2009年4月9日木曜日

私と化粧

suikyoさんのエントリを見て、私と化粧について書いてみようと思います。
現在のリアルの私を知っている人は、私がめっっったに化粧しないことをご存じと思います。

そんな私も大学生の頃は熱心に化粧をしていました!
すっぴんで外を歩くなど「なんて恥ずかしい!きゃー!」と思っていた時代もあります。
なんどかまったくしなくなるフェーズと、またそれがぶりかえして「ちゃんと化粧しなきゃ」というフェーズを何度も繰り返しました。

化粧をはじめたのは大学入学の頃。
最初まったくしなくなったのは。。。3年から4年になる頃だったと思います。
研究室をうろうろしはじめた頃です。

4年の前期、教育実習があったので、また化粧をしはじめます。
でも卒研で忙しくなる頃、また化粧がおろそかになりました。

修士課程に入った頃、「これじゃいけないかも」とまた化粧をしはじめます。
修士を取るのに多忙を極め、また化粧しなくなりました。

博士課程に入った頃、また化粧をしはじめ、
でも博士2年の頃には日常的には全くしなくなりました。

社会人になった頃、しばらくは化粧をしていました。
そして3か月もしないうちに再び化粧をしなくなり、現在に至ります。

日常的に化粧をするきっかけを逸してしまった理由としては、
○生活が大きく変わる節目がなくなった
○化粧に無頓着な夫と結婚した
○海外に行ったら(少なくとも私の周りでは)それほど熱心に化粧をしている風情の同年代の女性はそれほど多くなかった
(ひいては日本人女性は化粧に熱心でなおかつ上手なのかも、と思いました)
○子供が生まれた
○「これじゃいけないかも」というプレッシャーがなくなった(何故?)

積極的に化粧をしない理由(いいわけ)としては、
○時間とお金のコスト
○化粧道具が古くてなんとなく気持ち悪いがかといって新しいものを買う気もしない
○中身が大事と思っている
○若いころほど劇的な効果がない(爆)
○見かけを気にするならば化粧をするより痩せる方が先決だ

それでも学会などに行く時には一応化粧道具一式を持っていき、発表の時は化粧をします。
中身が勝負とか言って矛盾してますかね。(笑)
でも、私にとっては装飾とかマナーとか言うよりは、戦闘準備、なのかもしれません。

あとはさすがに冠婚葬祭の時はします。
お化粧道具はどんどん古くなるし、そう何回も使わないのに高いお金をかけて新しいものを買うのもどうかと思うので、結婚パーティーのような華やかな場の場合には美容院でメイクをお願いすることも多いです。

まぁこの業界に入って、服装や化粧に特に気を使う必要がないのは私にとっては今のところ大変心地よいです。
あ、もちろん、男女問わずおしゃれでみぎれいにされている方も中にはいます。

要は、服装や身なりに気を使うか使わないか、いろんなことをひっくるめて、とことん、その人らしさ、というのが尊重されているからかもしれません。

だから、するもよし、しないでいるもよし。
それが私の現在のスタンスです。

追記:
今回の話題にあったような、健康状態に対する積極的な効果、というのが現れるかもしれないフェーズ、
つまりおばあちゃんになったら、また化粧をするようになるかもしれませんね。(笑)
ただし、この研究を指揮したのは、やはり化粧品の会社であることも忘れてはいけないかもしれません。

5 件のコメント:

suikyo さんのコメント...

>すっぴんで外を歩くなど「なんて恥ずかしい!きゃー!」と思っていた時代もあります。

そうだったのですね!
私は未だかつて、日常的に化粧をするフェーズに入ったことがないのですよね…
学会発表の時は口紅くらいは塗ることもあります。あと、初対面の人に会うときも、口紅くらい…

でも、一応「これじゃいけないかも」くらいには思っているのですが、ほとんど実行に移されていないということは、あんまり真剣に思っていないのでしょう^^;

仙 さんのコメント...

はじめまして。
某大学獣医学科で、バリバリ研究をやる研究室に配属されて右往左往している下っ端研究員の5年生です。専門は牛の胎盤です。
研究室に入って研究をかじるようになり、学会などに出かけていく先輩を見たり、論文を読んだり次にやるべき実験、検証すべき結果などを考えて悩んだりして、研究者ってすごいな、ってしみじみと感じました。
今は論文を和訳するだけで一苦労だし、(PubMedで何時間も論文を探したり…)どんな実験をすればいいのかすら分からず、途方に暮れています。ちゃんと卒論を仕上げられるのか、とても不安です。
ちえこままさんは、研究はじめたばっかりの時、どんなことで悩みましたか?
はじめましてなのにこんな質問して申し訳ございません。
このブログはGFPについて検索していてたどり着きました。(GFPを使ってみようと思っているので…)
研究者の方の日常など特殊で興味深いです。ちょくちょく寄らせていただきますね^^
ちなみに私も研究室に入ってしばらく、毎日同じ数人としか顔を合わせない日が続き、化粧をしなくなりました。
これはいかん!ということで、周りからは「ギャルメイク」と言われますが、ちゃんとメイクするようにしています。(つけまつげ必須!)

ちえこまま さんのコメント...

suikyoさん、仙さん、コメント有難うございました!

suikyoさん、

> あんまり真剣に思っていないのでしょう^^;

私もそうなのだと思います。
「なんて恥ずかしい!きゃー!」と思っていた頃は、バブルがはじけた直後くらいでまだまだ世の中は浮かれ気味でした。年齢もあってか、回りに合わせることに今よりはずっと真剣だった(あるいは無意識に合わせようとしていた)のでしょうかね。

仙さん、

> ちえこままさんは、研究はじめたばっかりの時、どんなことで悩みましたか?

一言で言うと、
「自分はこの業界で食べていけるようになれるかどうか。」
ということで悩みました。それが一番大きいです。結婚して家庭に入るということは一切考えていなかったので、たとえ一人でも生きていけるようになりたいと思っていました。膨大な投資を親にしてもらい、奨学金も借りていましたから、モノにならない、というのが一番怖かった。

それに付随して、卒業できるか、修士を取れるか、博士を取れるか、というすべての段階で苦労しました。

そして今だに次の職はあるだろうか、と悩んでいますが(笑)、今は自分のことが好きですし、幸せだと思っています。とても有難いことです。

まぁでもそんな私も悩みに悩んだ時期はあります。自分が嫌いだったこともあるし不幸せだと思っていたこともあります。

前に学部生から院生時代のことをエントリにしたことがあります。詳しくはそちらをご参照いただければと思います。

http://pawawappu.blogspot.com/2008/08/blog-post_3409.html
http://pawawappu.blogspot.com/2008/08/blog-post_21.html
http://pawawappu.blogspot.com/2008/08/blog-post_23.html
http://pawawappu.blogspot.com/2008/08/blog-post_25.html

仙 さんのコメント...

ちえこままさん、お返事ありがとうございます。
前にエントリされた記事読みました。
今実績がある人も、学部生の時は学部生の、院生の時は院生の、それぞれのレベルで頑張りながらコツコツ努力して今のレベルに到達したんですよね。そういう人と、今の自分を比べて自己嫌悪しても仕方がないことなんだなあ、と実感しました。
「自分はちゃんとやっていけるだろうか、不安だ不安だ」といって何もしないままでは、いつまでたっても同じ状態のまま、月日がたった分更に焦りは強まるばかりですよね。
教授や准教授のアドバイスに従いつつ努力を続けていこうと思います。
そしていつかちえこままさんのように「研究している自分」を好きになれたらいいなと思います。
アドバイスありがとうございました。お返事が遅れてしまい申し訳ございません。また覗かせていただきますね^^

ちえこまま さんのコメント...

仙さん、コメント有難うございました!

す、すみません、うっかり見落としていてお返事遅くなりました。

> そしていつかちえこままさんのように「研究している自分」を好きになれたらいいなと思います。

応援しています!

ブログを見にきてくださって、有難うございます、これからもどうぞよろしくお願いいたします♪