2009年10月6日火曜日

今年のノーベル賞 物理学賞

「ほでりぽ」で教えてもらったサイトで見てみたら,物理学賞も発表されていますね.
"for groundbreaking achievements concerning the transmission of light in fibers for optical communication"
"for the invention of an imaging semiconductor circuit – the CCD sensor"

「光ファイバー」と「CCDセンサーの発明」.

ちなみに,私が大変よくお世話になっている共焦点レーザー顕微鏡システムでは,この両方が使われていますね.レーザーを導入するために光ファイバー,撮像カメラにはCCD.
もちろんもっと身近に,光ファイバーは今や通信インフラには欠くことができないものですし,CCDはデジカメ等デジタルイメージングに広く使われていますよね.最近はCMOSセンサーに押されているようですが.

何となく感じたのですが,去年のような理論物理系の分野と(最も純粋な基礎科学と言ってもいいかもしれない)と今年のような応用にも繋がる分野,交互とはいかないまでも,片方に極端に偏らないようにといった判断がされているのでしょうかね.
一方で,医学生理学賞はこのところ病気の原因の発見,という応用の分野が受賞することが多いような気がしていたのですが,今年は基礎寄り(前のエントリとも関連しますが),とみなすこともできるのかも.

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