2008年11月28日金曜日

軟X線、ジベレリン受容体とジベレリンの結晶構造解析

この頃、サイエンス関連のメモを発信するのを怠っていましたので再開します。

二つ、プレスリリースで「おっ」と思ったものを紹介します。

【「水の窓」領域の軟X線の発生】
http://www.riken.jp/r-world/info/release/press/2008/081125_2/index.html
これが本当に生きた試料を観察するのにアプライできたら、電子顕微鏡の解像力で細胞内構造を生きたまま観察できるのかも。

【ジベレリンとその受容体の結晶構造解析】
http://www.nagoya-u.ac.jp/info/research_news/081127_nubs.pdf
「第2の『緑の革命』の起爆剤になりうる」という応用面へ与えるインパクトも大きいですが、進化の過程でジベレリンの受容体を巧みに進化させてきた、というのが私としては印象深いです。

2 件のコメント:

suikyo さんのコメント...

>ジベレリン
私もおっと思いました!
すごく興味深かったです。

ちえこまま さんのコメント...

suikyoさん,コメント有り難うございました!

進化の過程で,もともとは別の機能のタンパク質をホルモン用に作り替え,チューンナップしてきた,というのがぐっときました.