久々に読書エントリです。
勝間さんがブログ等で紹介されていた、押切もえさんの「モデル失格」。
普段全くメイクやファッションに興味のない私ですら、大変興味深く楽しく読めました。
元気になれる本です。
モデルというと大変華やかな職業に違いないと思ってしまいますが、意外や意外、押切さんは実にさまざまな苦労をされているのに驚きます。ファッション誌で見かける華やかさとは裏腹に、実際にはとても厳しい現実の連続だったそうです。プロのモデルとして大活躍する前は、様々なバイトをしたそうです。また、怪我などのくだりは壮絶です。
しかし彼女のすごいところは、苦境やコンプレックスに向き合って一つ一つ対処していく驚くべき強さとしなやかさ。
あの美しさ、スタイルの良さ、くっきりとした個性を持ちながらも多くの読者に愛されてきたこれまでの彼女のすべてが、その強さに裏打ちされているように思います。
モデルとしての天賦の才というのは、骨格、顔の大きさやつくり、手足の長さといった、遺伝的に決められてそう簡単には変えることが難しい身体的な特徴でしょう。それについては、彼女は必ずしも業界の中では優位にあったわけではなかったようです(あのスタイルの良さで!?と驚いてしまいますが。)。でもそれをバネに努力を続け、彼女は今あれだけの輝きを放っているのです。
単純に、素直に、すごい、と思います。
研究者の天賦の才というと、直観力や論理的思考力や記憶力?顔のつくりや骨格などに比べれば、トレーニングでそれなりに改善や向上が期待できる要素なのかもしれない、なんて思いました。まして、実験の巧さや手先の器用さ、段取りの良さ、文章力などは、訓練次第でいかようにでもなるだろうなぁ、とも。
生きている世界もライフスタイルも価値観もすごく違うのですが、それでもとても励まされました♪
おススメです。
私は彼女よりもずっと年上ですが、彼女と同年代あるいは年下の女性で、元気になりたい、毎日をもっと輝かせたい、という人にはうってつけじゃないかな。
2 件のコメント:
ちえこままさん、お返事ありがとうございました。前の記事にもお返事書かせていただきましたが、もしかしてお気づきで無いかも…!と思い、こちらにも書かせていただきました。(もしお気づきでしたら、大変失礼致しました。)
前にエントリされた記事読みました。
今実績がある人も、学部生の時は学部生の、院生の時は院生の、それぞれのレベルで頑張りながらコツコツ努力して今のレベルに到達したんですよね。そういう人と、今の自分を比べて自己嫌悪しても仕方がないことなんだなあ、と実感しました。いきなり何か難しい事(自分の先輩や、ちえこままさんがやってらっしゃるようなこと)をしなければなら無いと思うから、「自分には無理だ」と思ってしまうんだと思います。
「自分はちゃんとやっていけるだろうか、不安だ不安だ」といって何もしないままでは、いつまでたっても同じ状態のまま、月日がたった分更に焦りは強まるばかりですよね。
教授や准教授のアドバイスに従いつつ努力を続けていこうと思います。
そしていつかちえこままさんのように「研究している自分」を好きになれたらいいなと思います。
アドバイスありがとうございました。お返事が遅れてしまい申し訳ございません。また覗かせていただきます^^
追伸:「モデル失格」、面白そうですね。本屋さんで探してみようと思います^^
仙さん、コメントありがとうございました!
以前の記事にもコメント有難うございました!うっかり見落としていました。す、すみません。。。
> いきなり何か難しい事(自分の先輩や、ちえこままさんがやってらっしゃるようなこと)をしなければなら無いと思うから、「自分には無理だ」と思ってしまうんだと思います。
そうそう、そういう気持ち、よくわかります。私も若いころそういう思いに少なからずとらわれていました。
>「自分はちゃんとやっていけるだろうか、不安だ不安だ」といって何もしないままでは、いつまでたっても同じ状態のまま、月日がたった分更に焦りは強まるばかりですよね。
そう、そういうことです!!
> 教授や准教授のアドバイスに従いつつ努力を続けていこうと思います。
そうですね。そしてプラスアルファがあるとすれば、「自分でも考えぬく」という姿勢があると良いと思います。あまりに上司の言うことをそのまま素直に聞いていると思考停止に陥ってしまいます。そして議論する力がつきません。なので適度なバランスで♪
> また覗かせていただきます^^
こちらこそ、いらしてくださって、有難うございます♪今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
> 追伸:「モデル失格」、面白そうですね。本屋さんで探してみようと思います^^
おススメですよー♪
仙さんも頑張ってください、応援しています♪
コメントを投稿