幹事会の活動の一環で、今日は理事長との意見交換会に参加しました。
ここ数か月で一番緊張したかも。
(酒とカフェインをやめてから、緊張しなくなったんですが。)
言葉の一つ一つに迫力があって、圧倒されかけました(いやほんとすごい迫力ですいつ見ても)。
が、何度か発言させていただきました。
研究者のわれわれは、今まで通りに研究を進めなさい、ただ、投入した予算をを考えると、研究所のアクティビティを、ショーウィンドーにちゃんと工夫して並べていき、世間の理解と認知を得なくてはいけないんだ、とのことでした。
これは去年の総会での講演でのメッセージに関連したことでした。
この頃、私が一般公開めぐりや、広報の仕事に興味を持つようになったのも、元をたどれば去年の理事長の講演が遠いながらも一つのきっかけになっているかも、と思い返しました。
特許についての話になった頃、ちょうど残り時間が少なくなってきて、
「ライフサイエンス系は特許が少ない」
という流れになり、では「生物系の方、順々に自己紹介も兼ねて」というツライ展開に。
はい、率直に、これまで「これっぽっちも」特許出願ということを考えたことなかった、ということを告白しました。ただこれを良い機会に考えていきたい。ただ心配なのは、本当に意味のある特許申請をしないと、維持料ばかりがかかってダメなのでは?ということを申し上げたところ、
「その通りだ」とおっしゃってくださいました。
最後に、今年は選挙が大変なのでバックアップの一言を総会の講演で、とお願いしましたら、
「そんなのなんで僕がやらなくちゃいけないの!」とおっしゃられました。
あはは、それもそうです、もちろん私たちも宣伝しますが、選挙の直前に総会があるので、もし言っていただけると大変心強い、と食い下がってみました、が、あまり良い感触は得られず、そこで時間切れ。
幹事会の仕事はそれなりに大変でしたが、こういう機会があるというのは大変ラッキーなことです。
また再び反芻してエントリにするかもしれません。
2 件のコメント:
自分の意見を述べるちえこママさん、素敵です♪
確かに、特許は出願と維持にかかるお金の割に、ロイヤリティーが入ってくる特許なんて限られているのですから、費用対効果でいうと微妙なことが多いですよね。
特許や論文以外に、研究の成果を数値で測れるものって、何があるんだろーなー、って考えちゃいました。
ママ研究者さん、コメント有り難うございました!
>特許や論文以外に、研究の成果を数値で測れるものって、何があるんだろーなー、って考えちゃいました。
あ、去年の総会の講演会で理事長がおっしゃっていた内容とすごく関連します。うちの研究所の、計測可能な価値は論文何報と特許いくつ。でもこれでいいの?(割り算をすると、本当にどきりとします。)それだけでなく、計測できない価値を上げる努力もしていこう、ということをおっしゃっていました。
そこで、アウトリーチとか次世代育成とか、そういうのを私は考えていきたいなぁ、とりあえず一般公開の関連の仕事には少しコミットしていこうかと思っているところです。
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