昨日は高圧急速凍結装置を稼働しました。
今回は、2人のポスドクの方と一緒に。
2人とも、高圧急速凍結装置が稼働しているのを初めて見るので、たいそう新鮮だったようです。
ところでこの装置、とても大きい音がします。
試料を固定する(この場合は凍結させることです)時は、冷却すると同時に2000気圧という高い圧力をかけます。
そのときに、ブシューというかドーンというか、そこらに響き渡るすごい音がするわけです。
試料ホルダーを装置に装てんして、吹っ飛ばないようにピン(直径3cmくらいの頑丈な金属製の棒)で固定します。パネルでReady点灯を確認して、Jetを押します。
左手はピンを押さえています。
ブシュー、ドーン!
その後、ピンを素早く抜いて、試料ホルダーを出し、できるだけ早く液体窒素の入った作業用容器に試料ホルダーの先端を漬けます。
これが1shot。
昨日はtest shotも含めて15shotくらいしたのですが、2人は1shotごとに大受けでした。
ブシュー!ドーン!
「あははははは~」「すごい~」
15回も繰り返すとさすがに笑いは少なくなりましたが、それでもほぼ最後まで楽しそうでした。
私も最初見た時はすごいびっくりしたっけ、と、昔を思い出しました。
楽しげな2人を見て、初心わするるべからず、と思いました。
そうそう、温かくなったせいか、液体窒素の減りが思いのほか早かったです。
次はもっとがっちり入れて実験に臨みましょう。
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