AC)が行われます。
プログラムのほとんどは、主任研究員や所長の方々が関わるわけですが、
若手のキャリアについてのセッションもあります。
事務局から、研究員会議幹事会の方に「若手研究者の生の声を聞かせてほしい」という趣旨で、若手研究者団の発表とワーキングランチ、120分(ワーキングランチ含む)の運営を依頼されているようです。

もしかしたら、というか、多分、こちらでも私がスピーカーをやらせてもらう可能性あります。
今日はその打ち合わせ。どういう枠組みにするのがいいかな。
英語で7分~10分のトーク。

しゃべりの練習が十分でなかったばかりにひっさしぶりに緊張した昨日のプレゼンを思うと、
今回は、もう、しゃべってしゃべってしゃべります。
昨日のキャリアセミナーで東大のI准教授がおっしゃっていましたが、
「プレゼンは家族に見てもらえ、聞いてもらえ!」
Iさんは、奥さま(現在は専業主婦)に聞いてもらうことが多いそうです。
昨日のプレゼンも、奥さんの前で2回練習したとのこと。見事でした。
Iさんはなんと、競争的資金の申請書も、奥さんに見てもらうことが多いそうです!
素人が見てもなんとなくわかる、それが大事。確かにそうですよね。

あっ、ACからIさんの話になってしまいました。
これについてはまだまだ書くこと満載なので、また改めて。

キャリアセミナー、終わりました

今日は、キャリアセミナーでした。
研究所のポスドク向け、という狙いだったようですが、それ以外の方も多かったようです。

私を含めて、スピーカーは3人でした。

今回は、ひっさしぶりに、緊張しました。
まだまだ、まだまだ、私も修行が必要ですねー。

今まで発表したことのない内容をやるときは、やはり練習が必要、ということを思いました。
学会発表でこの頃緊張しないのは、その内容についてすでにラボミーティングなどで何度もしゃべる機会があるからだなぁ、ということを認識しました。
イメージトレーニングでなんとかなるもんではないなぁ。まだ。
テレビに出る人、特にタレントの方やアナウンサーの方ってすごい、と飛躍した感想を持ったりします。

つまり、しゃべりが本業でない素人の私は、

●声に出して練習しないと、配分時間はなかなか読めるものではない。
●特にやったことのないタイプのプレゼンには注意が必要。
●練習が足りないと、滑舌が悪くなり、それでまた、焦る。そして再び滑舌が悪くなる。
●腹筋力も必要!Iさんみたいな大きい声、とまでは行かなくてもいいけど、途中で疲れて溜息が出ちゃうのは問題よ!

あ、まず反省点が先に来てしまいましたが、引き受けて本当に良かったと思っています。
さっそく、反響のメールを何通もいただきました。有難いことです。
また、私以外の2人のスピーカーの方のお話も、かなり、かなり、良かったです。

情報のGive5乗、と思って思い切って発表しましたが、東大のIさん、JSTのIさんお二人のお話を聞けただけで、十分リターンをいただいたように思います。

さて、すぐに行動に起こせることをやりましょう。

☆何はなくとも業績を積む。こつこつと!
場外ホームラン以外、ヒットだろうがホームランだろうがどちらでもいいのだ。
☆民間助成ガイドを買う→完売らしい!1月に買うべし。
☆自分の研究概要をA4一枚(1000字)で書くこと。
☆公募の書類の体裁は決まってる、2000字、1000字、800字。あらかじめ書いとけ!
☆3月くらいには、Sの領域内容が出て、公募がはじまる。とにかく書いてだしてみる!
(きゃー!)

懇親会もとても楽しくてためになる話を聞けました。

ああ、良かった、良かった。

2008年12月15日月曜日

リンクを張っていただきました

勝間さんからコメントをいただき、14日づけのエントリにリンクを張っていただきました!
素直にうれしいです、有難うございます!

今朝になってアクセス数がすごいことになっていて、
改めて勝間さんの影響力の大きさを思い知りました。^0^

これからも、こつこつがんばります!

2008年12月14日日曜日

サキヨミ 勝間さんスーダンへ

サキヨミを見ています。
今、勝間さんコーナーがはじまったところです。
リアルタイムにメモを書きとめてみます。

冒頭は、買い物をすると売上の一部が寄付される、というプログラムについての紹介。
トイレットペーパー、カイロなんていうのもあるんですね。
知りませんでした。
Chabo!の紹介。

スーダン南部最大の町、ジュバ。
日中の気温50度を超えることもあるそう。
赤茶けた風景。

スーダン、長い間南北に分裂し内戦が続いた国。
内戦で失われた命、なんと二百万人。
世界最貧国のひとつ。

JENの紹介。
JENの作った井戸を見に行く途中で放置された戦車。
青いしるしがついた棒が地面に刺さっている。
これは地雷のマーク。青は撤去後を意味する。
2か月前、校舎を建設中にNGOの関係者が2人亡くなっている。
ピンクは、撤去前の地雷が埋まっている可能性があるマーク。
つまり地雷原。

JENがこれまでスーダンで作ったもの、井戸9基、トイレ24個。
井戸は一基あたり200万円かかる。
地域の衛生状態を大きく変えるので、良い投資であるとの勝間さんのコメント。
地元住人からも、感謝のコメント。
「川の水を飲んでいるときは下痢をしていたけれど井戸ができてからはなくなった」

とにかくスーダンでどうにもならないのが水。
水を汲みに行くのが一番大変、という。
一日4往復するという水汲み場。
それは、地下水や雨水がたまった場所。
ただの水たまり!
それを、飲み水、料理、洗濯、すべてに使っているそうだ。

一昨年にはコレラが蔓延、5000人がコレラに感染、ひと月で100人以上が亡くなった。
危険な水と知っていても、飲まざるを得ない。

JENの現地事務所は、廃屋を改造したもの。
JENが今年スーダンにかけるお金は、8000万円弱。
個人や民間からの寄付によるものは18%。
それ以外は外務省などからの政府系補助金。
実際に役立っているのか?

他の国のNGOが作った井戸。
部品さえ交換すればまだ使えるのに、壊れたまま放置されている。
その理由は?
政府からのお金は、使いにくい。使い道や金額が違うとダメ。
(多分修理という費目は立てにくいのでしょう)
民間からの寄付のほうがずっと使いやすいそうだ。

途中で車が悪路にはまった!
「道路行政てきらいだったけど、道路ってなんて大事なんだろう」、という勝間さんのコメント。
脱出するまで1時間以上!これが日になんどもある。

到着したのは、来年Chabo!のお金で井戸を作ってもらう予定の学校。
子供たちが歌って歓迎!
勝間さんも涙ぐんでいるように見えます。私もちょっとぐっときています。
この学校、校舎がない。
イギリスのNGOが日本の寄付金で建設予定だったのだが、
その後のチェックが行き届かなかったばかりに、
(つまりはNGOのお金がどこかに行ってしまったのでしょう)
今も屋外で授業を受ける子供たち。

井戸の修繕金の積立について住民とJENとの話し合いのシーン。
自分たちで自分を助ける努力の芽をはぐくむ。

NGO団体、日本からだけでもスーダンに7つ。
他の国も合わせると、実に多くのNGOが入っている。

ジュバの町でひときわ目立つスーパー。
そこには、ポテトチップスにヨガマットにルームランナー。
客は、世界中からやってくるNGOの職員!!!
満足に水も飲めない国で、繁盛するスーパー。
ゴミ捨て場にはペットボトルが散乱されている。
大量のNGO職員が入ったために、できてしまうゴミの山。

それでもこの国は援助を必要としている。
国際貢献、コストや効率の言葉でだけでは語ることはできない。

ここで、映像はスタジオに。

勝間さんのコメント。
私たちが普段空気のように享受している、整備されたインフラ。
政府の悪口を言うけれど、政府があるということがどんなに有難いことか。

スーダンにはこれからPKO部隊が派遣される。

日本にできる国際貢献。
国連分担金。結構日本はお金を出している。
でも、どんなふうにお金が使われているか私たちは知らない。
日本の経済も、確かに今すごく大変だけれど、このような援助をしていくことは回りまわって日本のためになることもあるはず。日本ができることはもっとある。
このような寄付や援助の動きが、もっと大きなうねりとなりますように!

―――――――――――
うまく書き起こせなかった部分もあるかもしれませんが、とりあえずエントリにします!

私も、もう一歩を、踏み出したいと思います。

たこめし&すいーつ

参画のTさんから神戸のおみやげをいただきました。
有難うございます~!
昨日、さっそくたこめしを作って食べました。
発芽玄米と白米半々で作ってみましたよ。
おお。おいしいですぅ。

Sさんからは、雨宮塔子さんの旦那さんのお店のすいーつをいただきました。
これもおいしかった。。。

食べる話ばっかりですな。
ともあれ、有難うございます!!!

風邪から回復中...

風邪がいまいちすっきり治りません。

月曜は休んでしまいまして、木金のロジカルシンキングセミナーはげほげほしながら出席。
木曜日あまりに咳きこんでしまったので、夜やむなく市販の風邪薬を飲みました(カフェイン入り)。
金曜はそれでやや良くなったのですが、頭が回りませんでした。@o@ ぐるぐる~。

#カフェイン断ちをしている場合、風邪薬は何を飲めばいいんでしょうかねー。

こういうときって悪夢を見たりします。
学生時代は、気づいたら試験!何も準備してないよ!という夢を繰り返し見ました。
プレゼンをするようになってからは、気づいたら学会!(or 発表会!)何も準備してないよ!
という夢を繰り返し見るようになりました。
今朝がたそういう夢を見ました。^^;;;
いろんな毒がたまっているのかな。

おいしいものでも食べてすっきり治りたいところ。
今日の夜は兄姉おばと会食です。
せっせと食べることにします。

冬はこういう体調の崩し方をしますね。去年もそうだった。
何か良い手はないものでしょうか。
体力づくり、運動かしら...?

2008年12月13日土曜日

この世でいちばん大事な「カネ」の話

西原理恵子ファンのわたくし、これ読みました。
タイトルは過激ですが、心ゆすぶられること、じーんとすることもたくさん書いてあります。
言ってみれば、西原氏が若い世代に伝えたいこと、それを自伝的エッセイとしてまとめた、ということでしょうか。
一貫して「カネ」という軸で斬っているのでこのタイトルなのでしょう。

サイバラファンであった私、幼少期から青年期にかけてのことは作品を通して知ってるつもりではありました。10代で経験したさまざまなことについてかなりストレートに記述してあります。
かなり衝撃を受けたところもありました。

鴨ちゃんの話も終盤に書いてあります。後ろに行けばいくほど、ぐっとくる話が増えます。

たぶん、好き嫌いはあるとは思いますが、私は読んでおいてよかった、と思っています。

2008年12月11日木曜日

ロジカルシンキングセミナ―の覚書

ええと、先日のロジカルシンキングセミナーで習ったことの一部と、
講師の先生との休憩時間中の会話から、ちょっと演習してみます。

ひとつめ。「なぜ?」といつも考える癖をつけよう。

「ちえこままさんは、生物科学科?」
「はい、生物科学(ええと、本当はこれは正しくない、学部は生物学科、大学院は生物科学専攻)、でした。私が大学院にいたころくらいに、『生物科学』専攻、と改名されたような気がします」
「生物”科学”ていうのは、最近出てきた言い方じゃない?」
「はい、そうです、実際、その前は、理学部生物学科植物学教室、動物学教室、人類学教室と分かれていて、あまり交流がなかった時代もあると聞きます。」

このときはこんなやり取りで終わったのですが。
もっとスマートに応答もできたのではないか、と思ったりもして。

はい、というわけでここで、「なぜ?」を連発してみます。
○なぜ生物科学なのか?
○なぜ最近になって、生物「科学」となってきたのか?
○なぜその前は、植物、動物、人類と分かれていたか?

・植物、動物、人類、ともともと分かれていたのは、生物学が博物学的要素がメインだった時代があったため。
・当時は、分類すること、記載すること、が主な目的だった。
・枚挙こと自体が目的の大きな部分を占めていたため、植物、動物、人類と分かれていて、なおかつ相互の交流がなくとも学問的な不都合はほぼなかった。
・次第に、生物の機能とは何か、生きているというのはどういうことか、そのしくみはどうなっているのか、ということに問題が移ってきた。すなわち、生理学や生化学が隆盛してきた。
・やがて、植物、動物、人類などの枠を越えて普遍的に語ることのできる生物の構成要素や機能が明らかになってきた。
・決定打となったのは、遺伝情報を担うDNAの二重らせんモデルの提唱。
・分子遺伝学、分子生物学への発展。爆発的な普及。
・これは植物、動物、人類の枠を超えてアプライできる知識、手法へ発展した。
・生物科学、ライフサイエンス、バイオサイエンス等々の単語や枠組みの形成に至った。

これを大まかに逆に説明していけば、すんなり納得してもらえたでしょうかね。
(というか上記の私の分析自体が妥当かどうかという問題もありますが)

ふたつめ。何でもMECEに分けよう。

あるテーマについて、分け方は無限にある。
ただ、良い「切り口」「軸」を見つけるのが大事。
たとえばそれは、今まで自分が見逃していたことを明らかにするような境界線。
まず大きく二つに分けるような良い軸を見つけよう。

みっつめ。これが一番大事かも。何をやるにつけ、「目的」と「ゴール」を見失うな!

ロジカルシンキングセミナー

今日明日と、研究所主催のロジカルシンキングセミナーに参加します。

今日は初日。
いやー、普段使わない筋肉を使ったときに筋肉痛になるように、
普段使わない脳の部分を使った気がします。

2008年12月10日水曜日

キャリアセミナー

来週の火曜、研究所のキャリアセミナーなるもので30分ばかりお話をすることになっています。

私でいいのか?と思いつつも、マブダチのSJさんの依頼だったこともあり、喜んでお引受けいたしました。
タイトルは、
「ライフイベントとキャリア形成 -準備、決断、実行、還元-です。

さて、サイエンス以外の話題でプレゼンをするのははじめてかも。
(アメリカにいたころ、出産体験を日本人仲間の中で話したことはありましたが。)

なんだかはじめての取り組みで、わくわくします。
まだまだ未熟な私ですが、いろいろな世代の方に何かしらポジティブなメッセージを発信できたらと思っています。

こういう依頼が来るようになったのも、勝間本を読んで、いろいろと行動を起こしたのがそもそものきっかけのように思います。またその過程で、いろいろな方に支えていただいたおかげだと思っています。

有難いことです。

夫と子供への大感謝祭

突然ですが、本日は、夫と子供への大感謝祭、となりました。

「いつもありがとうございます、ママが仕事を続けていられるのは、
あなたがたのおかげです。」

という趣旨で、今日はお寿司やさんに行きました。
場所は、白子にある鮨処いさむ

こちらは実は、以前ポスドク時代に和光に住んでいた頃、当時は結婚していませんでしたが、
夫と一度行ったことがあるお店です。
確か、すごく良いことがあって、お祝いで行ったのでした。
(でも、何がすごく良いことだったかは7-8年経ってしまって忘れてしまいました)

去年の暮れにリニューアルされたそうで、店内は本当にびっくりするくらい美しかったです。
こんなにきれいなお寿司やさんには今まで行ったことがありませんでした。
(dancyuとかでしか見たことない)

欲張ってお寿司とお鍋をいただきました。おおおおいしかった。。。
おおおっと、いつも頑張ってくれている子供と夫への大感謝祭でした。

いつも大変お世話になっております、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2008年12月9日火曜日

オスカー・ピーターソン

プロフェッショナルが終わった直後にあったBSの番宣で、
オスカー・ピーターソンというピアニストが紹介されていました。
す、すごい、この人。
この番宣だけで、かなり衝撃が。

マンガ、バレエ、と来て、芸術系のアンテナが立ってるような今日でした。

ちなみに、今日は実験室では失敗続き。。。
(実験そのものというよりは、ビーカー壊したり、準備後始末でミスが。)
研究系と芸術系は両立しないのかしら。

プロフェッショナル バレエダンサー 岩田守弘さん

今リアルタイムで見ているのですが、NHKのプロフェッショナル、
岩田守弘さん。

「踊ることでしか道は切り開かれない。
ただがむしゃらに踊る。」

3月のライオン

3月のライオン、2巻が出ているのを、近所の書店で見つけました。
即買い即読了。

お勧めです!!!

私は羽海野チカさんのストーリーの紡ぎ方が好きです。
これからも目が離せません!

2008年12月8日月曜日

また風邪

また風邪です。
症状は先月のものとかなり似ています。
鼻が閉塞、口呼吸になるので喉にきて、つづいて胸が痛むようなぜほぜほした咳が。
熱は一時的に上がってあとは37度台でうろうろ。

脂肪を脱ぎ捨てた分、厚着して過ごさなくちゃいけないのかもしれません。
(減った体重分着こむとかなりすごいことになっちゃいますけどね。^^;)
自己管理が大事です。はい。

2008年12月6日土曜日

米の粉のパンがおいしい

なるべく玄米や全粒粉を食べるようにしているのですが、
最近白いものでおいしかったもの。

米の粉入りのパンです。
近所のヨーカドーの中のパンやさんで買いました。

もちもちしていて、じんわりとした甘味があって。
やばい、これ、はまってしまう。

で、よく見ると、売り場に結構あるんですよね。米入りのパンやピザ。
ヨーカドーが力を入れてるのかな。

米なら実家にたくさんあるので、米の粉さえ作れれば米のパンをたくさん焼けるのでは?と
思ったのですが、ネットで調べてみると、どうも粉にするのもパンにするのも難しそう。

そのほかに白いものでおいしかったもの。
フジパンの「ぶどうくるみぱん」
コドモが好きです。
私もつられて食べてしまいます。
実家では、ぶどうもくるみもたくさんとれるので、パンにするといいのかなぁ。
小麦粉を買うか。米を粉にするか。

(父は最近朝はパンとのこと。
父の友人の方が、うちの畑で採れた果物でジャムを作って、おすそわけしてくれるのだそうです。
この頃こういうパターンが多いみたい。梅が梅干しになって戻ってきたり。)

というわけで、家にある全粒粉がなかなか減りません。
今年の自分へのクリスマスプレゼントはパン焼き機にしようかな。

脈絡のないエントリでした。

起きていることはすべて正しい

アマゾンに予約注文していた、「起きていることはすべて正しい」、
今日ついに手元に届きました!
11月30日に到着していたのですが、不在連絡票に気づかず、
おかしいおかしいと思っていたところ、ポストにひっかかっていました。orz
また不在が多いので、今日ペリカン便センターまで取りに行ってきました。

で、一気に読了。

これから誰かに、
「勝間さんの本を読もうと思うんですが、何から読めばいいですか?」
と聞かれたら、一押しでこれを勧めます。

特に良かった点を3つ挙げます。

1.「技術」への落とし込み、
この1、2年の勝間さんのブレイクぶりは本当に瞠目させられますが、
その道のりを一つ一つの技術に落とし込みながら披露し、
実際に行動を起こすことを促していること。
心構えとかの精神論ではなく、私のような者にも
「これならやってみることができるかも」
と思えるレベルまで噛み砕いてくれていること。

2.すでに紹介した方法・ツールに対する、新たな解釈
内容はすでに他の勝間本や勝間さんのブログですでに表明しているものだったりもしますが、
また一歩踏み込んだ現時点での解釈を加えて新たな輝きを持たせていること。
たとえばフォトリーについては、「虫の知らせのトレーニング」、
三毒追放については、「潜在意識活性化法」。

3.勝間さんの幼少期や、若い頃の苦労が具体的に紹介されている
なんとなく、勝間さんはもとからスーパーウーマンだったのではないか
(最年少で会計士に合格するあたりから)、と思ってしまいますが、
いろいろと苦労し悩んだ時期もあったというのが具体的に語られていること。

私も4人兄弟の末っ子で、大変甘えん坊でした。
先日実家発見された小学校2年の通信簿の所見欄に、
「考える力もあり、しっかりしているが、案外もろく、
少しのことでぽろぽろ涙を流すことがあり、びっくりさせられる」
というのがありました。f^^

もともとスーパーウーマンだったわけではない、というのが、安心感になると同時に、
「自分も変われるかもしれない」という勇気となります。

今までも、少しずつ勝間さんが勧める方法を取りこんできましたが、
継続していこうと思います。停滞気味のことも再び!
強化項目は、
「読書」「運動」「Giveの5乗」
継続項目は、
「ブログ」「食生活」「酒カフェイン断ち」

2008年12月5日金曜日

Chabo!イベントレポート by suikyoさん

suikyoさんが、昨日のChabo!イベントのことをエントリにされていました。
臨場感に溢れたレポートです。
私はカレンダーに書きこんでいたものの、参加できませんでした。
でも、こういう形で疑似体験することができて、suikyoさんには心から感謝しています!

その中の一節。
----------------------
夢をかなえるためには
・具体化して表明すること
・継続すること
・人とつながること
・楽観的展望を持つこと
----------------------

いずれの項目に関しても、今年の夏ごろに比べて(季節のせいか?マンネリか?)
ちょっとばかり停滞気味、反省。

そんなわけで以前のブログを読み返してみましたが。
夏の私、元気だな!!!
今の私、もっと元気になれ!!!
という感想を持ちました。

読書、運動、ブログ、
を継続したい、って書いてますが、この頃は運動と読書が特にヤバいですね。
また再開します。
そのためには、再び運動と読書のエントリを積極的に書こうかな。
それをKPIとすれば良い。
そうだそれが良い。

教科書

今日、ボスの部屋でお客さんとボスが談笑していていました。
その外の部屋で同僚と話をしながら書類を作っていたら
ボスがお客さんと一緒に出てきて、
「ああ、このひとがちえこままさん、このひとが○○さん、この人が△△さんです」
と紹介されました。
先方にとっては私たちはすっかり知れているような口ぶり。

ん?どなただったのかしらお客さんは。
と思ったら、I出版のIさん!
去年の夏、教科書の翻訳を分担したとき、何度も何度も、
それは何度も、メールでやり取りをさせていただいた方です。

お目にかかるのは今日がはじめて。
メールの文面から、とてもポジティブで明るくて前向きな方だろうなぁ、
一度お目にかかりたいと思っていたので、今日は念願かなった気持ちです。
とても素敵なひとでした♪

そして、今日のご来訪の目的は、
つ、ついにその教科書が出ることになったとのこと!
おおおおおー。
BMBで書籍ブースに並ぶそうです。

まだ、アマゾンなどでは書影は見れませんが、
suikyoさんがいつか紹介してくれた、Nikonの顕微鏡画像コンペの優秀作品になっていました。
原著はこちら

ものすごく頑張ったけど、自分が担当した部分なんて、全体からすればほんのちょっぴりでしたが。
初の翻訳でしたが、いろいろと勉強になりました。
私と一緒の章を担当してくださった先輩は、ボスにベタ褒めされてました。
私のやっつけぶりに比べると、本当にしっかりと読み込まれていました。
ボスの査読が終わったときのエントリはこちら。

しかし、完成した教科書を見ると、やっぱりいいですね。

2008年12月4日木曜日

共著論文

秋以降、共著論文の投稿が相次いでいました。
3つのうち、2つは、minor revisionで通りそうとのこと。
素直に、とっても嬉しいです!!!
残りの1つは、大きいところに出したそうですが、残念ながらrejectだったそうで、
現在次の大きいところに投稿中です。うまくいくといいなぁと心から思います。

去年は随分共同研究に時間を費やしましたが、こうして実を結ぶと本当に嬉しいです。

自著も書かなくては!

亀の甲羅は肋骨

甲羅は肋骨が起源、という記事を見つけました。
http://www.asahi.com/science/update/1201/TKY200812010059.html
Natureに出るそうです。

たまたま、数日前にプレスリリースのバックナンバーを見てこのような記事が見たことを思い出しました。
http://www.cdb.riken.go.jp/jp/04_news/articles/070611_carapace_approved.html

分子生物学的に予言されたことが化石によっても裏付けられたのですね。すごい。

2008年12月3日水曜日

幹事会デー

昨日は一日、幹事会デーでした。
朝10時、研究所長と意見交換会でした。
前日の飲み会にもいらしていただいたので、何人かの幹事は「あ、昨夜はどうも」とあいさつ。

和やかな雰囲気で懇談が進み、最後の方で所長の方から興味深い提案が。
とにかく異分野の人的交流を活発にしたい、という思いが伝わってくるプランでした。
幹事会でその仕事を受けるかどうかは持ち帰って考えるというお返事をしましたが、散会してすぐ幹事どうしで活発な意見が交わされました。

一瞬ラボに戻ってメールチェックをし、樹脂の交換をして、12時半からの選挙WG会合へ。

選挙WGはさまざまな段取りについての話し合い。選挙はメーリングリストから漏れていたせいか、プログラムについての知識が皆無なせいか、話に乗り遅れ気味。

そうこうしているうちに、WG3企画の法律相談会へ。
専任弁護士のM先生が軽妙な語り口で(「さんまの恋のから騒ぎ」的なノリ)いろいろな法律がらみのことを説明してくださいました。
これがおもしろかったー。良い企画でした。
もっともっと宣伝すれば良かったなぁ。
しかし、弁護士の先生は喋りが素晴らしい。
司法試験でtalkのスキルは試されるの?それともその後の鍛練でどうにでもなるの?という妙なことを思ってしまいました。鍛練でどうにかなるものであったらそのノウハウを教えてほしい。

そのまま幹事会へ突入。
今日は資料も分厚くて長くなるかなぁと予想していたんですが、その通り長かった(らしい)。
私は保育園の延長をお願いしてなかったので、途中で退席してしまいました。すみません。 <(_ _)>

幹事の皆様、お疲れ様でした。
(って、このブログのアドレスを知っている幹事は約1名しかいませんが。うふふ。)
このまま、選挙と総会を無事乗り切りたいです!

私が総会でアサインされた仕事は交流会。
楽しい交流会にするぞー!

2008年12月2日火曜日

すごいお酒を飲んだ

昨日はうちの建物内の懇親会で、久し振りに飲みました。
とても楽しい企画でした。
所長までいらしてくださいました。
企画運営してくださったYさんKさんに感謝です。

私は子供と夫と参加。
子供と遊んでくれた男性諸氏に感謝。
(最近男性ばかりになつきますね。。。どういうことだ。)

2次会で、すごいお酒を飲みました。
もう見かけからしてスゴイ。

コブラみたいなヘビが、サソリをくわえていて、背景は朝鮮人参の林。
しかも、瓶の口はせまく、
「これ、どうやって入れてどうやって配置したんだろ」
という疑問も。

ある主任(→うちのボスだったりして。。。)が勢いで、
「5人いれば空けられるよ、飲む人ー!」
こんなお酒を飲める機会なんて人生でもう二度とないかもしれない、
という妙な好奇心がはたらき、つい私、元気に、
「はーい♪」

賛同者があと3人いらっしゃって(というか強引に主任がアサインしたようにも見えた)、
ついに開けてしまったのです。

紙コップにつぎます。なんだか強烈な匂いが。
色がこれまたすごい。蛍光オレンジっぽい。何の色なんだこれは。
度も強い。紙コップの底がどんどん透明になっちゃう。

「これって、ちゃんとこうやって売ってるもんなんですよね。」
と封を切る前にさんざん念を押したものの、さすがに口に入れるまでしばし躊躇。
ええいままよとばかり、一口飲みましたが。

まず生臭い味がして、そのあと強烈な朝鮮人参の味が追いかけてきます。
いやー、見かけだけでなく味も獰猛。

ものすごく体に良いことがなければ、こんなものをわざわざ作って飲まないハズ!と無理矢理発想を転換して、自分を納得させました。

貴重な体験でした。

2008年11月30日日曜日

掃除の日曜日

家の中が荒れ放題でした。
11月は2回出張、2回帰省、風邪ひき、などでばたばただったためと思われます。
私はきれい好きでは全然ないのですが、こんなにmessyだと、家の「機能」が失われているような気がします。

今日は夫はシンポジウムでスピーカーだそうで、一日いませんでした。
というわけで、自分のペースで、片づけをしました。
ええ、ゆっくりと。
合計5時間くらいかかりましたよ。orz

何をしたっていうわけでもないんですが。
布団を干して、洗濯機まわして、洗濯物干して、
ぐちゃぐちゃだった本や絵本のほこりを払って並べなおして、
寝室から居間から洗面所から廊下から全部掃除機をかけて、
乾いた洗濯物を分別して、たたんで、収納して、
おもちゃを片付けて、食器を洗って、
その間に子供に適当に食べさせて、自分もちょこちょこ食べて。

まぁ、一日30分さぼっていると、10日で5時間になりますからね。

家事はそんなに好きなほうではないのですが、片付いているほうがずっと快適です。
やっと家として機能しはじめました。

2008年11月29日土曜日

雪の中のりんご

先日子連れで帰省しました。
なんと、雪が降っていました。
去年も、同じ時期に帰省しましたが、その時も雪が降っていました。
例年だいたいこの時期がりんごの収穫の最後のタイミングで、
その前に雪が降ってしまうのは結構珍しいのですが。
2年連続雪の中のりんごを目の当たりにしました。
茂木健一郎さんも同時期に弘前を訪問されたようで、ブログに雪の中のりんごの写真をアップされていました。とても美しい写真です。

雪が降る直前に親戚の方が収穫を手伝ってくれたそうで、作業小屋はりんご箱でいっぱいでした。
それでも一部りんごはまだ木になっていました。
重い雪が突然降ったため、りんごの木が何本か折れていました。
こんな風景はなかなか見られませんが、痛々しくてカメラにおさめることはできませんでした。

私や両親、そして兄がりんごの発送作業をする傍ら、コドモはソリ遊びをしていました。
コドモを乗せたソリをひいて、坂道を何度ものぼり、良い有酸素運動になりました。

今回も、大草原の小さな家を見ました。
コドモは、スリリングな話が好きなようです。
キャンプの話がかなり気に入った様子。

今回の覚書です。
りんご箱詰め発送6箱。
夕食3回、洗面所と台所とトイレの掃除。
呉汁に挑戦しました。好評でした。
中華風おこわは半分定番化しそう。人が多いときによく作ります。
読書はイマイチ進まず。割とのんびり過ごしました。

なんだか最近ブログの更新を怠っていたせいか、文章が記述的でよろしくないですね。
少しずつ、元気出して行きまっしょい。

2008年11月28日金曜日

軟X線、ジベレリン受容体とジベレリンの結晶構造解析

この頃、サイエンス関連のメモを発信するのを怠っていましたので再開します。

二つ、プレスリリースで「おっ」と思ったものを紹介します。

【「水の窓」領域の軟X線の発生】
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/081125_2/index.html
これが本当に生きた試料を観察するのにアプライできたら、電子顕微鏡の解像力で細胞内構造を生きたまま観察できるのかも。

【ジベレリンとその受容体の結晶構造解析】
http://www.nagoya-u.ac.jp/info/research_news/081127_nubs.pdf
「第2の『緑の革命』の起爆剤になりうる」という応用面へ与えるインパクトも大きいですが、進化の過程でジベレリンの受容体を巧みに進化させてきた、というのが私としては印象深いです。

2008年11月22日土曜日

視る生物学 子連れ出張・晩秋

20日、21日と、奈良先端大に行ってきました。
観る生物学 3」のシンポジウムに参加するためです。
今回は子連れ出張です。
富雄にある託児所シャロームさんにお世話になりました。
おおいに刺激を受けて帰りました。
とりわけ、西村先生の、「生体分子イメージングでみる肥満」、原口先生の「LIVE CLEM見えないものを視る挑戦」、船津先生の「生体分子機能の1分子イメージング」に強烈なインパクトを受けました。
翌日シンポジウムに向かう道すがら、またシンポジウムが終わってコドモを迎えに行く途中も、LIVE CLEMのことや、アルミニウム蒸着で作る100nmのwellのことを自分の研究とからめてずーっと考えてしまいました。
(電車を乗り間違えたりすること数回。そんなにボーッとするな私。)
最後の総括で、田坂先生がおっしゃっておられましたが、今年で4回目になるこのシンポジウム(1〜3の前に、初回のシンポジウムがもう一回あったのだそうです)、第1回目は、最先端の技術を総覧した講義的な話だったかもしれないが、そこから3年経って、講演内容も大きく様変わりした、とのこと。
確かにそうです。第1回目に参加していないので、適切かどうかわかりませんが、すごーく噛み砕いて例えてしまうと。
今回のシンポジウムは、「料理の鉄人」を見るような思い、とでも言いましょうか(古い?)。それぞれの技術や装置や器具ではなく、それらを駆使して素晴らしい料理を作る、そして、その何品かを通じて全体としてのメッセージがある。
in vivoで視ることが、ものすごく当たり前になってきました。しかも、動物でも個体を生かしたまま視ることができるという話題が今回いくつもあって、驚きました。
両面テープで固定する、という方法が結構使われているのがちょっと嬉しい。
2002年頃、花の茎の切片を観察するのに、両面テープで留めました。

うーん、いろいろなことがリンクするものですね。
理事長との意見交換会と、今回のシンポジウムで、一つ思いつきましたよ。うふふ。一個特許を書いてみようかしら。
さてさて覚え書きです。
【持ち物】
○コドモと私の着替え、二日分
(→この時期、フリースはものすごく便利。薄いし軽いし暖かいし旅先で洗濯してもすぐ乾きます。)
○オムツ数枚
(→寒いので失敗しやすいのと、旅先どうしてもトイレを探しにくい。)
○母子手帳と保険証類
○Let's Note
(→結局使わなかったなぁ。。。反省)
○ルーズリーフ
○抗生物質入り軟膏と綿棒
(→コドモの鼻水がちょっとキタナくなってきたので)
忘れたもの:
●多色ペンセット
(→4色ボールペンを現地で調達)
●コンタクトのケース
●携帯の充電器!!!

【行程】
○朝8時21分和光市駅発
○大混雑の東上線で池袋へ
○東京か品川か、迷った末
○丸ノ内線で東京へ、これも大混雑
○のぞみの指定を取ろうと思い券売機に並ぶも
(ここで結構時間をロスする。指定席を売る券売機だけ順番待ちの列が)
○禁煙の指定席はすでに取れず
○のぞみの自由席を取る(のぞみって自由席あるんだ、ということを再認識。それを知っていれば空いている方の券売機に並ぶべきでした。)
○自由席でかろうじて座れた、9時30分発。
○品川では座れなかったことでしょう。
○京都11時50分着、乗り換え
○近鉄特急12時5分発
○西大寺で乗り換え
○富雄へ
○コドモを預けて(結構泣かれた。。。)、シンポジウムへ
○シンポジウム18時に終了、
○森田さんに車に乗せてもらい、富雄へお迎えに、
○その後森田さんのお子さんをお迎えに、
(私のせいで森田さんのお迎えが遅くなってしまいました、すみません。。。Tくんゴメン。。。)
○森田さんと一緒に高の原のSATYで食事。
(高の原近辺の変わりように驚愕。)
○森田さんとさよならして、SATYで携帯を充電し、その間おもちゃ売り場を少しぶらぶら
(森田さん、ほんとうに有り難うございました!)
○近鉄で新大宮へ
○ホテルに宿泊
(子連れに和室は快適。ただ、音漏れがすごかった。ネットが使えなかったのが残念。コインランドリーは使わなかったが、あるらしい)
○翌日、8時半に宿を出る
○新大宮の駅までものの3分、余裕余裕、
○富雄は普通列車しか止まらないから、快速急行を一本見逃す
○よくよく考えてみたら、西大寺まで出ないといけないのでは?ということに気づき
(10分ロス)
○時間がヤバくなってきたので、とりあえず学園前まで次の急行で行き
○そこからタクシー。。。orz
○コドモを預ける間待っていてもらい、そのまま奈良先端大へ
(移動代の方が託児料よりも大幅に高い。。。)
○シンポジウムが終了し、タクシーで北生駒へ
(そうか、北生駒から生駒に出ればいいのか、とやっと気づいた)
○生駒から難波行きに乗り換え。。。、おいおい!逆!奈良だよ奈良方面!
(このあたり、相当頭がいっぱいになっていたらしい)
○次の駅で引き返し、やっと富雄に到着。。。
○コドモを受け取り、重ね重ねお礼を申し上げて
○再び富雄からタクシーで先端大へ
○しばらく懐かしい奈良先端大の方がたに、コドモを披露。
○その間、敏腕秘書さんが、伊丹空港への行き方を調べてくださいました!
○携帯を充電させてもらい。。。
○タクシーで学園前へ
○ちょうど、難波行きの急行に乗れる、と思いきや、
○逆のホームだった!!!
(本当に今回は、逆のホームに行ったり逆向きに乗っちゃったりと、さんざんでした)
○秘書さんが周到に調べてくださったおかげで、無事に上本町での乗り換えに成功。ここはすごーくスムーズに行けました!ほんとに感謝です!


2008年11月19日水曜日

テーブルトップ共焦点

今日は突然でしたが、ある計測機器会社A社の顕微鏡部門の方がいらしてくださり、
顕微鏡ユーザーとしての意見を聞きたい、とのこと、1時間ばかりいろいろとお話をしました。

その中で話題に上がった一つが、テーブルトップ共焦点。
オールインワンの落射蛍光をB社が出して、ややそれを追随する形でC社が共焦点タイプをリリース。
私はどちらも実物を見たことがありませんでした。
外観は箱のようなもので、暗室が要らない、というのがセールスポイントの一つ。
A社にとって脅威になるかどうかという意見を求められたとき、
「顕微鏡初心者とか、あまりなじみのない人は飛びついて買うかもしれない、でもいろいろと自分でカスタムアップしてやりたいという人とか、少し高度なことをやりたい人は、手を出さないのではないか」
という意見を述べました。

あと、96穴プレート内の細胞の画像を自動的に取得できるなんていうシステムも紹介していただきました。こういう装置はこれまでも結構出ていましたが、びっくりするのはその速さ。96穴を1分でスキャン!?そんなのありえるのかしら、という速さです。そして一枚一枚が共焦点画像です。
このような装置は私のピンポイントな専門ではないのですが、かなりパワフルな装置のようです。
液体を分注したり、試薬添加後の反応をタイムラプスで追ったり、その後の画像解析も自由自在。
もちろんものすごい高額な装置だそうですが。

その後、理事長との意見交換会をはさんで。

「顕微鏡のデモの件なんですけど」とC社の方がいらっしゃいました。
あ。そう言えば、すっかり忘れていたけど、デモ機を置く場所をお貸ししたんでした。
あ。そう言えば、そのデモ機って今朝話題になった件のテーブルトップ共焦点でしたね。
そうそう、本格的なデモは明日からで、私の出張と重なるため、あまり記憶に残っていなかったのでした。今日のうちにセットアップができたということで、見させていただきました。

これがですね。かなりよくできています。午前中、A社の方に述べた意見はちょっと修正しなくてはいけないかも。値段と性能を聞いて、これは売れると思いました。
(うちは多分買わないけど。。。なんと、箱がそのままCO2インキュベーターになっちゃうバージョンもあります。これが、将来的に96穴プレートにも対応するようになったら、ものすごいことです。)

全くの偶然ですが、一日のうちに何かシンクロして起こることってあるのですね。
しかし、微妙に順番が逆でした。^^;;;
A社の方には、また追伸かなにかでご連絡したいと思います。

理事長との意見交換会

幹事会の活動の一環で、今日は理事長との意見交換会に参加しました。
ここ数か月で一番緊張したかも。
(酒とカフェインをやめてから、緊張しなくなったんですが。)

言葉の一つ一つに迫力があって、圧倒されかけました(いやほんとすごい迫力ですいつ見ても)。
が、何度か発言させていただきました。

研究者のわれわれは、今まで通りに研究を進めなさい、ただ、投入した予算をを考えると、研究所のアクティビティを、ショーウィンドーにちゃんと工夫して並べていき、世間の理解と認知を得なくてはいけないんだ、とのことでした。
これは去年の総会での講演でのメッセージに関連したことでした。
この頃、私が一般公開めぐりや、広報の仕事に興味を持つようになったのも、元をたどれば去年の理事長の講演が遠いながらも一つのきっかけになっているかも、と思い返しました。

特許についての話になった頃、ちょうど残り時間が少なくなってきて、
「ライフサイエンス系は特許が少ない」
という流れになり、では「生物系の方、順々に自己紹介も兼ねて」というツライ展開に。

はい、率直に、これまで「これっぽっちも」特許出願ということを考えたことなかった、ということを告白しました。ただこれを良い機会に考えていきたい。ただ心配なのは、本当に意味のある特許申請をしないと、維持料ばかりがかかってダメなのでは?ということを申し上げたところ、
「その通りだ」とおっしゃってくださいました。

最後に、今年は選挙が大変なのでバックアップの一言を総会の講演で、とお願いしましたら、
「そんなのなんで僕がやらなくちゃいけないの!」とおっしゃられました。
あはは、それもそうです、もちろん私たちも宣伝しますが、選挙の直前に総会があるので、もし言っていただけると大変心強い、と食い下がってみました、が、あまり良い感触は得られず、そこで時間切れ。

幹事会の仕事はそれなりに大変でしたが、こういう機会があるというのは大変ラッキーなことです。

また再び反芻してエントリにするかもしれません。

2008年11月16日日曜日

生命現象の動的理解を目指すライブイメージング

「生命現象の動的理解を目指すライブイメージング」実験医学増刊号、
ボスが著者に入っていたので、著者割で購入し、先週手元に届きました。

下村脩先生の「GFP発見の歴史」が巻頭に収録されています。
素晴らしいタイミングでの発刊です。
まだじっくりとは目を通していませんが、楽しみです。
保育園ママ友だちのSさんの寄稿もあります♪

2008年11月15日土曜日

風邪から回復中、Aさんとうなぎ

風邪から回復中、です。
まだ鼻水とたんのからむせきが出ますが、徐々に減ってきました。
毎晩首周りをミニ毛布や厚手のカーディガンで覆って、
ツタンカーメンのようになって寝ています。

これは、肩こりにもかなり良さそうです。
今までもなるべくタートルネックとかを着たりして寝ていたんですが、
そんなヤワな対策では首~肩まわりの血行維持にはたいして効果がないってことがわかりました。

昨日も今日も、外食でした。
今日Aさんご夫妻といただいたうなぎは、本当に美味でした。
長く記憶に残る味となることでしょう。
元気が出てきました。私もがんばろう。
Aさん、これまで本当にありがとうございました。

完全回復に向けて今日もツタンカーメン化して寝ようっと。

2008年11月10日月曜日

風邪で出張でそしてまた風邪

ひさびさ、のエントリです。
というのはタイトルにあるような状況です。

出張を翌日に控えた月曜夜から、39度の熱が出ました。
なんとか気合いで熱を下げて、蒲郡へ。
今回は1年半ぶりの単身出張でした(子なし)。
寂しく手持無沙汰かつ自由な(エンタの最後のブルースを歌いたくなった、と告白します)一夜があけ、
昼でシンポジウムは終わり。
油断していたら、埼玉県教育委員会に5時に到着できないことが判明。。。教員免許申請、ちょと延期です。蒲郡、意外と遠い。

昨日帰宅しましたが、どうも夫も子供も風邪気味。
明け方咳きこんだら気管支のあたりとおぼしきところが、イタイ
熱はもうないようですが(あるかもしれないけど測らないでおきます、予想より高いと嫌なので)
人にうつしても悪いということで、
今日はお休みさせてもらいました。
コドモも保育園お休み。青っ洟がとびひになりかけてます。
あとで二人で病院に行ってこようと思います。

さて、今回の風邪の原因。少なくとも遠因。

日曜日の掃除です。

掃除をするときはマスクをしよう。。。特に掃除機のフィルター掃除なんぞをするときは。
のどや肩のまわりを冷やさないようにしよう。。。

皆様もどうぞ風邪にはお気をつけて。

2008年11月8日土曜日

お土産のめかぶを食べながらダイエットの状況を振り返る

夫がラボ旅行から帰ってきました。
行先は伊豆。
3時くらいに電話があって、
「おみやげ、めかぶでいい?」
とのこと。

めかぶ?

と思いましたが、他に適したアイディアもなく。
(海産物かなと思って「ホタテは?」と言った私、明らかに北の人間です。伊豆では取れませんて。)

で、買ってきてくれたのは、
○めかぶ入りあおさの佃煮
○めかぶ茶梅風味

これが、両方とも大変大変大変気に入りましたです。
夫、すばらしいチョイス!
佃煮は発芽玄米ごはんに乗せて、わしわしいただきました。
幸せです。

肉や乳製品を食べない生活が続いているので、鉄分やカルシウム不足を積極的にケアしなくてはならず、海藻類や豆をどんどん摂るように心掛けています。
そして、ひじきとかのりとか大豆とかごまとかが、大変おいしく感じられる今日この頃です。
今や、白米よりも玄米を好んで食べたいと思うようになりました。
そして、単なる玄米よりも発芽玄米が、そして、市販の発芽玄米よりも自分で発芽させた発芽玄米が、究極的には自分で発芽させた発芽玄米をちいちゃい土鍋で炊くのが一番のお気に入り。
時間がないとなかなかできませんが。

ダイエット、75日頃にやってくる停滞期をやっと通過した模様。
スキニービッチを読んで肉を控え始めたのが、8月中旬。
だいたい、月に1キロ程度のペースで減っています。
かなり驚きです。これまで単調増加だったわけですから。
まさかこのペースが続くと半年後には妊娠前、一年後には大学院生時代に戻れる。
ええっ、そんなの夢みたいですが。
でも、この食生活パターンにすっかり慣れてきたので、こつこつ続けていこうと思います。

2008年11月7日金曜日

ASCB のサイトから、

American Society of Cell Biology のページ、ときどき覗いています。
いくつかおもしろいものをメモっていたので載せます。

☆Resource of the month, 細胞内の3Dトモグラムです。
ぞっとするほど美しい。ものすごい力作。
そしてこれが生きているものをできるだけありのままに表現した結果描き出された美しさだということに改めて静かに感動します。
電顕トモグラフィー、いつかやりたいなぁ。
高圧急速凍結は今月久し振りにトライします。楽しみです。

☆動く表紙を発見.右側の雑誌のリンクから。
http://www.lifescied.org/content/vol7/issue3/cover.dtl

☆WICB (Women in Cell Bilogy)
http://www.ascb.org/index.php?option=com_content&task=view&id=196&Itemid=283
270ページあります!
まだ見出しをざっと見た程度ですが、見るからに骨太な内容です。
女性研究者を励ます熱いメッセージに満ち満ちている模様です。

首を寝違えました

今朝、起きてみたら、首まわりに激痛。
どうやら寝違えたみたいです。
たまにやってしまうのですが、今回はちょっと手ごわそう。
アンメルツヨコヨコを塗ったのですが、何の反応もなし。
(塗った後、「カッカ」しますよね、ふつう。)
というわけで、前に酸素カプセルをやった整骨院へ行きました。
低周波治療器をかけてもらって、マッサージしてもらったら、
アンメルツヨコヨコの「カッカ」感が出てきました。
てことは、血行自体が滞っていたってこと?

ちょっと良くなったけれど、まだ首まわりががちがちです。
蒸しタオルなどで温めてみようかしら。

2008年11月5日水曜日

教員免許取得に向けて

ママ研究者さんのエントリに触発され、ずっと放置していた教職免許をどうにかしようと、6月くらいに思い立ちました。そしていよいよ具体的に行動を起こすことに。

まずは、
○卒業大学の学部と大学院に、単位取得証明書の取得申請をしました。

次に、
○埼玉県教育委員会のHPで下調べをし、
○メールで問い合わせて、
○電話でも相談に乗っていただきました。

どちらも、迅速かつ丁寧に対応していただき、大変感謝しています。

その過程でついでにわかったことなのですが。
今このタイミングで取得しないと多分、
取得自体をあきらめちゃっただろうな、という事態。

というのは、来年4月から教員免許の更新制がはじまります。
今のタイミングであれば単位取得で、免許が取得できます。
ただし、教壇に立つとすれば、その前に30時間の講習が必要です。
来年4月以降だと、免許取得の前に30時間の講習が必要とのこと!
ちょっと今の状態で30時間の講習は。。。ムリ。

というわけで。
○HPを見ながら電話で必要書類を確認し、
○足りないもの(戸籍抄本など)を手配し、
○記入が必要なものはとりあえずフォームをダウンロードしてプリントアウトしました。
△あとは、角2封筒と350円切手を用意せねば。

そして、来週の出張の帰り、直接埼玉県教育委員会に行って、手続きをしようと思います。
必要なもの一式が封筒の中に入っていますが、これを出張荷物に入れるのを忘れずに!

中学専修(理科)と、高校専修(理科)が取得できる模様です。

2008年11月3日月曜日

今回の帰省

実家の弘前から、さっき埼玉の家に戻ってきました。

今回の帰省を振り返ってみます。

【アクティビティ】
●家事は、2回の夕食作り(買出し含む)と、庭の草むしり。お風呂掃除。少ないかな。
→母がずいぶん元気になっていたので。私が大立ち回りをしなくても済んでしまった。
○りんごの収穫。
○りんごを詰めて、発送。計7件。自分のアパートも含めるとプラス1。
→収穫、というより、りんごを詰めて発送するのがなかなか大変で、ボトルネックとなるのです。
○本を3冊読了。

【反省】
●保険証と母子手帳忘れた。
○行楽客で結構新幹線が混んでいた。早めにチケットを取って正解だった。
●コドモ、そろそろ席を一つ取った方がいいのかも。隣のお客さんに迷惑が。。。
●窓側を希望するのだが、トイレに頻繁に立つから、通路側でもいいのかも。窓側としても、2人席の方がベター。
●えきねっとだかでチケットが安くなる?次の時までにちゃんと調べとこう。
○荷物はまぁ適正量かな。帰りは宅急便で一部発送。
●今回はオムツをできるだけ減らした。でも最後にやはり足りなくなって、買ったとたんにもう崩れまくり。寒いし、トイレが近くなってしまうらしい。
○コドモ、畑ではじめてあることをしました。男の子ですな。

【その他】
○大草原の小さな家、3話見た。おもしろかった。
○サーカスマン、という回で出てくる、サーカスのおじさんオハラ。インチキ薬を町の人に勧めたのがきっかけで町を追われるように立ち去ります。このペテン師おじさん、大変憎めない良い味を出しています、」が、ひとつおもしろいことに気づいてしまいました。アメリカの、現大統領に顔が似ています。顔が、というよりは、表情が、かな。
○先のエントリにも書きましたが、コドモ、はじめての囲碁。

充実した連休でした。りんご畑は気持が良かったです。

2008年11月2日日曜日

初めての囲碁

と言っても私ではありません。
コドモ(♂3才)、父を相手に打ってます。
とりあえず、並べてます。数珠みたい。
父曰く、「トーチカみたいに固いなぁ〜」

一応、交互に打つ、というルールだけ理解したようですが、
「アンパンマン作るんだよ〜」とか言いながら自由に並べています。
相手の石を動かしたりしています。
それは反則ですから〜。

父(アマ7段)が、「うお〜、すごい手だ〜、そんな手見たことない!」
と言いながら、付き合ってくれています。

おおっと、碁石を4、5個まとめてじゃらじゃらっと碁盤にばらまいてます。
それも反則ですから〜。
黒い石で碁盤の上が真っ黒ですー。




2008年10月31日金曜日

実家に来ています 2008秋

実家の弘前に来ています。
夏休み以来、です。
たぶん、MacBookが起動されるのもそれ以来でしょう。
(両親が使っている気配はほとんどなし)

イーモバイル、久しぶりだとどーやって接続するのかちょっと逡巡。
単に電話マークをクリックしてやればいいのね。なるほど。
あとは、窓際でやらないとつながりませーん。

コドモはさっそく、大草原の小さな家の一回目(お父さんが木から落ちるという話)と、いいでば英語塾を見ています。既に定番化。
かんごーかいさ、いがねなー! がにとがしゃえび。 とハチローさんが言ってます。

さて、明日はりんご畑に行って、収穫と箱詰めと発送をします。
ガンガン送りますよう〜!

今回の荷物の覚え書き。
3泊4日、秋、実家。
○子供の着替え上下、4組。
○私の着替え、フリース3枚、長袖Tシャツ1枚、
○ズボン1着、ジャージの下、1着。
○子供の下着、上下3組。
○おむつを7−8枚。
○おしりふき。
○その他私のアンダーウエアと靴下など。
○ケータイと財布とチケット。
○歯磨きセット。
○iPodと本5、6冊。
○おもちゃ(子供が自分でリュックに詰めました)

バックパック一個におさまったので、今回荷物は宅急便で送りませんでした。
バックパックは、IUBMBでもらったやつ。
こないだ押し入れから発見されました、ASPBのよりも一回り大きくて使い勝手が良いです。

今回忘れたもの。保険証と母子手帳。
ああどうか通院するようなアクシデントがありませんように。。。
あとコンタクトのケースを忘れました。
まぁこれは実家に代替品があったのでよしとします。

埼玉も冷えこんでいたので、こちらの寒さもあまり気になりません。

アプライ

一昨日の夜(水曜、29日)になって、
「昇進制度は今年はどうするのか?」
という打診を上司に受けました。

あ、そう言えば。その時期でした。
(勝間さんのセミナーに出たとき、予定にも入れていたもの。)
なんとなく、まだ先だと思っていたら、締切が今週金曜(31日)!!!

昨日(木曜午前中、30日)、大急ぎで書類を用意しました。
顕微鏡の使用予定がちょっと後ろにずれこんでしまったけど、
無事完成。

去年、一昨年と、二年間アプライを見送ってきたものです。
こちらに着任してから、自著論文が出るか、共同研究で大当たりするか、
そのいずれかでないと出しません、と上司には宣言していました。

その条件を満たしてはいないのですが、自著論文を書く見通しがたったこと、
共同研究で投稿中のものが3報あること(ひとつは大きいところに出したと聞いています)、
ということで自分のなかで折り合いをつけなおし、アプライしてみることにしました。

面接が12月末です。さてどうなりますことやら。
それまでに、上記の条件が満たされていたら、堂々とやれるなぁ。
あとはスキマ時間にせっせと読書をしようっと。

2008年10月29日水曜日

敏腕テクニカルスタッフAさん

2年半、私と一緒に仕事をしてくださったAさんが、旦那さんの転勤に伴い、退職されることになりました。

私は3週間ほど前に聞いていたのですが、昨日ラボ全体にオープンになりましたので、ここに書けるようになったというわけです。
もう、ずいぶん立ち直ったのですが、結構へこみました。
旦那さんの転勤ということで、いたしかたないのですが、ちょっとやそっとでは書きつくせないくらいお世話になったので、もう一人の研究員の人と、がっくりしていました。
10数年ぶりに失恋の気持ちを味わったかも、という感じ。

ということで、次の人を探さなくてはいけないのですが、なんだかもう後ろ向き。
それを奮い立たせて、公募の文章を考えたり、あちこちに声をかけたり、ということをし始めています。
なんかね、でも気がついたのですわ。
その時、私、笑顔がないのです。
あー、こんなんでは、福が来ません。

無理はしすぎない程度に、こつこつと、前向きに、リスタートしましょう。
ネガティブな気持ちを自分の中でこねくりまわさないようにしましょう。

Aさんが、新しい場所に移られても、どうかどうかハッピーに暮らしていけるよう、心からお祈りしています。

2008年10月27日月曜日

整骨院で酸素カプセルとソフト骨盤矯正にトライ

この頃、ちょっとテンション低めです。
まあいろいろとあって。
運動も、読書も、停滞気味。
早起きに至っては、ダメダメです。
何とか復調したいなぁ。
何といっても疲れ気味なのがよろしくないのでしょう。
なにごとも、体と心が資本ですから。

ということで、整骨院に行ってきました。
最寄駅の駅前に、今年になってからできた整骨院です。
前々から気になっていたので。

実はこれまで、保険がきく整骨院には行ったことがありませんでした。
まぁでも、要は保険が効く範囲というのはかなり限定されるのですね、ということを学びました。
施術の種類とか時間とか。
プラスアルファ、となると、(保険が利かない整体やマッサージ屋さんなどと同程度の)
「普通の」相場のお金がかかります。はあなるほど。そう言う仕組みなのですね。

今日は酸素カプセルなるものにもトライしてみました。こちらも保険は効かず。
でもおもしろかったです。
気のせいか、昨日からずっとしていた頭痛が良くなりました。
途中で気がついたのですが、もっとすーはーすーはー呼吸をマメにしとくんだった。
(↑貧乏性。)

低周波治療器を首と腰に10分くらい。
そのあとマッサージ。
延長で「ソフト骨盤矯正」と「頭痛・眼精疲労」。
すっきりしました。
骨盤は、やはり曲がっているようです。
しかも、想像したよりもかなり妙に。
ええと、今一生懸命思い出してるんですが、
左側が後ろに下がっていて、さらに右側は上に。
そのせいできっと左足の股関節がこきこきするのでしょう。

平日通えるといいんですが。。。
無理かなー。。。

3D映像の秘密

さっそく検索をかけてみました。

http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080918/158202/

へえええええええ。
144フレーム/秒で、右目用と左目用を交互に投影しているそうです。
右目用と左目用の投影装置が二つあると思いましたが、そうか、高速フレームレートで交互に投影しているのか。なーるほど。

メガネはやっぱり偏光でした。
センター・オブ・ジ・アースも見たくなってしまいました。

将来、学会会場でも、では3Dメガネをかけてください、なんてことがありますかね。
同じ方法を採用するとすれば、
高いフレームレートでなおかつ偏光を投影することが可能なプロジェクターと
右目用と左目用の画像を作成して交互に配置することができればいいのか。
後者は今でもやろうと思えばできるなぁ。
すごいなぁ。おもしろいなぁ。

ええと、コドモ用の映画で妙なことまで思いを馳せてしまいましたよ。

3Dポケモンを見ました

今日は創立記念日でお休みでした。
単にお休みなのだったら、ラボで仕事もできるのですが、
キャンパス全体が停電でした。
というわけで、今日はコドモの保育園もお休みさせ3人ともoff.

部屋の掃除をして、せっかくの平日の休日、
何をしようかねー、と悩んだあげく、ポケモン映画を見に行きました。
立体メガネをかけると、本当に浮き上がって見えます。
3D映像に変わった瞬間、「わ、すごーい!」と思わず声が出てしまいました。

メガネをはずすと、立体になっている部分は二重に見えます。
メガネをかけて片目ずつ見ると、普通の二次元画像に見えます。
どうやら、画像の奥行きは、5~10段階くらいのレイヤーに分かれているように
思われます。

この立体画像表示の仕組み、どうなっているのでしょうか!?
どなたかご存じありませんか?

なーんて、これで終わると「教えて君」になってしまうので、
検索とかかけてみる前に推理してみます。

画像は二種の偏光によって映写されている。
メガネをかけることにより、片方の目は、片方の偏光映像しか入らない仕組みに。
二種の画像をどうやって作るか。
レイヤーの深さに応じて、右目で見る像と左目で見る像に角度のズレを生じさせる。
(数学的に適当に変換してやればいいのかな。X方向に。)
で、右目用画像と左目用画像を作製。
それぞれを、直行するような偏光を用いて映写。

もうひとつ会場でしておけば良かったと後悔する実験ひとつ。
メガネをかけたまま、首を90度傾けたらどう見えたか?

えーと、とりあえずコドモは大喜びでした。
夫は目が痛くなった、とこぼしていました。
確かに、ちょっと疲れます。
まあ15分x2という構成は、そのためでしょう。
センター・オブ・ジ・アースは全編3Dなのかしら。

2008年10月26日日曜日

プラグインがはいったー

レッツノートにしてからずっと悩んでいたこと。
動画や画像を表示するプラグインが機能しなーい。
flash playerをmacromediaからダウンロードすること、履歴によると3回。
多分その時ごとに、手動でプラグインをインストールを試みているはず。
そしてすべて失敗。なぜだー。

今日はadobeからダウンロード。4回目なので、ダウンロードマネージャーには、install_flash_player(4).exe
と出ました。カッコ4ですよ4.
なんとなーくアイコンのかたちが違うので、もう一度トライ。
おおっ!やった。インストールできたー。
そしてちゃんとFireFox上に表示されました。

夏以来、ほぼあきらめ気味だった懸案ですが、解決するとすっきり。
理由はよくわかりませんが。あはは。

2008年10月25日土曜日

東大柏キャンパス一般公開

Gmail を使っていたら、「東大物性研一般公開」という広告がひと月ほど前から目についていました。
というわけで、子連れで行ってきました。
昼ぐらいまでテンション低めだったので、出発が遅すぎ、1時間ちょっとしかいられませんでしたが、いろいろ面白かったです。以下感想を箇条書き。

○柏の葉キャンパス前から無料シャトルバスが出ていました。ありがたいです。
○物性研一般公開、と思っていたら、柏キャンパス全体の一般公開ではないですか。
ということは、物性研ディビジョンが柏キャンパス組織の中で頑張って宣伝をしたということなんだろうなぁ。
○新領域の方には知り合いがいそうなので、まずそちらに行こうとしたのですが、順路が全く分からず、時間もないので速攻断念(あとから、総合案内でもらったパンフを見ればわかったかも、ということが判明。)
○物性研の方はたくさん矢印があって、とりあえずそれに沿って進んで行けば何かしらの展示会場に到着できました。
○低温液化室でクイズに答えて風船をもらいました。
○「世界最大のフライホイール付き直流発電機」を見ました。装置の原理を体感するために、自転車をこいで電流を取り出す装置にもトライしました。こういう取組みっていいですね。
○「放射光―高速電子が放つ夢の光―」へ。電子を加速すると出てくる放射光。シンクロトロンの外が熱くなる、なんだこれは、というところから、あら、いろんな波長の光がブロードに出てるじゃないですか、ではこれを使おうじゃないですか、というのがきっかけだったそう。へええええ。最初は周長17mのものなどで見つかりいまやSpring8は1.5km。そのほかに光を強くするファクターは。電子を密に閉じ込めつつ加速すること、などなど。
○顕微レーザー分光(?持ち帰ったパンフレットの中には詳細情報が見当たらない。。。)の基礎を説明してもらいました。お土産に偏光板をもらいました。

なんと、これで時間切れ。。。あーもっと早く行けばよかった。
物性研では、どこを見ていいかよくわからない、という人のために、ガイドツアーというのもありました。これいいですね。対象も小学生と高校生以上、というように分かれています。

どうも子連れでいると、ちょっと質問をするだけで驚かれます。
まぁそりゃそうか。見かけフツーのおかーさんだものね。
あとは、コドモに向けて「(将来)頑張れよー」と声をかけてくれるお兄さんもいました。
うふふ。かわいいですね。こちらも、頑張れよー、と応援したくなります。

帰りはまたシャトルバスで駅前に戻りました。
せっかくここまで来たので。。。ついでに駅周辺なども観察。
どうも都市計画にかなり気を使って雰囲気であります。
駅の真ん前に専用のブースが。
うーん、なかなか好感持てます。
私が住んでいる市、特に駅の北側は、かなり適当に開発されていて、
畑の中に無秩序ににょきにょきとマンションが建ちまくっていますが、
ここはずいぶんプランがしっかりしている様子。

ららぽーとがとりあえずどかんとあったので、入ってみました。
これが大正解。
ここまで子連れフレンドリーなショッピングモールはこれまで行ったことがないかも。
トイレやカフェのスペースなどに、子連れ客への自然な配慮がいっぱい。

あと、感動したのが、本屋が大きい。これは大きい。しかも、品揃えのラインアップが全然違う。
東大本郷の生協書籍部の雰囲気を思い出させます。それにカジュアルテイストを加えてスペースを2倍くらいにした感じ(とはいえ、私の書籍部の記憶は10年前のものですが)。
それから、洒落た、気の利いたおもちゃ屋さん。そうなのですよ、こういう、質の良いおもちゃ、いいなぁ。ヨーカドーのおもちゃ売場は、和光も弘前も雰囲気がかなりかなり似ています。さらに池袋東武百貨店も、その路線の延長線上にあります(もちろん東武のほうが高級なものの品揃えがよいですが)。
それとは一線を画しています。広尾で見たおもちゃやさんに近いかも。
そのほかにも、近日オープン予定のアカチャンホンポ。大きな楽器屋さん(こちらは音楽教室とも連携)、映画館が入っているようです。1階部分は東急ストア。
私と同じくらいの世代の人が、一戸建てあるいは広いマンションを買い、子供に音楽を習わせたりちょっと頭を使う質のよいおもちゃで遊ばせ、書斎には本がたくさんあって。週末には映画も見れる。もし柏に職があったらこの駅近くに引っ越しますね、で、おそらくこの駅から滅多に出ないでしょう、おそらく(笑)。子供が小さいうちは保育園問題がありますが、そのあたりのどうなんでしょうかね。

柏、赤丸急上昇です。
と書いていたら、伊藤ハム柏工場のニュースが。あらららら。。。

サイエンスZERO

昨日保育園にお迎えに行って、帰りいつものようにヨーカドーに向かっていたところ、
ちょうどサイエンスZEROの再放送をやっていました。
http://www.nhk.or.jp/zero/contents/dsp230.html

おおっと思い、ヨーカドーの駐車場に車を止めてひとしきり見ました。
おおっ、うちのボスが出た!去年取材に来たときの映像だー。
「○○せんせいだよー」と言ったら、
今まで早くヨーカドーいこーとぐずっていた子供、
突然興味を持ちだしました。
わっ、電子顕微鏡だ。観察しているひと(後姿)、私です。
「これママだよー」と言ったら、コドモ、大喜び。
おおっと、ゴルジ体の顕微鏡写真だ。
ちなみにこれも私が撮りました。
後姿よりこっちの方が私的には嬉しい♪
「この写真ママが撮ったんだよー」と言ったら、コドモ、ますます大喜び。

ママが仕事をしている姿を見せることができてよかったです。

2008年10月23日木曜日

Kさんの送別会

今日は、職場の託児所と男女共同参画委員でご一緒させていただいた、Kさんの送別会でした。

Kさんとの最初の御縁は託児所でした。
託児所に入所するタイミングがちょうど同じ月でした。
私は産後7か月でしたが、Kさんは産休2か月で即復帰されたそうです。

その後参画の委員に二人とも入ることになり、私の子供が別の託児所に移ってからも委員会でお目にかかることがありました。

Kさんはいつもにこやかで、なおかつ凛とした強さを感じる素敵な方で、私の憧れでした。

このたび京大に移られることになり、参画のTさんの企画で今日の会となりました。
参画の中の限られたメンバー、でしたが、最後に委員長のO理事もいらしてくださいました。
楽しいひとときを持てたことに心から感謝、感謝です。

お酒をほぼ絶っていた私ですが、Kさんも飲んでいらっしゃったので、
「Kさんと飲むなんていう念願の機会はもうそうそうないかもしれない」と思い、飲むことにしました。

特に印象に残っているのは。
研究所のニュースレターに出ていたのを見て、あれ、これぜったい○○ちゃんのお母さんだと思うんだけど...と思いつつ、お子さんの苗字と違うので、なかなか確信が持てず声をかけられなかったこと。私もそうですが、旧姓でお仕事されているママ研究者にはありがちなことかも。

のちに、実は大学から大学院時代は同じ建物で過ごしたらしいことを知り。
業績経歴とも輝かしく、でも謙虚で、なおかつ主張するときには見事にポイントを突いたずばりとした意見を述べる。あんなふうになれたらなぁ、といつも見上げてきました。

そうそう、それから、私が大学院時代に大変大変お世話になった助手の方と同級生だったそうで、なんと世間は狭いことよと思ったり。その助手の方も(男性)、男女共同参画の仕事に巻き込まれた...、もとい、仕事をされてをいたのですよね。なんとなく静かな共鳴を(勝手に)感じてしまいます。

それから。
Kさんのお子さん、とーーーてもかわいいのです。
ほんとうつくしいのです。
あと、小さいときからひとりで寝てくれるという話を聞いたとき、んまーなんて素晴らしいの!と思いました。

Kさんとお子さんがこの地を旅立たれるのはさびしいことではありますが、
Kさんのますますのご活躍と、ご家族のご多幸を心からお祈りしております!
企画してくださったTさん、有難うございます!

2008年10月19日日曜日

大根葉のふりかけ

依然として、全粒粉や玄米をできるだけ食べるようにしています。
先日、研究所のママ先輩から大根葉をいただきまして
(Tさんありがとうございました!)、
ちりめんじゃこと一緒にふりかけを作りました。

大根葉はよく洗って、みじん切りに。
水気を切っておきます。
ごま油をややたっぷり目にフライパンへ。
ちりめんじゃこを入れ低温でゆっくりかりかりになるまで炒ります。
大根葉を入れて、みりんとめんつゆなどで適当に味をつけます。
水気がほとんどなくなるまで炒ります。
最後にゴマを多めに入れ、3つばかりはねるまで炒ります。

これが、玄米のごはんに絶妙に合いました~。
煮てあったひたし豆を添えたらこれまたものすごく良く合う~。

2008年10月18日土曜日

ケータイが直った

やっと昨日、ドコモショップに行ってケータイのことを相談しました。
そしたら、バッテリーが放電し切ってロックがかかった状態だったとのこと。
ロックを解除してもらったら充電もできるようになり、回復!
よかったよかったー!!!

ついでに、パケ代について相談。
先日届いた請求書、で気づいたのですが、
パケ代もんのすごいことになっているわけです。
で、月ごとの様子を教えてもらったところ、8月だけ特異的に高いことがわかりました。
普段の4倍くらい。
何か心当たりはありませんかと言われ。。。
8月?夏休み中に何かやった?

そうだ!ケータイで撮った画像を、 Gmailアドレスに転送しまくったんだった!
ということで、画像保存用のSDカードを購入することに。
1Gで2300円とかでした。
ちなみに2Gは3000円代でした。
パ、パケ代よりずっとやすいではないですか。。。(←あたりまえです)
あとパケホーダイダブル、というのに来月から変えてもらうことにしました。

セミナーおわりました

研究室でのセミナーは年に最低3回くらい回ってきます。
昨日は5月以来のプログレス。
あんまり、進展がなかったんですが、
論文に向けて一歩一歩、といったところ。
碁で言うとヨセです。

前々日ダウンしてしまったのですが、
学会用にいろいろとまとめてあったので、
なんだかさくさく終わりました。

あと、科研費も、学会もそうだったんですが、
いつもより準備が早く終わってます。

前日にレジュメを作り終え、打ち出していたら、
同室の方に、
「いつも当日朝にホチキス止めとか手伝ったりしてたのに、
どうしたんですか!?」
と言われました。f^^;;;
す、すみません、今までほんとにお世話になってました。。。

こんな余裕があるのは、自分でも驚き。

考察するに。
○ブログを書いたりすることでアウトプット速度が上がっているような気がする。
○マインドマップで楽しくできる。
○コーヒーとアルコールをやめ、肉と砂糖を控えたら、焦燥感がなくなった。

でも最後に一個ミソがつきました。以下その経緯を。

当日、セミナー開始の一時間前に到着。
調子こいて、「あ、このデータも入れよっと♪」
ともう一枚スライドを追加。写真をぺたぺた貼って、さてパワポも完成。
MacのデスクトップからLet's Noteにパワポを移しましたところ、

画像がうまく表示されないものがいーーーーーっぱい!!!!

そ、そうだ、これはこないだ学会の時にも体験したぢゃないかー!!!
Let's Note に移す可能性があるプレゼンの画像データは、
TIFFとかじゃだめなんだよー!!!
jpegにしないといけないんだよー!!!
私のあぽあぽあぽあぽ~!

もう一人のプレゼンターの方がMacを使うというので、
それにパワポを入れさせてもらって難を逃れましたが。。。

つぎは気をつけましょう。
はい、思いっきりブログで備忘録、です。

2008年10月16日木曜日

ケータイが壊れた,小休止

ケータイが壊れたようです.
その経緯は.

一昨日,ヨーカドーの中にあるパン屋さんに入って
お金を払おうと思ったら財布がない!
(ここは,カードが使えない,現金払いのみ)
うろたえました.
サザエさんのテーマソングが頭をよぎりました.

落ち着こうと思い夫に電話.
でも財布がないの,とは言わず(言えず).
電話を切った後でケータイ手からすべり落ちました.かつーん!

さらに落ち着こうと思って,
手持ちのクレジットカードでヨーカドーで買い物をまず済ませて.
一度車に戻りました.

財布は結局車の中にもなく.
かろうじて車の中にあった小銭で,パン屋さんに戻ってパンを買いました.

家に帰るまでどきどき.

日曜にトレーニング室に行ったときの袋から出していなかったことが判明.

ああああああよかった.

でも,その後夫に再び連絡を取ろうとしたら,
ケータイが反応せず.

一回無償で機械を交換してもらったので,もう無料交換はナシだなぁ.
これは,iPhoneにせよとの啓示かもしれない...
でも,おじいちゃんたちとのテレビ電話ができなくなってしまう.
悩みどころ.

昨日はフリースで来てしまい大失敗.暑い暑い.
フリース,やたらきゅうくつなんですけど,なぜ?
やはり去年の冬から太ったの?
このきゅうくつさが血行を悪くして肩凝りを悪化させてないですか?
素材もよろしくないのかしら.
綿とか自然の素材感があるものの方が楽かも.

そのせいとは思いませんが,午後から急に具合が悪くなり,休みました.
ちょっと熱があるようです.体がだるい.
ちょっと疲れがたまったようです.小休止です.
でも,
ラボミーティングが金曜です,しぇー!
間に合わせないと.

2008年10月12日日曜日

掃除,夫の母来訪,有酸素運動

今日は久し振りに,夫の母が遊びに来てくださいました.

というわけで,午前中は激しく掃除をしました.
居間とダイニングはこざっぱりしました.ああ気持ちがいい.有難い.

午後は,夫の母と部屋で談笑,主役はもちろんコドモ.
その後近所のお寿司やさんに出かけて夕食.
車で駅に送って行って,帰宅.
車中で子供が眠ってくれたので,読書をしながら篤姫を鑑賞.

篤姫が終わっても子供が起きる気配がないので,これはチャンス.
和光市総合体育館のトレーニング室で,たっぷり有酸素運動をしてきました.
最近のマシンて高機能なんですね.びっくり.
消費カロリーがリアルタイムで表示されます.
自転車を30分.負荷は40からだんだん上げて最後は70に.
背もたれがあるタイプにしました.テレビも見ることができて(音声も聞ける♪)
消費カロリー,100kcalちょいで,ご飯0.6膳分だそうです.
その後runnning/walkingマシーンで20分.こちらもテレビが見れますが,音声はナシ.
最初の8分走っていましたがふくらはぎがすぐにつらくなり,walkingに切り替えました.
walkingでもそのままの速度で行けることに気づいたので,6-7km/hで.
トータルで20分.なんかモーローとしてきて,迂闊にも消費カロリーを忘れてしまいました.
バナナ一本にあと一歩で届かない,という程度.
(そう,最近のマシンは,リアルタイムで消費カロリーが表示されるばかりか,それを食物に置き換えて表示してくれるのです...最初はキャンディー,次はカフェオレ,次はバナナと,いった具合.)

最後の有酸素運動のレポートが大半を占めてしまいましたが,部屋も片付いたし,運動もしたし,すっきり爽快です.

2008年10月11日土曜日

GFPとわたくし (就職への道のり特別編)

改めて,GFPについてのエントリを書こうと思います.

【GFPを知った】
1990年代中ごろ(たぶん,96年とかそのくらい)に,
大学院のセミナーで後輩が紹介したのを憶えています.
その時は「へぇー」と思いました.
多分,今回の受賞者のChaflie教授の論文なのではないかと思います.
まもなくして,卒研時代のボスをはじめ(→つまりは今のボス),次々と周囲のラボで,
「これからやるんだ!」
「ほんとに光るらしいよ!」
という話を聞きました.まずは出芽酵母などから.

植物でも使えるのかなぁ...?と,何だか当時は遠い存在,で,
その後こんなにお世話になるものだとは想像もしませんでした.

1997年に,Cornel大の女性教授二人が研究室を訪問されました.シンガポールでの学会の帰りにうちの教授と会いたいとのことで寄られたのでした.
二人とも既にGFPを植物に応用されていました.
Hanson教授は,stromuleという構造をGFPを使って発見した,という論文をその年のScienceに報告していました(stromuleは色素体からにょろにょろっと出てる構造,色素体は未分化な葉緑体,と思ってくだされ).もう1人の,Lazarowitz教授は,ウイルスが植物に感染する時に使うタンパク質を,GFPを使って可視化していました.

東京案内を仰せつかった男性の先輩が,一日浅草などの観光につきあったあと,
ショッピングに行きたいって言っているんだけどさ,ボクよくわかんないから連れて行ってあげてよ」
と依頼されました.つたない英語で池袋の東武デパートをご案内しました.それでも,男性の先輩よりはかなり役に立ったようで,大変有り難がられました.

その後.セミナーを聞き,いたく感動しました.

これまで,細胞の中のオルガネラを見るには,少なくとも固定して(つまり細胞を殺すということ),必要であれば樹脂に埋め薄い切片にして,さらに,試薬で染色しないといけませんでした.
オルガネラよりもさらにさらに小さいレベル,例えばタンパク質を見ようと思ったら,もっともっと大変.「良い」抗体を入手し,試料に対して抗体染色をして(フツーの染色よりも,数倍~数十倍くらいの時間がかかると想像して下され),顕微鏡で観察.

ところがGFPは,興味のあるタンパク質の遺伝子にGFP遺伝子を融合して発現させる細胞や個体をいったん作ってしまえば,
「生きたままで見ることができる」
のです.
もちろん,そういう細胞や個体を作るのにはそれなりに時間と労力を必要とする場合もあるのですが(また,たまに本当の局在を示さない,ということもなくはない,ということも一応付け加えておきます).

何より,生きたままの細胞で興味のあるタンパク質を「視える化」する,というのはライフサイエンスの世界を大きく変えたわけです.
何たって,動きを見ることができるのですから.
ごくごく簡単なたとえで言うと,GFP以前はスナップ写真,GFP以後は動画としても捉えられるようになった,というわけです.
しかも,色情報のある(つまり「」)動画です.

【GFPを使って仕事をした】

その後1999年に学位を取り,卒研時代のボスが97年から新しく構えたラボでポスドクになりました.
そのラボでは出芽酵母と植物が半々くらいで使われていたのですが,私がラボに参加した時点ですでに,出芽酵母ではGFPは光るし使えそう,ところまで来ていました.
私もGFPを使ったプロジェクトをやることになっていました.
ところが酵母で使われるGPF遺伝子だと,植物細胞では光らないことあるんだよねぇ...,という話.
静岡の丹羽先生から分与していただいた植物用に最適化したGFP遺伝子だとうまくいきそう,ということでした.

確か私がラボに参加して1か月半ほど経った頃.先輩が,一過的発現系で植物の培養細胞にGFP融合遺伝子を発現させ,光った光った~!と喜んでおられました.その時はじめて実際に光るGFPを顕微鏡下で見せてもらったのではないかと思います.緑色に,きらきら光っていました.

その後,別の研究員の方が作成された形質転換植物を顕微鏡で観察してくれないかとのこと,顕微鏡仕事ならお安いご用です,とばかりに観察してみたところ,おもしろいことを見つけました.これが実は私の現在の研究(連続した液胞膜上で複雑に折りたたまれたbulbという構造)につながっています.
2002年にその論文を出しました.

このラボに所属していた頃,宮脇先生が編集された「GFPとバイオイメージング」に拙文を載せさせていただいているのですが(はじめての和文総説でした),この本の目次を改めて眺めてみると下村先生も寄稿されています.おおおー!今ちょっと改めて感動しました.
http://www.bioweb.ne.jp/content/ziken_betsu/gfp00.html

2000年頃から縁あって,奈良先端大の先生と,植物の花茎重力屈性の共同研究をさせてもらいました.その論文も2002年に出たのですが,その時の私の貢献は電子顕微鏡観察でした.このテーマは大変に興味をそそられるものでした.そして,重力刺激を与えたときに実際細胞の中で何が起こるのか,GFPを使って生きたまま見てみたい,と強く思いました.ちょうどポスドク3年の任期が満了した2002年の春から,学術振興会のポスドクとしてそちらの研究室に移りました.

奈良先端大での仕事は大変エキサイティングでした.
顕微鏡を横に倒して設置し,顕微鏡のステージを回転させることで,重力刺激を与える前と後の細胞内の挙動を撮影する,というものでした.

花茎で重力を感知する細胞は,外側から数層内側にあったので,いろいろ工夫しました.観察用のスライドグラスを工夫したり,上手に剃刀で茎を削ぎ切りにしたり.観察している場所と回転軸の中心がずれないようにしないと,回転したときに狙った細胞がどんどん視野からいなくなってしまってあわわわわ~,なんてこともありました.10秒ごとに一枚,10分間自動撮影させるのですがその間に水銀ランプの熱が伝わって,熱膨張で顕微鏡のフォーカスがどっかに行ってしまったり...

いろいろいろいろありましたが,この仕事はほんとに楽しかった.
このときにどこにGFPを使ったか.
重力を感知する細胞の中で動くと言われているアミロプラスト(色素体が葉緑体に分化せずに,デンプンを貯めるようになったと思ってくだされ)をGFPで光らせました.また,アミロプラストを包み込んでいる液胞膜,これもGFPで可視化しました.両方とも上司であった森田さんのグループが確立されたものを使わせていただきました(そう,私,顕微鏡仕事は得意ですが,モレキュラー仕事が苦手でして...このあたりを分業にしてくださったおかげで,私は顕微鏡に集中できて大変有難かったです...ということをここに告白します)

アミロプラストがほんとにころころ転がった~!!!という時の興奮は忘れられません.
液胞膜の時は,さらに工夫が必要でした.普通の落斜蛍光照明では像がボケボケしてしまうので,別の階にある共焦点ユニットに接続することから始めました(共焦点ユニットにつなぐと,焦点ボケの蛍光が取り除かれ,シャープな絵が撮れると思って下され).横倒しにした顕微鏡を設置台ごと運びました.大学院生の方々が力仕事を手伝ってくれて助かりました.期間限定で(確か一週間くらい)共焦点ユニットを占有するのを許してもらいました.設置や接続,使ったことのないソフトだったのでいろいろと試行錯誤...無事なんとか期限内のうちに液胞膜のシャープな像が見えて,アミロプラストの部分は逆に黒く抜けていました.これを見たときにはほんとに脳がぞくぞくしました.この論文は2005年に出ました.

その後の留学先でも,ある変異体でミトコンドリアやペルオキシソームに変なことが起こっていないか,GFPを使って調べる,ということをやっていました.

【そして今に至る】

そして現在,最初にポスドクをやっていた研究所に研究員として戻り,再びGFPやそのvariant,また最近も新たに開発されている新しい蛍光タンパク質(これは前もエントリで書きましたが,宮脇先生の研究室で精力的に行われていて,それを使わせていただくことも多いです,大変お世話になっています)を使って,植物を使って研究を行っています.もちろんbulbの仕事を続けているのですが,それだけでなく細胞生物学的に何か新しい切り口をもたらすような革新的な切り口ができればいいな,と考えながら仕事をしています.

この長文をここまで読んでくださった方に感謝します.

【最後に】

さてこのエントリだけでも何回GFPという単語が出てきたでしょうか.
先日書き上げた科研費の申請書にも10回以上出ていると思います
私の使っているコンピューターの中には,一体何件GFPという単語でヒットがあるか,想像もつきません.
私というたった一人の研究者にさえこれだけのインパクトを与えたGFP.
GFPがなかったら,今の私はありませんでした.
顕微鏡をやってきたバックグラウンドがこれだけ強みになったのはGFPのおかげです.
そして,日本だけでなく全世界でこのテクノロジーの恩恵にあずかっている研究者が大勢,それこそ大勢います.Pubmedで"GFP"を検索ワードでかけてみたところ,2008年10月11日現在,実に,15163件の論文がヒットしました.

下村脩先生(もう皆さんご存知かと思いますが,大量のオワンクラゲからGFPを発見・同定した),そしてChalfie教授(異種の生物でもGFPが蛍光トレーサーとして機能することを証明した),Tsien教授(野生型のGFPに変異を導入して蛍光ピークを単一にすることで,理想的な分子の基本形を確立した,実に様々な色の蛍光タンパク質を開発してきた)の業績の偉大さに改めて拍手喝采を送り,心からの,心からの感謝の念をここに顕したいと思います!


2008年10月10日金曜日

科研費ほぼ完了

科研費の書類昨日書き上げました.電子申請にアップして,チェック.
その後一回間違いを見つけたので修正してもう一度アップ.
そして昨夜ふと寝入りばなに,「あ,あそこ直すの忘れた」というのを思い出して,
今日もう一度修正してアップします.
あとは研究所の事務にアップロードしたものを一部プリントアウトして提出します.

今回初めて!だったのは.

「締め切りの前日に書類の体裁がほぼ整っていて仮アップロードできた」
「夜更かしやムリな残業なしにできた」

私も少ーしずつですがじぶん改造中.

そしてもう一度声を大にして.
「物書き仕事にマインドマップ!」
をお勧めします.

何だか本気で,勝間さんのススメに従い,マインドマップとフォトリーディングの講習を受けたいなぁ,と思ってきました.

物書きをしている時に私のオフィスに寄ってくれた他の研究員の方が,
私の書類をちらっと見るなり褒めて下さいました.そういう人が2人いました.
今年は,坪井先生のススメにしたがって,図入りでポイントがわかりやすく,を目指したので,嬉しかったです.
審査員の方にも評価していただけると嬉しいのですが.

さて,次は,来週のラボミーティング.
そしてそろそろ投稿論文を書きはじめます.
(↑ブログに書くと実現するらしい!)

クラゲは85万匹

クラゲの数はもっと多いそうです.

http://www.asahi.com/science/update/1008/TKY200810080259.html?ref=reca

2008年10月8日水曜日

クラゲは5万匹

たてつづけのエントリです。

クラゲは家族総出で5万匹!
だそうです!

下村博士がノーベル賞受賞!その2

前のエントリで、

>これほど早いとは思いませんでした。

と書いてしまいましたが、GFPの発見自体は、1962年でした
そんなに昔に発見されていたとは。(←認識不足を反省)

話題になりはじめ、使われ始めたのは90年代の半ばくらいからでしょうか。
大学院生の頃優秀な後輩が、論文セミナーで紹介していたのを覚えています。
多分その時紹介した論文は、異種の生物でも、GFP遺伝子単独の発現で(つまり基質やco-factorなど他の因子なしで)光らせることができた、というものだったと思います。同時受賞されたTsien博士の仕事だったかも。→後日訂正! Chalfie博士です.

そこから10年ちょっとで爆発的にライフサイエンスの世界に広まり、今では欠かすことのできないものとなっています。

確か、GFPはオワンクラゲの発光器官をそれはそれは大量に集めて、精製したものだとどこかで読んだことがあります(出典が分かり次第またアップします、あ、部分的には検索でヒットしました)。ゲノムなどが決まる前でしたから、地道に地道にモノ集めをしなくてはいけなかった時代だったろうと想像します。

今では、クラゲだけでなく発光するサンゴなどから遺伝子を取るという方法により、新しい蛍光タンパク質が次々に取られています(理化学研究所の宮脇先生のグループにより精力的に行われています)。現在では実に多様な色が選べるようになりました。

下村博士がノーベル賞受賞!

たった今テレビで知りました!

GFP(緑色蛍光タンパク質)の発見に対してです!

GFPがこの10年のライフサイエンスを大きく変えました。
私の研究でも、GFPは欠かすことができない大変重要なツールです。
その恩恵は、はかり知れません。
実は数年前からいつかは受賞されるだろう、とずっと思っていましたが、これほど早いとは思いませんでした。

すごい!日本人が一年で4人も受賞!
この喜びをいろいろな人と分かち合いたいです。

取り急ぎエントリをアップします。

ノーベル医学生理学賞

こちらは,子宮頸癌の原因となるパピローマウイルスとHIVウイルスの発見,という業績に対して,だそうです.ドイツのハウゼン氏,フランスのバレシヌシ氏,モンタニエ氏.
http://mainichi.jp/select/world/news/20081007ddm002030067000c.html

ノーベル物理学賞!

すでにいろいろなところで書かれていますが,
今年のノーベル物理学賞,南部陽一郎氏,小林誠氏,益川敏英氏が受賞されました!!!

トリプル受賞は日本初,三氏はいずれも素粒子物理界の権威だそうです.
南部氏は,本命中の本命と言われ,ノーベル賞受賞者の小柴氏のコメントによると,
何年も前に受賞して当然の人,だそうです.
暗いニュースが多い昨今ですが,この輝かしいニュースを高らかに喜びあい共有しましょう!!!
というわけで,現在ヒットしたニュースをリンクしておきます.ざっと見ただけでこれだけあります.
すでに受賞者の方の日常が家族の方によって語られていて,微笑ましいというか何というか.

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20081007-OYT1T00627.htm?from=nwla
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081007-4686911/news/20081007-OYT1T00597.htm
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081007-4686911/news/20081007-OYT1T00627.htm
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20081007-4686911/news/20081007-OYT1T00702.htm
http://mainichi.jp/select/today/news/20081008k0000m040114000c.html?inb=ff
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040062000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/graph/nobel/index.html
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040153000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040135000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040135000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m010133000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040145000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081008k0000m040125000c.html
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20081008k0000m040132000c.html
http://www.asahi.com/science/update/1007/TKY200810070297.html
http://www.asahi.com/national/update/1007/TKY200810070320.html
http://www.asahi.com/international/reuters/RTR200810070157.html?ref=reca
http://www.cnn.co.jp/science/CNN200810070030.html?ref=reca
http://www.asahi.com/science/update/1007/TKY200810070311.html

私が一番印象に残った写真は,これです.毎日の記事ですが,ロイターの記者が撮影したのかな.
http://mainichi.jp/select/wadai/nobel/news/20081008k0000m040114000c.html

2008年10月6日月曜日

勝間さんの新刊2冊

勝間さんの新刊2冊,購入・読了しました.

まずは読書進化論から.
こちらは,私の準備段階がそこまで行っていないせいか,あまりにあっさりと淡々と読めてしまいました.
読んでからちょっと時間が経ってしまったせいもあるかもしれません.以下私の感想も,あっさり目です.

何でしょう,多分勝間さんの本の私にとっての最大の魅力は,
「最後に行動を促され,やる気になっちゃう」
「そこまでの展開が緻密で,爽快ですらある」
というところにあると思うんですが,
どうも,まだまだ私自身が
「本を書こう,書かなくっちゃ!」
というところまで行っていない,売る仕組みに至っては,あまりに自分とかけはなれた世界すぎて.
また自分がもう少し成長してから改めて読み返したいなと思いました.
やや,勝間さん以外の方による文章の量が多すぎかも,という感もありました.
(勝間さんの文章がそんなに好きなのかー私,という思いに気づいたりもして.)

勝間和代の日本を変えよう,は,たった今,読了しました.
まず,「はじめに」,と「第1章」.
勝間節です.素晴らしいです.これです.私が読みたかったのは!
(というわけで途中でやめられず今日は異例の夜更かし.)

今の日本の職場がかかえる閉塞感,問題点を,ずばりずばりと鋭く考察しています.
展開されている世代論,「あー,言われてみると確かにそうだ!」と,うんうん頷きながら読んでしまいました.
高度経済成長期に子供時代を過ごし,バブルもその後の失墜も知っている,逃げ切り狙い上司世代,と,日本経済が絶頂だった頃を知らず,未来にあまり希望が持てない若者世代.
勝間さんご自身はそのちょうど中間,どちらもわかる,というスタンスで俯瞰しています.そして,どちらにも,appreciate と encourage のまなざしがある.そして,日本を変えよう!一緒に変えて行こうじゃありませんか!という爽快なメッセージを発しています.

そして,第2章.
こちらは,毎日新聞のweb版であらかた読んでいたのですが,サイバラ先生による書き下ろしマンガが,す,すごい...
いやー,改めて,よくぞこのお二人の対談を企画&決行してくれたなぁ,というのが率直な感想です.
その後も仲はいいのかしら,大丈夫なのかしらこの2人...とちょっと心配になりますが.
過激な描写は,サイバラ先生の愛情表現,なのかもしれないので.
マンガの最後のコマ,サイバラ先生による一言が笑いました.
女性研究者ともだちでもよく
「お嫁さんほしいよねー」「そうだよねー」
という話が出ます,ハイ.

さらに第3章,女性が産める,働ける国へ.
この章,勝間さんの弁舌(筆致か?)がますます冴え渡ります.
まずは正しい現状認識から.
「日本は,他の先進国やアジア諸国と比べても,明確に女性が差別されているのです.文字どおり,二流市民扱いです.」
そして,
「正直,女性であるならば,自分が社会で差別されていることがわかっているはずです(もし,そうでないというなら,それは自己欺瞞です).」
ここまで言い切っています.あわわわわ.
職場で男女共同参画の仕事に携わっていますが,
「すみません,私,及び腰でした.」
と謝りたくなってしまいました...

第4章は,ワーキングプア,非正規雇用問題について,雨宮処凛さんとの対談.
この章,知らなかった現実を次々と突きつけられました.
10年後の爆発,というのを,大変恐ろしく感じました.

第5章は再び勝間さんの文章で,NYで考えたポスト資本主義.
勝間さんの視点はさらに日本の国を飛び出し,世界に向かいます.NYで見たこと,感じたこと,体験したことを交え,現在を考察し,将来を展望されています.
その中で,一番印象に残り,ああ勝間さんらしいなぁ,と思った箇所を抜粋,
「教育を受ける機会があり,その後必要なデータにアクセスできる機会があるのは全世界の人口のいったい何%の人たちかと思うと,自分ができることはなるべくやらないと,気持ちが悪くて仕方がないのです」
うーん,さすがだ.

最後,15の提言,で締めくくられています.

カバーの表側,は,Amazonでももうおなじみの,女性代議士っぽい勝間さん,ですが,裏側は,サイバラ先生による勝間さんのマンガです.
(サイバラ先生には申し訳ないですが,似てないです.似顔絵,って言えません.けど,これがサイバラ先生の味なんだろうな,ってのもよーく理解しております.)

2008年10月5日日曜日

さあ、才能(じぶん)に目覚めよう

ママ研究者さんのエントリに触発されて、「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう」を読了しました。

本を読んでしまう前に、strength finderをやってしまっていたのですが。^^;;;

そして、私の特長的な資質、は以下の5つでした。

「学習欲」「ポジティブ」「社交性」「最上志向」「コミュニケーション」

学習欲、最上志向、は意外でした。理由は以下のとおりです。

○苦手分野が結構多く、学習しないままほっといておくことが多々ある。
○最上、には小学校以来なれたためしがないよ!(志向だけかい!)

本文を読むと、
○結果を疑って何度もstrength finderをやりなおすのはよろしくない、
○そもそも幼少期に自分の強みが決められてしまっている、という裏付け、
○strength finderに対するさまざまな疑問に対する答え
○強みを生かす方向に読者に行動を促す、
という成り立ちになっているように思いますが、ちょっと私個人の結果からは「ホントかなー」と思ってしまいました。

なぜなら、
10代の頃と20代の頃、そして30代の頃では随分自分が変わったと思うから。
ちなみにstrength finderは中学生くらいから行うことが可能だろう、とあります。
今でこそ、自分は社交性があるかも、と思いますが、10代なかばごろはかなりシャイでしたし。
コミュニケーション、20代の頃、学会発表などのプレゼンではほんとに苦労しました。全然口が回らなかった。

まあそこまで懐疑的にならず、またこの結果を自己肯定感をもって受け止め、自分の強みを生かしていこうと思います。

個々の従業員の資質をどう生かすか、のところを読んで、自分の資質と照らし合わせ、「おっ」(○)「ほんと?(●)」と思ったものを抜き書きしておきます。カッコ内は、私のツッコミです。

【学習欲】
●状況が刻々と変化する分野で、その変化に即応しなければならない職務を任せる。そうした変化を自分の能力に他する挑戦と見て、意欲を燃やすタイプだ。(→猪木調で、燃えてますかー!?)
○企業外で教育を受け続けられるよう経済的にも援助する。(→学会に積極的に参加させていただきます。)

【ポジティブ】
○この人は、懐疑的な人といるとたちまち気力が萎えてしまう。また、消極的な人を元気づける役回りも好まない。(→一番身近な人間、夫が懐疑的あるいは消極的な人でありませんようにありませんようにありませんように。)

【社交性】
●この人は、毎日、新しい人と出会う機会のある職務に向いている。人との出会いがこの人のエネルギーの源だからだ。(→結構研究室に閉じこもってますよー)

【最上志向】
○この人は仕事で最高の成果を収めることと、そのための手段を考えることに何より興味を持っている。反対に、失敗に終わったことをもう一度立て直すことには、あまり意欲を示さない。(→あははは、後半は当たってるー、そのわりに、最高の成果、って何だっけー?)
○だから、問題処理に終始する役割に就かせるのは考えものだ。(→そうだそうだー)
○この人は自らの強みが活かされる道を無条件に選ぶ。収入は増えても強みが活かされない道を選ぶことはまずない。(→へえ。そうなのかなぁ。お金もだいじ、と思っていますが。)

【コミュニケーション】
○この人は他人と接することを苦痛と思わない。だから、得意先や潜在的な顧客をもてなすための親睦会や会食を催すときには、できるかぎり出席させるといい。(→子連れでよければいつでも~)
○この人には、企業内の伝説や面白い逸話をできるだけ多く仕入れるようにいい、それを同僚に話す機会を多く与える。社風を浸透させ、また徹底させる役割を果たしてくれるだろう。
○スピーチを学ばせたければ、一流の指導者が担当する少数精鋭のクラスに送り込むことだ。(→送り込んで~!)

やはり、夫にもやらせてみたくなりますね。本をもう一冊買うか。

2008年10月4日土曜日

読書メモ -ママ研究者さん、suikyoさんのおススメ本

ママ研究者さん、suikyoさんのブログで紹介された本を、数冊読みました。
ちょっと時間が経っていますが、忘れないうちにメモメモ。

「人は仕事で磨かれる」丹羽宇一郎著


豪快、爽快なエピソードがたくさん紹介されていました。
決断力と実行力のひとだなぁと感服。
それでいて、偉ぶらない。庶民的。
そんなところが大変好感が持てました。
抜群のリーダーシップと、見事な采配のちから。
それをはぐくんだものは何でしょうか。。。
ご実家は本屋さんで、若いころから読書量は並大抵ではなかったそうです。
紹介してくださったママ研究者さん、有難うございました!

「子供の生きる国」薗部容子著

日本、イギリス、フランスでの出産経験、その後「浦島太郎」状態で日本に帰国した時に感じた経験、がつづられています。3人のお子さんを授かる前、二度の流産という辛い悲しい体験をされています。本当に胸が痛みます。それを乗り越えて、お子さんに恵まれ、なおかつこのような本という形にまとめ上げられたことに心からの敬意を表したいです。日本は子連れのお母さんに冷たいかも、という気持ちは、私も帰国直後には思いました。が、今自分がまた日本人に戻ってしまっている気がして怖い。
紹介してくださったsuikyoさん、有難うございました!

「時速1000字で書く技術」後藤 禎典著
書く前に作成するメモが重要であること。なるほど。
私はマインドマップを書くことが多いです。少なくとも小見出しは書くなぁ。
しかし、時速1000字、行けると思ってもなかなか達成できない速度ですねー。
良い努力目標になります。
紹介してくださったママ研究者さん、有難うございました!

出張から戻りました

この頃ブログの更新が滞っていたのは、出張続きであったためです。

さて今回の出張は、研究所のリトリート。
開催先と私は所属がビミョーに違うのですが、植物をやっているということで参加させてもらいました。
場所は、かずさアカデミアパーク。
東京駅からなんとわずか1時間ちょいで着いてしまいます。
これが結構驚き!バス代1600円。

いつぞやブログで紹介した、カンゾウの話、分枝を制御する新しいホルモンストリゴラクトンの話を聞けました。ポスターが100以上。

去年は学会参加を極限まで減らしていましたが、こういうミーティング的なものに参加すると、断然「リアルの強み」をひしひしと感じます。実際人と会って話をする。人からいろんな意見をもらう。えっ、そんな発想もアリ?という収穫が必ずと言っていいほどあります。先週の学会も良かったけれど、今回のリトリートも違った良さがありました。

あと、託児室を設けてくださっていたことが大変ありがたかったです。
出張の時、子連れで参加する場合は、ベビーシッターさんの手配、シッティングの場所、などなど、事前の打ち合わせが結構必要だったりするのですが、それをミーティングの主催者サイドでやっていただけると、本当に、本当に、助かります。これは、たとえ共働き家庭であっても、同業種だとしても、多分9割がたお母さんサイドだけが関わると言っていい準備事項なのではないでしょうか。お父さんでこれをやったことのある人、私はこれまで一人しか知りません。意外と男の人が知る機会、経験する機会が少ない苦労というか。
ということで、オーガナイザーのかたがたに、心から感謝申し上げます。

意外だったのは、ポスターセッションで初対面と思った方が、「あ、○○さん(←私の名前)ですか!」と言ってくれたこと。おおおなぜ知っている?

今回大変印象的だったのは、センター長の先生が、
「Human network is realy important」と何度も繰り返しおっしゃっていたこと。
そして、まさにそれが実現している、のがすばらしい。

また来年も同様の催しがあれば、たとえ今回のようにコンベンションセンターに泊まりがけで、という形態でなくても、ぜひ参加したいと思いました。

さて、今回の出張の荷物のまとめです。今回は前もっての発送はナシ。
ただし、夫がいたからなんとかなった、という状態。たとえ一泊であっても、軽装であった真夏よりは断然荷物は増えるので、一人で行く11月の出張二つは前もって荷物を送っておくべきだろう、と思いました。あるいは乳母車か。

◦レッツノート
◦ポータブルの外付けHD
◦ポスター(A4カラーで打ち出し→貧相なポスターになってしまうが、子連れだとこれが一番楽)
◦ルーズリーフ10枚程度
◦カラーのゲルインクボールペンセット
最近気に入って使っているのはコレ↓
http://www.pentel.co.jp/product/slicci/spec.html

◦子供の着替え(上下4着)
◦子供のおむつ(パンツ型6枚くらい)
◦子供のハンドタオル(3つ)
◦託児室に持たせるタオル(大1、小1)
◦ビニール袋(数枚)
◦おしりふき(小1つ)
◦おやつ
◦おもちゃ

◦自分の着替え(上下2着)
◦歯磨きセット
◦コンタクト
◦化粧道具(結局しなかったけどな)

2008年10月1日水曜日

おもしろダンス

polyphenismさんのブログで,こんなのが紹介されていました.

http://appliedbiosystems.cnpg.com/Video/flatFiles/546/

1人が2人に増えたら,次は4人に増えるんじゃないのでしょうか?とつっこんであげたくもなりますが,とりあえずおもしろいです.

あちらの研究者さんたちは,PCR中,クラブで踊ったりするんでしょうかね.^o^
ミシガンにはあまりいなかったような...クラブ自体がなかったかも...

2008年9月27日土曜日

アンパンマンミュージアム

学会から戻る途中で、アンパンマンミュージアムに寄りました。
(私としては、牧野植物園に行きたかったけれど、コドモには勝てず。)
時間がなかったので、
高知のはりまや橋周辺→アンパンマンミュージアム→空港、
タクシーで。
入園料の10倍近くのタクシー代。。。

でもですね、私としては、行ってよかったなぁ。
やなせたかし先生によってキャンバスに油絵(に見えました。たぶん。)で描かれた数々のアンパンマンファミリー。そして、どういう経緯でアンパンマンが生まれたか、絵と直筆で説明されたボード。
ボードを読んでいたらなんだか涙が出そうになりましたよ。

最初、アンパンマンは、大人には評判が全然良くなかったのだとか。
「あれはやなせさんの本質ではない」と言われたそうです。
でも、子供たちの心をがっちりとらえて、じわじわ、じわじわ、と人気が高まっていったのだそうです。
アンパンマンミュージアムの情報は、こちら↓
http://www.anpanman-museum.net/html/what.html

学会から戻りました

学会で高知に行ってきました。

去年はいろいろあって、学会参加はゼロ。
というわけで2年ぶりの口頭発表でした。

ええと。今までの学会発表のなかで一番緊張しませんでした。
リラックスしてできました。自分でも驚き。

当日朝、ぎりっぎりまで準備してましたが。。。f^^
完成したのは朝の5時~。うふふ~。
それでも何か、楽しかったんですよね。

私、結構小心者でして、口頭発表のあとはいつも燃え尽きたようになって胃がきりきり痛んだりしたんですが。とにかく、かならず何かしら憔悴、してしまうんです。準備でテンパッって、ああできなかったらどうしようどうしようと、眠れなかったり。

今回はそれもなし。これはほんと、びっくり。

三毒追放、の効果でしょうか。
それとも、食生活の変化、でしょうか。

確かに、私、変わったかも。
そして、まだまだ変われるかも。

いろいろおもしろい発表も聞けました。これも楽しかった。
大学院時代の恩師が、賞を受賞されていました。今年、3つ目。。。すごい。

2008年9月23日火曜日

読書メモ -理系のための人生設計ガイド

ちょうど昨日読了したところでした.
ママ研究者さんのエントリ,と共鳴するところがあったので,アップします.

理系のための人生設計ガイド
- 経済的自立から教授戦,会社設立まで -
坪田 一男著

著者の坪田先生は,慶応義塾大学医学部教授で5人の(!)お子さんのパパでもあります.

まずまえがきの冒頭部分でものすごく共感できる一文.

「楽しくなければ研究じゃない」

これに引き込まれるようにして,あっというまに読了しました.
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あまりにネタバレしてしまうと問題もあるかと思うので,オビに書いてある目次の抜粋からはじめたいと思います.コンテンツは,11の設計から成っています.そのうち,

設計3 経済編
「研究者こそ経済的自立が必要だ」
設計6 ポスト編
「母校の教授になるために」
設計7 業績向上編
「ノーベル賞を狙う気持ちで研究する」
設計9 インフラ編
「会社,学会,NPOを用意する」

このいくつかの見出しを見るだけで,「えっ!」と思ってしまいませんか.
なかなか,こうもズバッと言える人は少ない.
で,驚くべきことに
この全てに関して,先生は達成されているのです.
(だからこういう本が書けるというもの)
(追記:ノーベル賞は未受賞ですが,狙っているでしょう.)

最後の,会社,学会,NPO って!
正直自分ではハナから,ムリムリ,って思ってしまいますが,坪田先生はこれを,ひょいひょい,と乗り越えてしまったのです.一番乗り越えにくいのは心のハードルだ,とおっしゃっています.私はここにひどく共鳴しました.

ではどこからその原動力が来るのか.
それはおそらく
「バリュー」(何に対して一番価値を感じ,何を最も大切だと思うか)と
「ミッション」(自分がやりたいというよりも,神様にやれと命じられている!くらいの必然を感じる使命)
「ストラテジー」
が明確であることが全ての根本にあるように思います.
(これは,設計2の自己分析編で紹介されています.)

坪田先生のバリューは,
『ごきげん』
『ごきげんに生きること』
坪田先生のミッションは,
『人の可能性を拓く』

もう一つ「ストラテジー」もあります.
ここもとても大事です.こちらは是非本文をお読みになって欲しいところ.
「バリュー」「ミッション」と「ストラテジー」は,
勝間さんのセミナーの,「ミッションステートメント」と「予定」に似た構造ですね.

研究者として駆け出しの時点から,海外留学,教授選を経てさらに,会社学会NPOのインフラを整えつつある現在からさらに将来を見据え,125才まで生きるつもりで人生設計を披露されています.全部が全部同じように自分が実現できるかどうかは置いておくとしても,読むだけで十分爽快ですし,自分の行動や生活に取り入れられるようなポイントは数え切れないほどあります.この夏ハマって読んだ本多静六博士の著書と似ている点があるように思います(こちらも近々エントリにしたいです.).

最後に,この著書ではいろいろな研究者の方とのやりとりが,実にいきいきと描かれています.そして,紹介されたやりとりに対し,坪田先生は「感謝している」と書き記してあるか,書いてはいなくても感謝の念が文に滲み出ています.それによって,そのやりとりがまた,いきいきと,またきらきらと光の粒のように輝きを放つのです.目次だけを見ると医学系アカデミアの出世論のようで敬遠してしまうかもしれないけれど,そんな方にこそ一読をお勧めします.

坪田先生,笑顔が本当に素敵です.
著者紹介の写真,本文中にちりばめられている記念写真
(中にはノーベル賞受賞者と「授賞式で」の写真も!)のいずれにおいても,
一番の笑顔で写っているのは坪田先生のような気がします.

ごきげん至上主義に拍手喝采!

2008年9月21日日曜日

史上最強の人生戦略マニュアル

小飼弾さんのブログに、勝間さん翻訳の「史上最強の人生戦略マニュアル」の書評が出ていました。
書評を読んで、ますます楽しみに。
買い忘れないようにさっそくアマゾンで予約注文。

全粒粉の蒸しパン

緑茶のせいで眠れません。(笑)
迫り来る学会の準備でもしようよ、と思いつつブログを書いているわたし。
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最近、全粒粉は蒸しパンにすることが多いです。

→ホットケーキミックスと全粒粉半々くらいに混ぜて、ベーキングパウダーを少々、
→豆乳(あるいは牛乳)とオリーブオイルを加えてまぜまぜ。
→ヘラについたらぼとん,ぼとん,と落ちる感じの堅さに。
→好みでメープルシロップか黒糖で味をつけ、
→具を入れます。

具とは。
豆!栗!さつまいも!

豆は水で一晩戻して水煮し(そのまま食べるのも好きになってきた今日この頃)
栗はスーパーでむきぐりを買って来たり甘栗を入れたり。
さつまいもは、1cm角程度に切ればそのまま入れてもオッケー。

→クッキングシートの上にぼとぼとと落とし(直径7-8cm)
→レンジで5分

これが最近の朝ご飯あるいは間食の定番に。

同室の方に試食してもらいましたが、
「素朴な味〜!」
「なんだか(健康オタクが)本格的になってきましたねー」
とのコメントをいただきました。(笑)

ぜんっぜん甘くないようにもできるし、多少甘めにすることもできます。

全粒粉のレシピ、探してもあまりないんですが、
こんなのどう?というのがあったら教えてください。

PS ちなみに,全粒粉100%で餃子の皮も作ってみました。
餃子とは全く違う食べ物になりました。(笑)

ラスカー賞

ちょっとタイミングが遅かったかもしれませんが。
今年のラスカー賞、東京農工大名誉教授の遠藤章氏に贈られるそうです。

http://www.asahi.com/science/update/0914/TKY200809130230.html

血中コレステロールを低下させる特効薬「スタチン」の発見の業績に対して、だそうです。
発見は73年。コメの青カビから。6000種類の微生物を調べたとか!

日本人の受賞は5人目だそうですが,臨床医学部門でははじめてだそうです。

以下に,asahi.comに載っていた遠藤氏のコメントを転載します。
「夢がかなってうれしい。野口英世やペニシリンを発見したフレミングのように、世の中に一つは役に立つことをしたいと思ってきた。若い人の夢を広げられるように、80歳までは現役でがんばりたい」

研究を続けて来た長い道のり。
実に発見から30年以上経っています。
当時遠藤氏は40才前後だったわけですね。おおお。同世代。

きっと、賞をもらおうと思って研究をしたわけでなく、
「世の中に一つは役に立つことをしたい」と地道にこつこつと研究を続けてこられたのでしょう。
あとになって賞の方がついてきた、ということでしょうか。

ということは、私たちがこの先30年以上経って、日本人の誰かが賞をもらうとき、
「ああ、あの当時のあの仕事が今こういう大きな賞をもらうんだなぁ」
と思い返すこともあるのかもしれませんね。

基礎をやっている自分はなかなか
「これぞ世の中の役に立つ」というアウトプット先を見つけるのが容易ではありませんが、
いずれにせよ研究畑にいる私たちにとっては、元気をもらえるニュースです。

2008年9月20日土曜日

ノンカフェインの飲み物

コーヒーをやめましたところ。
ハーブティーをいただいたり、黒豆茶をいただいたり。
有難いことです。。。感謝です。
自分では、韃靼そば茶を買いました。
あと、実家から梅干しが(大量に)送られてくるので、
お湯割り焼酎なし梅入り、も定番になりつつあります。

ノンカフェインの飲み物、探せばあるものですね。

ただ、こういうタイプのお茶、煮出すタイプがあります。
ラボでマグで飲むためにひと工夫。
マグに入れて、熱湯を入れ,レンジで一分。十分出てきます.
なんだか、体がほかほかします。

追記:
今日、回転寿しに行って、うっかり無意識に緑茶を飲んでしまいました。
で、眠れません。(笑)

上を向いて歩こう

先日、参画の講演会のときに撮った記念写真を見て。
また、先週あったテレビ会議で自分の姿を客観的に見て。

びっくりするくらい背中に肉がついている。
背脂系だぁ。きゃあああああ。
まず間違いなく姿勢が悪いというのが、大きな原因だなぁ。

しかし、
職場ではコンピューターに向かったり、顕微鏡に向かったり、ノートを書いたり、
家では家で、料理を作ったり、洗い物をしたり、掃除をしたり、洗濯物をたたんだり。

これ全て、「顔が下向き」

上を向く仕事はないものか、と思ってみましたが。

○洗濯物を干す。
○ネガやプレートを蛍光灯に透かして見る。
○ちょっと高いところのものを取る・操作する。

仕事ではありませんが、

○バドミントンをする。

というのは上を向きますね。

下を見る仕事だからといって減らすわけにもいかないので、

→あ、今、下を向いて仕事をしている、と思ったら
→肩を後ろ側に引っ張って胸をそらす

ということをしようかと思います。

歩くときは、

○上を向いて歩こう!
(涙がこぼれないように、ではないけど。)

2008年9月19日金曜日

教職免許

教職免許が更新制になるらしいです.
以前ママ研究者さんとのやりとりで,教職免許そう言えば申請してないまま放置,ということに気づき,何か行動を起こそうと思いつつ,そのままにしてありました.

今となっては,高校の先生になるという選択肢は限りなくゼロに近いものの,
○せっかく青春時代の時間と労力をそれなりにかけたものを無に帰するというのは惜しい.
○履歴書の免許・資格欄に一項目書ける(だからどうなの,というつっこみもありましょうが,それでも).

とりあえず今からでも申請すれば取れるものかどうか,更新制になったあとはどう対処すればいいものかどうか,メールで問い合わせをしてみました.必要であれば,HP上で勧められているように,埼玉県教育委員会に出むいて相談しようと思います.申請の際に必要なものはだいたい,成績証明書,履歴書,戸籍抄本,などなど.成績証明書など,実際相談の際に必要と思われるものを,母校の理学部と理学系の事務に依頼しました.早速丁寧なレス.私のミスまで指摘して下さいました(在学証明書は,在校生にしか発行できません,ってそうですよね...すみません).

RIKENメモ

ほんとに,最近ブログの記事が散漫で,すみません.

こんなの見つけました.
仙台支所出張のときにお勉強させてもらったのがコレです.
何回見ても,封筒の中の麻薬,風邪薬を区別できるって感動.
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080912/index.html
ああいうパックに白い粉が入っている時点でかなり怪しいですが...

このデータベース,古い絵画や壁画の修復にも将来的に役立てたいとのことです.

あと,こんなのも見つけました.
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080909/index.html
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/080909/detail.html
私は,この仕事の発端となった「カンゾウ勉強会」というのにぐっときました.
地道な取り組みからはじまってこういう成果に.それをプレスリリースでちゃんと書き起こしてくれているのも良いなぁ,と思います.

勝間さんの情報

勝間さんのメルマガによると,新刊プレサイトオープンだそうです.リンクフリーだそうなので転載します.

読書進化論&日本を変えよう サイト・プレオープン
http://sgkn.jp/katsuma/
http://mainichi.jp/select/biz/katsuma/

BGM(シロホンぽいの音の上に,ぽーぴー,ぴーぽー♪)を小さくする術はないでしょうか.読者の方のインタビューは明瞭に聞こえましたが,勝間さんのがよく聞こえないです.これはもったいないよう.
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一昨日,研究所のママ友達のKさんが,J-waveで勝間さんのトークをたまたま聞いて,感動しましたよ,とわざわざメールを下さいました.
りんごを持って参上し, ブログにコメントを下さっていたのもKさんですよね,と.勝間さん話でしばし盛り上がり,ついでに私のオフィスにも寄ってもらって,フォトリーディングやフレームワーク本をお貸しししました.

J-Waveラジオ開始予告
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/book_lovers/
http://www.j-wavemusic.com/
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見逃していました,このブログ.
早速readerに登録.
http://kazuyomugi.cocolog-nifty.com/book_lovers/

通勤時に見かけたもの

昨日の通勤時に見かけたもの.

グーチョコランタン,ガタラットが今度はひらがな仮面でした.
最近ガタラットに注目してしまいます.なぜでしょう.

大きな幹線道路を右折待ちしていたところ,側面いっぱいにアンパンマンが描かれた(多分この絵柄)ラッピングトラックを見つけました.大きいごついトラックなのに大変かわいい.運転している人はどういう気持ちなのかな.

2008年9月18日木曜日

洋書に挑戦しようか

もう一つ,The Scientistのニュースレター(登録すると送られてくる)で,下記の本がレビューされていました.

http://www.amazon.com/Motherhood-Elephant-Laboratory-Women-Scientists/dp/0801446643

ちょっとこれ,読んでみたいです.

読書量は,半年前に比べて,10倍近くになったような気がするのですが
(いやこれ本当.その前は,限りなくゼロに近い状態が長く続いていたので),
洋書にはまだトライしたことがなく.
(自分の研究に関する専門書や論文,アメリカで出産したときにシアーズ博士のベビーブックの原著を拾い読みした程度.)

でも,この内容だったら興味も続きそう.

読んでみようかしら.

日本語翻訳を勝手にブログにつづっちゃったりしたら,著作権的にまずいのかしら.
どう思われますか?

値段を問い合わせ中〜,です.
(ん?Amazonでぽちっとしちゃえば海外からも届くもの?届くか?shipping feeは?)

週間東洋経済 

同室のFさんが,図書館で借りてきた雑誌を紹介してくれました.

東洋経済 5月17日号 特集 子供格差 
衝撃の内容が目白押し,です.
目次だけは拾ってこれたので,下記に.
http://www.toyokeizai.co.jp/mag/toyo/2008/0517/index.html

東洋経済,という雑誌自体手に取ったこともなかったので,よくわからないのですが,
扇動的というか,ぎょっとする見出しが踊っています.

とりあえず,教えて下さったFさんに感謝,です.

2008年9月17日水曜日

りんご つがる

実家からりんごが届きました.
今回はつがる.
今年は特に赤くて,大きい気がします.
早生品種は味がぼけやすいので,早めに皆さんにおすそわけ,です.

秋の訪れ,を感じますね.
これから10月,11月と,りんごや洋梨が次から次から次へと次へと届きます.
私も荷造りを少しでもしようということで,今年も1回は実家に帰ろうと思っています.

父が定年を迎える前後に畑を拡張して植えた苗木が,だんだん収穫量が多くなってきているそうです.
思えばそれは大学院生の頃,ですね...りんごの木と私,どちらが成長しているかな.

2008年9月15日月曜日

中秋の名月におはぎ

今日は中秋の名月.
うちの実家の方では,お月見のときはおはぎを作ります.

無加糖のあずきのパックを使いました.
黒糖で甘みをつけ,ちょっとお水をくわえて火にかけながらつぶしました.
あったかいうちは,水っぽくて全然あんこっぽくないですが,冷えると固まって来ます.
ご飯は,発芽玄米入りのご飯があったので,それをつぶしました.
で,さましたあんこでつつみました.

甘さ控えめで,おばあちゃんがつくってくれたおはぎにちょっと似てました.
うんうん,この程度の甘さで十分なの.うれしい♪

ネガのスキャナー

先々週に気づいたことなんですが.
エプソンスキャナー,GT-X970がとても良いです!
電顕ネガを直接高解像で取り込みができます.
速い,というのも魅力.
写真暗室に行かなくて済むようになるかも...!

秋の出張

去年は,学会を極限まで控えていました.
母の具合があまりよくなかったので,実家に頻繁に帰っていました.
また,子供は秋にあまり強くないのか,0才の時はひきつけ,1才のときは入院.
(そういえば,2才だった去年も,実家に帰ったときに手足口病になったりしてたな...)

子供も随分丈夫になったことですし,旅慣れしてきたので,
今年の秋の学会シーズンは,積極的に参加することに.
また妊娠したりしたら身動き取りにくいし.行けるうちに行ってみよう.

9月は植物学会で高知.
10月は,PSCのリトリートでかずさ.
11月は,所内研究グループの恒例シンポジウムで蒲郡.
11月はもうひとつ,奈良でシンポジウムに参加することにしました.

夫も秋はなんだか出張が多そう,とのこと.

これは,セイフティーネットも強化せねば.

そんなことを思っていたら,昨日になって,子供発熱&ハナヂ.
やっぱりキミは秋に弱いだろ.
早く治れ〜.

2008年9月14日日曜日

グーチョコランタン,NHKの受信料

先週のグーチョコランタン,おもしろかったことをメモメモ,です.

ガタラットが「五穀豊穰」とか「策士策に溺れる」
というコトバを使っていました.
そして,五穀豊穰ってどういうこと?に対して,
「おこめやむぎがたーくさんできることだよ!」
という説明が誰かによってなされていました.
単純明解な説明,いいですね.

こんなメモを書いていたら,NHKの受信料の請求が.
(どうやらちょっと前に停止した銀行口座からの自動引き落としになっていたらしい)
だいたい月1200円くらい?とすると,一日40円ですか.
それであのコンテンツを家族全員が見られるとすると,安いのかしら.




2008年9月13日土曜日

就職への道のり5

久々にこのシリーズ、です。

博士3年になり、博士論文作成に向けてのデータ取り、論文作成、その合間にポスドク先探し、をしました。最終学年、正念場、ということで、長年雇っていただいていた家庭教師のバイトを辞めました。

学振ともうひとつ、研究所のポスドク職にもアプライすることにしました。大学3年の時と卒研の時にお世話になった助教授の先生がその研究所に移りラボを持ってまもない頃でした。ちょうど、これから顕微鏡に力を入れたい、植物のプロジェクトも軌道に乗りつつある、ということで。大学院進学の時にずいぶん迷ったラボだったこと、私の顕微鏡のスキルが生かせそう、ということが大きな要因となり、決断しました。その研究所には、研究室の先輩の何人かがポスドクとして行っていたので、いろいろとお話を聞かせてもらいました。これは助かりました。

5月は書類書き、6月7月はひたすらデータ取り、8月は面接、と、日々慌ただしく過ごしていました。面接、大変短いものでしたが、なんとなく質疑が大失敗したような気がして、がっくりしながら研究室にも顔を出すことなくとぼとぼ帰路につきました。研究所の敷地を出たとたんバケツをひっくりかえしたような雨が降ってきて、私の心象風景とよく重なりました。

一から出直しです、と、また実験に戻りました。

しばらくして、結果が来ました。

驚いたことに採用、でした。

小さいながらも論文を4報書いていたことがプラスに出たのかな、と大変嬉しく思いました。

採用の連絡を一番喜んでくれたのは母でした。4人きょうだいのうち、3人が地元を離れ、実に20年にわたり仕送りをしつづけたけれど、今年で終わる~!と「実際に」小躍りしたそうです。

私が博士課程の間に、なかなか順調に進まなかったり、胃を壊したり、水漏れ事件を起こしたりして、ずいぶんと両親には心配をかけました。それでも、両親はずっとほどよい距離感で励まし続けてくれましたた。
母は、大学受験のときは、地元に残ってほしいとか、自分の実力にあった学校を目指した方がいいのではないか、とか、こちらのモチベーションをそぐようなことを言ったりもしていましたが、この頃になると、「やると決めたらしっかりやりなさい」と。

母は、15歳のときに親元を離れ、看護婦になりました。兄弟が多く父親が病気がちで、家計の状況を考えると、進学はできず、働きながら学ぶことを選んだそうです。
「女性も職業を持って自立しなくてはいけない」
「自分は進学をしたかったけれどかなわなかった。自分の子供にはこういう思いをさせたくない。」
その後夜学に通って養護教諭の資格を取り、まだ大学生だった私の父と結婚し、4人の子供を育てながら小学校や中学校の保健室の先生として定年を迎えるまで働き続けました。

「ソロモンの箴言。知恵ある子は父を喜ばせ、愚かな子は母の悲しみとなる。」

聖書の一節で、私の名前はここからいただいたそうです。母にずいぶんと心配をかけた私はむしろ後ろのフレーズに似つかわしいかもしれません。

博士課程のいつだったでしょうか、確かかなりつらかった時、母親から送られた聖書の言葉。

「艱難は忍耐を生み出し、忍耐は練達を生み出し、練達は希望を生み出すことを知っているからである。そして、希望は失望に終わることはない。」

秋は学会、11月は予備審査と、また止まらない機関車のような生活。
予備審査を何とか無事通過し(終わって消耗して眠りについても、予備審査の夢を見ました。一晩に何度も。目が覚めて、ああ終わってるんだよ、と胸をなでおろしたことを覚えています。)
年明けに論文提出、本審査。

大学3年から、博士の5年まで過ごした建物ともお別れ。寂しいとかいう気持ちはあまりなく、ああやっと卒業できるんだ、ここから離れられるんだ、という気持ちがありました。

アパートを引っ越し、ラボを引っ越し、ひどく疲れていたのでしょうが、あまり気付かなかったらしく。

入所前日、つまり3月31日に、40度の熱が出ました。
保険証がないので病院にも行けず、これはピンチ。
とにかく行かなきゃ。這うようにして家を出て、入所式に出ました。辞令をもらって、説明会に参加して、目が回るってこんな感じかぁ、と思った社会人一日目、でした。

(つづく、かも。とりあえず就職したので一段落、でしょうか。つづくとしたらここからポスドク編となります)

なんか、苦労話ばっかりになって辛いですね。当時はほんと、いろいろやらかしたというか、よくもこんなにトラブルを呼び込むなぁ、という体質で。(笑) 行いが悪かったのでしょう、きっと。ははは。で、結局こういう肝っ玉かあさんになりました。はっはっは。

2008年9月12日金曜日

講演会 

昨日は男女共同参画の講演会で,畑恵先生が研究所にいらしてくださいました!

大変お忙しい中,国会議員在職中の活動をフィールドワークと捉え,博士号を取得された,というのは驚異的です.専門は科学技術政策だそうです.また,在職中あるいは結婚後に起こったいろいろなこぼれ話をユーモアたっぷりにご紹介され,会場の笑いを誘っていました.
一つだけ紹介すると,国会議員でも結婚すると,女性の方(つまり畑先生)は周囲から
「家に入るんでしょ?」
「旦那さんの手伝いをしていればいいんだよ」
と言われた,ということ.旧態依然とはこのことです。
ここでは書きませんが,時代劇か!というようなやりとりもあったそうで...爆笑でした.

後半は,博士論文の一部分を紹介されました,科学技術政策における資源の配分で日本が抱える問題点について考察されていました.要は,日本はインプットの割にはアウトプットが少ない,のだそうです.ただ,それに対する解決策となるとあまりに問題が根深く巨大で,何から手をつけて改革をしていけばいいのか皆目見当がつかない,というのが正直なところです...講演会の最後の質疑応答の時間に,
「末端の一研究者は,どういうアクションを起こせばいいのか何かアイディアがあったら」という質問がありましたが,
「何か改善してほしい,こういうアイディアがある,というのを,国会議員に寄せて欲しい」
とのこと.

私の個人的な意見としては,
インプットの割にアウトプットの少ない日本,その原因の大きなものの一つは,
「モノにお金をかけすぎ,ヒトへのお金のかけかたがヘタすぎ」
ということ.
予算横ばいか微増の中で人件費削減,なんて状況が導くものは,
装置を作るメーカーや仲介業者が業績upするかもしれませんが,
研究者は研究以外の雑用に振り回され業績down,って笑い話みたいな結末ですよ.

話はちょっと横にそれるかもしれませんが,要は,
「日本人は機械が大好き」,なんです。

これは自分がアメリカやドイツに行ったときに,
「あっ,自分,日本人で,こんなにメカ好きだったんだ!」
と思い至ったことでもありますが。

つまり日本の製品って,家電製品一つとっても,すごーく繊細に,すごーく良く出来てる。
で,それを「あっ,いいなー♪」と思う自分がいる。
外国に行って,「あれっ,日本だったらここがこうなってるのになぁ,がっかり。」
ということで初めて気づく。

モノ作りが得意だったため,それを流通させたり販売したりするのも得意。
こういう傾向が,研究環境の中にも,良くも悪くも浸透しきっている。
機械にお金をかけるのに抵抗がないんですね。でも,人件費は削れ,って言う。
(こういう私も,顕微鏡,ほーんとに大好きで。良く出来ているものほど,しびれます。
日本人なんだな。。。)

ええと,話がかなりそれました。

講演会での畑恵さん,特に印象的だったことをまとめます
○とにかく言葉のひとことひとことが聞き取りやすい.これは,さすがです,としか言いようがありません.
○姿勢と立ち姿,お辞儀が美しい.
○見た目はとてもお美しく女性らしい雰囲気を漂わせながら,
○一方で,ちょっとやそっとのことでは絶対に折れない,力強さやしなやかさを感じました.

学ぶことがあまりに多すぎて,何だったら自分に取り入れられるのか,と悩みますが,

○意識的に少し声を作ってみようかな,と思いました.
→私はもともとかなり低音なほうなのです.
試しに昨夜の夕食時,高めの声でやりとりをしてみました.夫との喧嘩が減る,という効果がありそうです(笑).夫の声は特に喉に力を入れてしゃべるタイプ.最近これが私やコドモにうつってきたか!?と思い当たるふしもあり,その声につられないように,意識的に変えて行こう.
○姿勢,立ち姿の美しさ.猫背の私,とにかく常に気をつけるしかないですね...あの域に達するのは到底無理かもしれませんが.

とりあえず,目前に学会が控えているので,人にわかりやすく,受け入れられやすく話しができるよう,上記二つを心がけてみようかと思います.

2008年9月10日水曜日

この頃

唐突ですが,職場ではブログをアップしないこと,という決まりをつくりました.
最近,職場で注意喚起があったので.
でも,思いついたことをメモっておかないと,書くネタを思い出せない.
というわけで,自分自身宛にGmailで「今日のメモ」を書くというのはどうか,ということをやりはじめました。それすら怒られるのか?さすがにそれは大丈夫なのかしら...?

なので,最近ブログの記事が散漫です。すみません。^^;;;

加えて,
→DVDプレイヤーが壊れ
→コドモと遊ぶ時間を増やしたので
→読書やブログにあてられる時間が減りそう

という状況です。
でも何とか工夫して捻出しましょう。

→30分程度の適度な運動をして
→深い眠りを得ることにより
→睡眠時間をあと30分短くすれば

1時間できますね♪ 

ただ,顕微鏡をたくさん見た日は,不思議な疲れが残ったりします.
(うまく行った日はそうでもない)
脳の特定の部分が疲れてるのかな...

【お誘い】
飲み会&お宅訪問のお誘いが二つありました.
嬉しい&有り難いことです.

【気になる論文】
新着論文.
http://www.jstage.jst.go.jp/article/csf/33/1/33_133/_article/-char/ja
へぇ.水銀ランプでもニポウディスクで結構見える.

【学会近づく】
学会の時に同門会が開催されることに.
25日!前から予定していたMさんとの会食とバッティング~.
Mさんにお願いして日程を変更していただきました...
あああ有り難うございます.

2008年9月9日火曜日

月の工房でランチ,勝間さんに感謝,参画講演会

【ママランチ】

日曜は,子供が0才から2才まで預けていた職場の託児所のママ仲間でランチをしました。
楽しかったー!!!
お子さん達はしばらく見ないうちにおっきくなっていて,感慨深かったです。
お忙しいところ来てくださったママ仲間のKさん,Tさん,Tさんに感謝です!
「月工房」のレンタルルーム,子連れでゆっくりしたいときには大変オススメです。
夫は一人だけパパ参加でしたが(本当に行くの?と意思確認はしたのです。行く,という力強い返事。),
良い子にしていました。えらいえらい。

【FirefoxとGmail】

FirefoxでGmailがアクセスできず.
勝間さんブログエントリで解決.すばらしい.
感謝です。
ついでにChromeを入れようかと思ったけれど,Winみとことで断念しました。
Gmail, これだけ頼る状態になったかと改めて思いました...
導入したのは4月.まだ半年も経っていません.

後午後に一度,Gmailにアクセスできず.何か不安定なかしら?

【男女共同参画の講演会】

今週は参画講演会.
木曜,14:30から!
講演は,畑恵さんです!
人が集まりますように〜!
TYさんの指令のもと,鋭意宣伝中です.^o^

【今週末,何する?】

今更,ですが.
シロイヌナズナワークショップに行って勉強してこようかしら,と思ったりしました.
その後の学会のポスターとプレゼンができていて,子供預け先があれば全く問題なく行けるなぁ.
(いや,できてないんですがね,今週がんばればできるかな,ってことで)
あ,事前登録が〆切られている...
プログラムを見たら,月曜午後までみっちりある.体力的に厳しいな.残念.断念.
参加者130名.

というわけで今週末なにをしようかしらん?
部屋掃除でしょうかね.久しぶりに.
夫は学会シーズンを目前にして,一泊でどこかへ,という体力はないとのこと.
頑張れ夫.

【仕事メモ】以下本当に自分専用のメモです.すみません.

YCについてKさんに指南を受ける.
大変ポジティブな意見をいただく.嬉しい.
440とかで叩いて,CとYチャネルを撮り,
それを,Y/Cにするだけでいいんだそうだ.へえ.
任意タイミングをiとすると,Ci, Yi となり,Yi/Ci とすればよい.
ある細胞が妙に明るいは,本当に意味があるんではないか?
で,そういった細胞中で,私の大好きな構造が多いかも.
これは,YCラインとTagRFPのラインとを掛け合わせよう!

2008年9月7日日曜日

Tさんと顕微鏡ショールームへ、顕微鏡もろもろメモ

先週は、アメリカでPIをされているTさんと一緒に、某顕微鏡会社のショールームへ行きました。

#Tさんは本当にカッコいい方です。
#植物科学業界のなでしこジャパンあるいは女子ソフトボール級、と勝手に思っています。

この春にリリースされた新製品を見たのですが、これは、良いです。
営業さんの巧みな表現を引用しますと、
「画面が静か」
「漆黒のバックグラウンド」

Tさんも、かなり興味を持っていらっしゃったようです。

翌日その印象がさめないうちにと、旧製品で同じサンプルを観察してみました。
上記のふれこみが本当だなぁ、ということを確認。

ただこの会社の顕微鏡はマジ高い、というのが常にネックです。。。
独立したら、とてもとても買えません。。。
今しか使えないと思って、ガンガン使わせていただこうと思っています。

その時に話題になったbrainbow,など、顕微鏡関連で検索したら出てきたことをメモしておこうと思います。

……………………………………………………………………………………………………
○brainbowって何?
http://wiredvision.jp/gallery/200802/20080214164501.html
すごい.ぞっとほどうつくしい.
で,うつくしいなぁと思っているときにはまた脳はうごいているわけで.
……………………………………………………………………………………………………
○携帯顕微鏡
http://wiredvision.jp/news/200805/2008052219.html
これすごくないですか?むっちゃ欲しい.
……………………………………………………………………………………………………
○これ知らなかった
http://wiredvision.jp/archives/200408/2004081802.html
原文は
http://www.sciencemag.org/cgi/content/full/sci;305/5686/1007?maxtoshow=&HITS=10&hits=10&RESULTFORMAT=&andorexacttitle=or&andorexacttitleabs=or&fulltext=Ernst+Stelzer&andorexactfulltext=or&searchid=1&FIRSTINDEX=0&sortspec=relevance&fdate=7/1/1880&tdate=9/30/2008&resourcetype=HWCIT,HWELTR
このムービーすごい.
http://www.sciencemag.org/content/vol305/issue5686/images/data/1007/DC1/1100035s5.mov

Nature&Scienceより抜粋

まとめて覚書です。

【Science(8月29日号)】

--------------------------------------------
☆Research Article

分解能3.45Aにおける大腸菌(E. coli)機械受容チャネルの開状態の構造
Wenjian Wang, Susan S. Black, et al.
[英文アブストラクト]
http://sciencemag.wir.jp/d.ut?t=NrFtMr7
[日本語アブストラクト]
http://sciencemag.wir.jp/d.ut?t=NqxS4m7

☆Research Article
分解能3.45Åにおける大腸菌(E. coli)機械受容チャネルの開状態の構造
The Structure of an Open Form of an E. coli Mechanosensitive Channel at 3.45 Å Resolution
○大腸菌(Escherichia coli)の機械受容チャネルであるMscS
○開いて急速にイオンを流出させ、膨圧を緩和する。
○分解能3.45ÅにおけるMscSチャネルの開構造
○直径13Å未満の小さい孔がひとつある
○3つの膜貫通ヘリックスが傾いて大きく回転することにより作られる。
○活性化の程度の変化と伝導度の減衰、それについての分子機序
--------------------------------------------
遺伝子組み換え植物(タバコ)を用いた野外実験により、花の芳香の持つ意味
が明らかになった
Danny Kessler, Klaus Gase, et al.
[英文アブストラクト]
http://sciencemag.wir.jp/d.ut?t=NrRSjJ7
Science 29 August 2008:
Vol. 321. no. 5893, pp. 1200 - 1202
--------------------------------------------
代謝
「思考の糧」として摂食を考える
Metabolism
Food for Thought
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【Nature2008年9月4日号】
……………………………………………………………………………………………………
☆〔 News and Views 〕追悼:戸塚洋二氏 (1942-2008) 【 無料公開記事 】
……………………………………………………………………………………………………
☆Nature8月21日号 News and Viewsに掲載された追悼記念記事を翻訳。
http://ml.emailalert.jp/c/acsJaafonGoIxIaj
……………………………………………………………………………………………………
☆今週のトップニュース『 熱帯低気圧が凶暴化した原因は海面水温の上昇なのか 』
……………………………………………………………………………………………………
☆遺伝:真核生物では、挿入/欠失部位の近くで一塩基変異率が上昇する
Single-nucleotide mutation rate increases close to insertions/deletions
in eukaryotes pp105 - 108
……………………………………………………………………………………………………
☆細胞:連続運動中移動中のミオシンVaのメカノケミカルカップリングの直接観察


2008年9月5日金曜日

就職への道のり4

間があいてしまいましたが,再開です。
もうこうなったら開き直って時間をかけていろいろ書いちゃおう。
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【いろいろな不安】
修士の間に,一度,教授がふらっとやってきて
「おーい,ちえさん,修士卒業したらどうするのー?」
とかなーりカジュアルに聞かれました。
「先生になるんだっけー」
え,ええと。
「教職の単位は取れますが,一応,博士課程まで進んでやれるところまでやってみたいです。。。」
と答えたような気がします。
「あ,そう,じゃぁがんばってねー」
で,教授は同じ学年の次の人へ。
「おーい,○○さん,修士卒業したらどうするのー?」

本人意思確認行脚,だったようです。
一番大事なところは本人に言わせる,気づかせる,テクでしょうか。
本人は不安だらけ,でしたが。

修士の間には,大きな事件や災害がありました。
オウム地下鉄サリン事件と,阪神大震災。
なんだか社会全体がものすごく不安な空気に包まれていたような気がします。

地下鉄サリン事件は,私が使っていた地下鉄の沿線でも発生しました。
その日はたまたま自転車で出かけ,救急車や消防車がいつにもなくたくさん往来していて,
ラボに到着して事件を知り,ぞっとしました。

阪神大震災は,大変なショックでした。
関西出身の友人の妹の彼氏,は,全壊したアパートに,卒論のフロッピーを探しに行った,
等の話を聞きました。
漠然とした不安,がしばらくつきまといました。
こんなのんきに実験を続けていていいのか。
しかも,何のためにこの実験をしているのか。
私が修士を取るってこと以外に何の役に立とうか。
そんなことをぐるぐる考えたりしましたが,
かといってボランティアに行く時間も決断力も実行力もなく。

【博士1年】
修士をやっとのことで通り(これまた中の中くらいの成績だったらしい),博士課程に進学しました。
いつもいつも不安でした。
「こんなんで博士取れるのかな。」
修士の時にたくさん手伝ってもらった反動というか,
コミュニケーションがそれほど上手くない私は,
お世話になった助手の方に話しかけるのが恐ろしく,
一年くらいぎくしゃくしました。

学振の書類に書いたプロジェクト,修士の間は,
「博士に進んでからやったら」
と教授に言われていましたが,
学振落ちて博士に進学したところ,
「博士からはじめても遅いんじゃない」
ガビーン。ええっ,そりゃないよ,先生,と当時は思いました。
でも,このプロジェクトは結果的にやらなくてよかったことが判明します。
私がD2の時に,アメリカの別のラボから論文が出ていました。
もし,私が,D1からこれをはじめてしまったら,再起不能な痛手を被っていたと思います。
でも,この世界,
"I did it, but you didn't"
なのです。アイディアがあっても,やらなければ無意味。

博士1年の秋,再び同じ学会に行きました。
このときも修羅場修羅場。
リポD,ユンケル,を飲んで徹夜。
ユンケルは次第に高い値段のものにしないと効かなくなります。^^;;;
学会が終わると,胃が壊れてました。
初めて胃カメラを飲み,
「こんなツライ思いをするんだったら,胃を壊さない生活しますう」
と涙ぐみました。

【論文書き】
「どんなことでもいいから,自分で論文にしてみなさい」
という教授の教えに従い(修士の頃から言われていた),
やっとこの頃から小さい小さい論文を書き始めました。
修論でまとめた英文テキストをもとにして,推敲し,英文校閲に出し,投稿。
ゲラが上がって来たときは感動しました。別刷り,というのにも。
周囲の人に助けてもらいながらも,なんとかここまでこぎ着けた。
組み写真の時もそう思いましたが,ああ,自分の作品だなぁ,と。

この年も,一応学振を出してみましたが,ハガキが返って来ました。
ハガキ→書類でダメー,ってことです。

【博士2年】
この年,両親がそろって退職しました。
母は定年退職。父はもう一年あったのですが,母と仲良く同じ年に退職。
年金生活をしている(しかも父は一年早かったので,すぐ年金をもらえない)
両親からこれまでと同じ額の援助を期待するわけにはいかず,仕送りの額は減りました。
しかし奨学金やアルバイトの中から,少しずつ貯金をしていたので,なんとかなりました。
でも,学振が通ったら,両親からの援助もなしでやっていける。
今年はがんばるぞう。
5月の爽やかな季節,学振の書類の締め切りを一週間あまりに控え,大変なことが起きました。
私の住んでいた部屋は雑居ビルで,階下に洗濯ものの水が漏れてしまい,階下の電子写植機が壊れました。その対応で数日まるまる潰れました。
はい,この年もハガキが返って来ました。

もう,とにかく論文を書かないと,やって行けないんだということが切実にわかってきました。
小さい論文を,こつこつと書いて,投稿。この年は確か2つ書きました。

自分が修士を取る頃,周りに随分手伝ってもらいましたが,この年はその恩返しにと,周囲を手伝いました。一つ上の先輩の博士論文要旨,とか,2つ下の修士論文要旨とか。時間はもちろんかかるのですが,この,周囲を手伝うという作業を通して,随分と勉強をさせてもらった気がします。客観的に仕事を見ることができるというか。私は要旨のレイアウトが結構得意になっていました。
#ちなみに論文要旨は,日本語でA4数枚に図と簡単な筋書きをまとめる,というものです。ちっちゃなポスターを何枚か作るという仕事。

この年,ものすごく元気な新人が入って来ました。
桁外れに仕事を進めるのが速く,M1の夏くらいにはもう,一報書き始めている,という勢い。
飲んだら飲んだで強烈。
デキの悪い先輩の私は,なんだかやりにくい奴が入って来たなー,と眺めていました。
私も結構飲む方なので,他のラボとの合同飲み会の時など,うちのラボの子が何かしでかしやしないかと
ひやひやしながら見ていました(じっさいいろいろやらかしてましたが)。

そんな人と将来結婚するとはこれっっっっっっっっっっぽっっっっっっっっっっちも思いませんでした。

(つづく)

2008年9月4日木曜日

内田麻理香先生のブログに

コメント欄にsuikyoとのやりとりで書いてありますが、
内田麻理香先生のブログに紹介していただきました。

http://ameblo.jp/marika-uchida/entry-10134692784.html

オフとオンのつながり、ブログをやっててよかった!と思った瞬間でした。

2008年9月3日水曜日

こんな記事が

コーヒーをやめましたが,こんな記事見つけました.

http://www.asahi.com/science/update/0901/TKY200809010182.html

その後の体調

お酒をやめ、コーヒーをやめ、
肉をかなり減らしています。
卵と牛乳は、週に2,3回程度。

一方、増やしたものは。
野菜、
ナッツ、
ゴマ、
海藻、
豆・豆製品、

主食は、
発芽玄米入りのご飯、
そば、
じゃがいも、など。

間食はやめられず、
りんご、バナナなどの果物、
ナッツ、
茎わかめ、
ふがし、
などを食べています。

コーヒーとお酒をやめたせいなのか、
野菜と穀物、豆を中心とした食生活のせいか、気持ちが安定しております。
ちょっとのんびりしすぎかなぁと思うくらい、変な焦りがなくなりました。

体重の変化は、徐々にですが減少の傾向にあります。
これまで単調増加だったことを思うと、良いことです。

ただし、デスクワークをしているとどうしても間食がやめられない、というのが悩みの種です。
これには二つ朗報があって、今年に入ってからおもーくのしかかっていた物書きのめどがついに出口が見えてきたこと、去年の夏に翻訳していた教科書はゲラの段階を通過したこと。

実験台や顕微鏡の前にいる時間が、自然と間食が減るでしょう。

コーヒーをやめてから一ヶ月経ちました.やめられるものです.
水分補給,この頃はもっぱら「お湯」
そんな生活をしていたら,同室の方から,ノンカフェインのハーブティーをいただきました!
嬉しい〜!有り難うございます!

このような生活をしていて気づいたこと.

○お砂糖たっぷりのクッキーなどを食べると,食べた直後は大丈夫でもあとで頭痛がするらしい.
○これは,パンやご飯など,白いものを大量に食べると同様のことが起こるらしい.
(こういう状態に陥ると,コーヒーが欲しくなりますよね.)
○野菜や豆っておいしい.
○食べたあと,上記の様な具合悪さが起こることはまずない.

何となく,続けられそうです.